【12月号の巻頭言】
・あっという間の待降節入りです。コロナに加えて、インフルエンザが燃え盛りそうな懸念ももたれています。師走のあわただしさに巻き込まれて体調を崩すことのないよう、くれぐれも気を付けましょう。
・11月の「カトリック・あい」の月間総閲覧数は 2019 年 11 月の教皇来日以来の2万件台乗せとなった前月(2 万1061 件)を、日数は前月より1日少ないにもかかわらず、さらに上回り、2万2800件と記録的な高水準となりました。
・急増の最大の原因は、残念なことではありますが、東京教区関係の不祥事がさらに重なったことにあります。東京教区で「女性と子供保護委員会」の担当司祭がまさにその問題で更迭されたとの記事が 前月に続いて読まれ870件、3か月では1520件という記録的な閲覧に。さらに、11月に入って教区が明らかにした覚せい剤取締法違反の主任司祭逮捕(665件)、日刊紙が報じた神言会の司祭の繰り返しの性暴力(340件)が加わりました。
・暗いニュース続出の中で、10月約1か月にわたったシノドス総会第一会期の総括文書を「カトリック・あい」は東京1人、大阪1人、四国2人の翻訳協力者を得て半月で全文を試訳し掲載していますが、月間個別閲覧件で3位の350件、10月からでは420件も読まれていることは、救われる思いです。シノドス関連は他にもコラムを含めて読まれており、日本の司教団の消極姿勢とは対照的に司祭、信徒の関心の高さを示しています。
COP28を前にした、教皇の環境使徒的勧告「Raudate Deum」も「カトリック・あい」による全訳が、過去90日間に313件も読まれています。
・大阪・高松教区の突然の合併と対応の拙劣さに関しても前月に続いて高い閲覧件数が続き、90日間では、特集・提言記事が4位の366件、信徒の疑問276件、明確説明なしのまま新教区設立式220件と高水準です。
・「評論」も、何もしない聖書週間・聖書協会共同訳問題が月間5位の146件、東京補佐司教任命のもつ意味が8位の91件、注目されるのは5年前から掲載している「解説・定年まで10年以上残し・・・教区見直し、司教定員見直し必要」が10位の74件となっていることです。この解説の主張が、大阪・高松合併で結実した、と言えればいいのですが…。
・そうした中で、コラムは相変わらず読まれています。「神様からの贈り物」「愛ある船旅」「シノドスの道に思う」「Cris宗教と文学」など、いずれも月間で60件から70件の閲覧件数に達しました。
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・12月は、教会行事としては、3日から待降節入り。24日が受胎告知の祝日、クリスマス・イブ、25日主の降誕の大祝日、31日聖家族祝日と続きます。
・教皇は、使徒的勧告を受ける形でドバイでのCOP28 に出席、演説される予定でしたが、インフルエンザで中止となりました。しかし、パロリン国務長官などバチカン代表団は会議に参加し、教皇もビデオ参加を検討中と見られます。
・シノドス総会の総括文書など、シノドスの道に関係する動き、国際的にはパレスチナ、ウクライナ、ミャンマー等々、紛争地域の状況と教皇、バチカンなどの対応も、重点的にフォローしていきます。
・性的虐待問題および東京教区などで相次ぐ不祥事についても、教会そして司祭などに対する信頼を大きく毀損するものであり、目を離せません。仙台教区の聖職者による性的虐待に関わる損害賠償請求訴訟は、12月半ばに仙台地方裁判所で最終和解協議が予定されています。教区に対して真摯な謝罪を求める原告に、教区側がどこまで応えるのか、罪を認めず、単なる「和解金」で済ませ、原告をさらに傷つける結果となるのか、しっかりと見て行きたいと思います。
(「カトリック・あい」代表・南條俊二)
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《主要記事の見出し》
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*見出しの頭の【☩】は教皇の言葉です。
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新☩世界人権宣言採択75周年―教皇「人権を守る取り組みに、決して終わりはない!戦火に苦しむ人々のために平和を祈り続けよう」⇒
VIDEO
新☩「私たちが『沈黙』を大切にし、『耳を傾け』、間もなくおいでになるお御子を証しする『声』となれますように」教皇、待降節第二主日に⇒
VIDEO
【教皇、COP28出席と使徒的勧告「Laudate Deum(神をほめたたえよ)」】
新☩「会議が私たちの共通の家とその住民に良い結果をもたらすように」COP28の12日閉幕を前に⇒
☩「『平和』と『気候』のために、諸宗教は力を合わせよう」COP28Faith Pavilionの除幕式にビデオメッセージ⇒
☩「『死の文化』でなく『命の文化』のために働こう!」-教皇フランシスコがGOP28会議参加国へメッセージ⇒
*COP28で諸宗教指導者たちが各国指導者に「協力と決断を伴う迅速な行動」を求める共同宣言⇒
*COP28に向けた教皇の使徒的勧告「Laudate Deum」全文=「カトリック・あい」日本語試訳と公式英語訳⇒
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☩教皇「私たちは気候変動の地球的危機に、十分に対応していない、限界点に近づいている」と訴え ⇒
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The Vatican unveiled its annual Nativity scene on Dec. 9, 2023, paying special tribute to the origins of the beloved tradition on its 800-year anniversary. | Credit: Credit: Daniel Ibañez/EWTN
☩「不正義、貧困、戦争に押しつぶされた人々に慈しみの眼差しを向け、回心の道を私たちにお示しください」、教皇、無原罪の聖マリアの祝日に⇒
VIDEO
☩「告知を受けたマリアの『驚き』と『忠実』に学ぼう」—8日・無原罪の聖マリアの祝日の正午の祈りで⇒
☩「戦争で引き裂かれたウクライナ、イスラエルとパレスチナのために祈る」教皇、一般謁見で⇒
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新*急速に縮む教会-オランダの司祭たちに”燃え尽き症候群”を起こしている(Crux)⇒
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*教皇、「World Day of Children(世界こどもの日)」を制定、第一回は2024年5月に⇒
新*2024年キリスト教一致祈祷週間は1月18日から25日に⇒
*教皇、枢機卿顧問会議(G9)を開催、「教会の女性的側面」について意見交換⇒
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【12月のコラム】
*【森司教のことば/再掲】「極貧、独裁者、難民、虐殺、民族宗教などのキーワードで キリスト誕生の物語を読む」⇒
・“シノドスの道”に思う ⑥第16回総会第一会期の総括文書を『カトリック・あい』試訳で読む⇒
・Chris Kyogetuの宗教と文学⑧「私の聖家族ー太宰治『パンドラの匣』から」⇒
・神さまからの贈り物 ⑤「 『思いやり』のプレゼントは、何よりも嬉しい」⇒
・愛ある船旅への幻想曲 ㉞待降節に-「若者たちが『喜びにあふれた主役』になる教会」とは程遠い現実⇒
・ガブリエルの信仰見聞思 ㉟聖母マリアの待降節(アドヴェント)の足跡をたどる⇒
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【パレスチナ、ウクライナ、ミャンマー】
新*ガザ南部の中心都市ハンユニスで激戦、住民は脱出に必死、北部の避難民キャンプの10万人も危機的状態⇒
*「ウクライナで起きているのは、『自由への戦い』だ」ウクライナのカトリック大学副学長がVatican Newsと会見⇒
☩「戦闘再開がもたらすものは死と破壊だ」教皇が批判⇒
戦闘再開後、ガザ地区北部から上がる煙 2023年12月3日 (ANSA)
☩ 「ウクライナ、聖地、そして世界の平和を祈ろう」教皇、ビデオメッセージで呼び掛け⇒
☩「ミャンマー、ウクライナ、パレスチナとイスラエル… 和平は可能。決して戦争に身を委ねてはならない!」19日正午の祈りで⇒
Palestinians flee Gaza City as an Israeli armoured vehicle rolls past (AFP or licensors)
☩「人道支援の確保、平和的解決を」教皇、 スーダン内戦で訴え⇒
☩「正当防衛の権利は譲れない、だが命を脅かされる人々を守る責任も」教皇、パリ平和フォーラムにメッセージ⇒
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【シノドス総会第一会期とその後】
☆シノドス総会第一会期「総括文書」全文の日本語試訳(「カトリック・あい」試訳終了・その後改訂あり=11月29日現在)⇒
*シノドス第16回総会第一会期「総括文書」公式英語訳全文)⇒
*総括文書発表—「すべての人を包み込み、世界の傷に寄り添う教会に」⇒
(総括文書解説)シノドス総会―”コンセンサス”を追求、争点のある問題は”弱音ペダル”で終える(Crux)⇒
*「ドイツの教会の”シノドスの道”はカトリック教会の一致を脅かしている」教皇、4人の女性神学者の訴えに返答⇒
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【性的虐待問題など不祥事】
新*覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された東京教区の司祭が、処分保留のまま別件の麻薬特例法違反容疑で再逮捕⇒
新*「麻薬特例法違反で教区司祭再逮捕にお詫び、COP28と宣教地召命促進へお願い」菊地大司教メッセージ⇒
*カトリック東京教区の司祭が覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕-菊地大司教、「重く受け止め、捜査に全面協力」⇒
*「司祭から繰り返し性暴力」-女性信者、神言会を相手取り、損害倍書訴訟へ-朝日新聞が報道⇒
*カトリック東京教区が「子どもと女性の権利擁護委員会」担当司祭を更迭、休養扱い-理由説明は今後に⇒
*「2023年3月まで1年間で性虐待の申し立ては4教区、5件」とは?”ガイドライン”決定から2年半かかって「日本の教区での性虐待に関する監査報告」⇒
新☩「性的虐待は神が与えられた人間性への裏切り、虐待への”沈黙”を打ち破る必要」-教皇、仏西部ナントの被害者代表たちに⇒
☩教皇「女性に対する暴力という毒草の撲滅を」-25日の国連・女性に対する暴力をなくす国際デーに⇒
*スペイン司教団が性的虐待の被害者たちに謝罪、ただし「一部メディアの”44万人”は真実でない」と⇒
*カトリック聖職者に性的虐待を受けた未成年者は20万人以上—スペインの独立調査委員会が推計⇒
*教皇、ルプニクの性的犯罪に対し、教会法の「時効」解除、成人への性的虐待も厳罰の姿勢明確に(Crux)⇒
*教皇、英国の性的虐待被害者支援のLOUDfence代表と会見、活動に感謝される(Crux)⇒
*司祭による性的不祥事続出で管理責任問われ、ポーランドの司教が辞任⇒
☩「子供たち、弱い人々の苦しみの中に、性的加害者がイエスの眼差しを見るように」教皇、中南米未成年保護研修委員会の代表たちに⇒
*元イエズス会士による性的虐待の被害者たちが、教皇に公開書簡ー「”Zero Torelance(容赦ない処罰)”はPRキャンペーンに過ぎない」(Crux)⇒
*「破産申請の可能性が極めて高い」と米サンフランシスコ大司教が表明―聖職者の性的虐待訴訟の重圧で⇒
☩「聖職者の性的虐待は”疫病”、”ゼロ・トレランス”で真剣に対応必要」教皇、帰国途上の機中会見で(Crux)⇒
☩「数々のスキャンダルで傷ついた教会は、新たな歩みを求められている」ポルトガルの教会指導者、司祭、信徒たちに⇒
(コラム)日本の聖職者による性的虐待―”シノドスの道”からほど遠い、高位聖職者の”沈黙”、教区担当者の”驚きの発言”
*米司教団が未成年性的虐待など2022年・年次報告―年間の被害訴え1998人、2704件に“減少”だが⇒
*バチカン新教理省長官―「聖職者の性的虐待への対応は、訴えた人を信じ、適正な手続きを踏むこと」⇒
☩「聖職者による性的虐待に対処するため、『償いの霊性』を深めて」教皇、Servants of the Paracleteの会員たちに⇒
*ドイツのカトリック信者数が昨年一年で過去最大、52万人も減少―背景に性的虐待による信頼危機⇒
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(評論)まったく盛り上がらなかった聖書週間の「全国運動」、発刊5周年の「聖書協会共同訳」をどうするのか⇒
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*「ロンドン巨額不動産不正取り引き」裁判で、バチカン国務省が被告に1億7700万ユーロ(約270億円)の損害賠償を請求⇒
*カトリック北京大司教が周枢機卿の招待で、香港を初訪問⇒
・中国共産党管理の中国天主教愛国会会長の北京大司教が香港のカトリック教会訪問-香港の人権活動家弾圧など続く中でバチカンは中国と関係強化?(Crux)⇒
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【ウクライナ】
*ウクライナで国際カリタスの大型支援物資備蓄倉庫がロシアのミサイル攻撃で破壊、炎上-バチカン支援援助省長官が深い悲しみ表明⇒
☩「”通常兵器”の使用はあくまで防衛目的、民間人に向けてはならない」教皇、リヴィウのカリタス支援物資倉庫の破壊を強く非難⇒
ロシアのミサイル攻撃で炎上するウクライナ・リヴィウのカリタス支援物資備蓄倉庫 (AFP or licensors)
*バチカンのズッピ・ウクライナ和平代表、中国外務省のユーラシア事務特別代表と会談-”対話促進”で合意?⇒
*「教皇の発言は『新ロシア的』、信頼できない、バチカンの調停で和平実現はない」ウクライナ大統領顧問が批判(CRUX)⇒
*「偉大な母なるロシア…」の教皇発言に、ウクライナのギリシャ・カトリック司教団が「私たちに大きな痛みを与えている」と抗議(CRUX)⇒
*教皇の“偉大な母なるロシア”の失言にウクライナは遺憾表明、ロシアは謝意!(CRUX)⇒
☩「長引く戦争の中で、和解の種を蒔き、平和を造る者となれ」教皇、ロシアの若者たちに⇒
☩「痛ましい試練を受け続けているウクライナの人々のために祈ろう」教皇、水曜恒例一般謁見で⇒
*豪司教協議会の代表団がウクライナ訪問、ロシアの軍事侵略の惨状を確認、被災者たちを激励⇒
☩「人類の飢えを癒す小麦の”破壊”は神に対する重大な冒涜」教皇、ウクライナ産穀物の輸出協定回復を訴え⇒
☩「北アフリカ砂漠で、世界で相次ぐ熱波や洪水で、ウクライナで、苦しむ人たちに緊急の救援を」教皇が訴え⇒
*ズッピ和平特使が訪米、バイデン大統領に教皇の書簡を手交、ロシアが連行のウクライナの子供たち帰還実現へ協力⇒
*「バチカンは、ロシア政府・軍による『組織的な戦争犯罪』に目を背けない」国務省のギャラガー外務局長が講演⇒
+教皇、改めてウクライナと聖地の速やかな和平実現を訴え⇒
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【シノドス総会Ⅰ】
*「性転換者の受洗認める、同性愛者のカップルが代父母となることも条件付きで」バチカンがブラジルの司教に回答書(Crux)⇒
*教皇が、カトリック神学のあり方について自発教令「現代世界のために神学の”革命的転換”が必要」⇒
*「女性助祭」実現には前向き、ペルーの性的虐待問題にバチカンの早急な判断を希望—アマゾン地域司教協議会会長が会見(CRUX)⇒
☩教皇がシノドス総会閉幕ミサ—「神と隣人への愛が、すべての核心」⇒
☩「私は、教会を『神の誠実な民』と考えたい」と教皇、25日午後の全体会議冒頭で特別発言⇒
*総会参加者が全世界の信者に宛てた「a Letter to the People of God(神の民への手紙)」を発表—来秋の総会Ⅱに向けてすべての人の参加を希望⇒
*「中東の若者たちを助け、平和実現の手立てを提供するように」全体会議で特別声明—21日の定例記者会見⇒
*「武器取引で第三次世界大戦に加担する人々に回心の呼びかけを」20日の定例記者会見で討議の模様⇒
☩「私たちが、現代の旅人たちの『隣人』であるように」—教皇、聖ペトロ広場の移民・難民の徹夜の祈りで⇒
【 シノドス総会ファイル】③「シノダリティ(共働性)」は、「新たな福音宣教」と同じ道をたどるのか?(Crux)⇒
☩「愛に燃える心臓が、今の教会にあるか」教皇、リジューの聖テレジア生誕150年に使徒的勧告⇒
【シノドス総会ファイル】②開かれた窓、閉じられた扉、そして司祭不足という困難な問題(Crux)⇒
【シノドス総会ファイル】① 陳枢機卿の書簡が”沈黙”を破り、バチカン裁判が議論に影響を与える(Crux)⇒
*「移民・難民、女性、貧困などが作業部会(分科会)のテーマになっている」—広報長官、5日夕の第一回記者会見で⇒
☩教皇、枢機卿5人の”疑問”に返答-同性カップルの祝福は慎重な”Yes”、女性司祭は”No”(Crux)⇒
*シノドス総会直前、有力保守派枢機卿5人が教皇に対し、同性婚の祝福や女性司祭叙階、シノドスの権限などに”疑念”を提起(Crux)⇒
*「聖職者などによる性的虐待への対処が改められていない、真剣な対応が必要」教皇の未成年者保護委員会が、新枢機卿叙任式とシノドス総会に強く求める声明⇒
*(解説)「既婚司祭」「女性助祭」の論争回避。可能性は排除せずー新使徒的勧告で(Crux)⇒
*「世界的に深刻な課題抱え、信頼が揺らぐ教会に、いかに希望の地平をもたらすか」―”シノドスの道”・世界代表司教会議10月総会の討議要綱発表⇒
*10月の世界代表司教会議総会の討議要綱全文(英語版)⇒
(評論)シノドス総会の討議要綱には進歩的なテーマが盛り込まれているが、教会の分裂を助長する懸念も(Crux)⇒
*「『シノドス』と『シノダリティ』―日本のキリスト者と教会の生活に影響を及ぼしている問題は何か」駐日バチカン大使、春の司教総会で挨拶⇒
*”シノドスの道”-10月の全世界代表司教会議総会で一般信徒、聖職者70人に議決権⇒
☩「司祭の独身制は”当座の処方箋”」-教皇、着座10周年を前にアルゼンチンのメディアと会見(VN)⇒
*「同性カップルの祝福をドイツの教会が勝手に進めることはできない」とバチカン国務長官(Crux)⇒
☩「Sinodalityの重要性を再認識した公会議決定の完全な実践にあと40年必要」と教皇⇒
*アジア大陸レベル会議で女性たち「私たち声も聴いてほしい」(VN)⇒
☩「”シノドスの道”でドイツの教会改革はイデオロギー的でエリートが作ったもの」と教皇が批判ーAP通信と単独インタビュー(Crux)⇒
*教会に関する戦略的研究:ドイツの教会がバチカンから離れたら、どうなるか(Crux)⇒
*「カトリック教会は刷新できるか」-ポストコロナの教会を導く7公文書の邦訳・解説を出版⇒
*”シノドスの道”で日本の司教団が「大陸ステージのための作業文書」に関するレポート⇒
*日本の教会のシノドスの今後の歩みについて、菊地・司教協議会会長メッセージ⇒
(評論)日本の司教団がバチカンに「日本の教会の回答書」を送ったが…”シノドスの道”には程遠い⇒
(読者からの投稿)「日本の司教も司教団も”シノドスの道”への教皇の思いを理解しているのか」⇒
【”シノドスの道”日本では】①コロナ禍”でも…東京教区の教会有志「共に歩む会」の取り組み⇒
【”シノドスの道”日本では】②広島教区は”教区シノドス”と合わせて二度のZOOM全体会議も⇒
【”シノドスの道”日本では】⓷「聖職者のあり方、若者や子供たちの信仰教育、教会運営…」西日本の有志の会⇒
*【特集】”シノドスの道”とは何か、なぜ今「ともに歩む教会ー交わり、参加、そして宣教」なのか、どう歩むか(「カトリック・あい」)⇒
☩教皇、2021年10月10日の”シノドスの道”開始ミサ「シノドスを祝うことは同じ道を共に歩むこと」⇒
*「まず、神の民に耳を傾ける」ーバチカンの”シノドスの道”の準備文書⇒
→バチカンのシノドス準備文書全文の公式英語訳+日本語試訳⇒
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【大阪、高松教区合併】
(関連)*バチカン、カナダの2教区の合併へ、まず教区長の兼務から始める-「互いの理解を深め、協力体制を作るため」と担当司教⇒
再々改【特集】教皇、大阪大司教区と高松教区を合併、「大阪・高松大司教区」に―教区の再編・統合含む抜本改革が司教団の緊急課題⇒
*教皇、ボッカルディ駐日教皇大使の退任を承認-この重要な時期に、”定年前倒し”の外交官規則”活用”とは?⇒
*「唐突な教区の『お知らせ』に違和感、信徒が知りたい情報が皆無」大阪教区との合併に、高松教区の有志信徒たちの声⇒
(コラム)愛ある船旅への幻想曲 ㉛「教会とは何か、聖職者とは何か」-”大阪・高松合併”で、また問い掛けが振り出しに…⇒
(読者投稿)”シノドスの道”から外れ、「信徒への思いやりと愛」の無い”合併劇”⇒
*高松教区管理者名で教区の司祭、信徒に”新教区設立、新教区長任命”のお知らせ⇒
*大阪教区、前田教区長名で同様の高松教区との”統合、新教区設立”のお知らせ⇒
*2022年の日本の信徒数は10年で5%弱の減少、主日ミサ参加者は4割弱、新規受洗者が3割弱、聖職者などが2割強も激減、”コロナ”の影響も⇒
*11月の全米司教協議会総会でオハイオ州の教区統合を採決ー日本の教会は?(Crux)⇒
*教皇フランシスコが、高松教区の諏訪司教の辞表受理ーまた司教空席の教区が日本に⇒
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*教皇、東京大司教区の補佐司教にアンドレア・レンボ師を任命⇒
(評論)レンボ・ミラノ外国宣教会管区長の東京補佐司教任命を機に考えるべきこと⇒
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*森一弘・元東京大司教区補佐司教が帰天⇒
(評伝)第二バチカン公会議の貴重な体現者、闇にいる人たちを照らし続ける一本の蝋燭—森司教の死を惜しむ⇒
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【中国・人権】
新*今も収監中の香港の民主派メディア王ジミー・ライ氏-豪州の弁護士が不当な扱いを告発する活動
*中国の人権活動家孫林氏が公安に撲殺?死因の公開求める親族や抗議の友人らも脅迫受ける(BW)⇒
*国連人権委の特別報告者3人が、中国共産党によるウイグル人子弟の”強制中国化”教育を批判する声明(Bitter Winter)⇒
*習近平はなぜ、新疆ウイグル自治区での演説で「”苦労”して勝ち取った安定」と言ったのか(BW)⇒
*偽りの「仏教外交」—国家統制に従属する中国とロシアの仏教団体が連帯(BW)
*「中国愛国天主協会」が1日施行の「宗教活動の場の管理強化のための措置」を学ぶ会
*教皇、中国側が暫定合意無視で任命した上海教区長を3か月遅れで追認―「対話と実り多い司牧活動のため」と国務長官⇒
(評論)中国の一方的な決定から3か月遅れで教皇が上海司教任命―誰が勝ち、誰が負けたのか(BW)⇒
*共産党公認の中国カトリック教会が上海司教をバチカンの同意なしに任命⇒
*バチカンが、中国の”無認可教区”での補佐司教就任を強く批判⇒
*「司教任命に関する中国との暫定合意は期待通りにいっていない」とバチカン外務局長、EWTNとの会見で⇒
*中国のウイグル人たちからの強制臓器摘出を阻止へ、米下院の法案通過で国際的な動き広がる(Bitter Winter)⇒
*教皇、バチカン社会科学アカデミーの新会員に「大学憲章から『思想の自由』を外し『共産党の指導に従う』と誓った中国・復旦大学」の教授を任命⇒
☩「苦しむ中国のカトリック教徒が、普遍教会の連帯で慰めと勇気を感じられるように」-5月24日「中国のカトリック教会のための世界祈願日」⇒
* 中国で、すべての宗教活動施設に「習近平主席の社会主義思想の徹底」など義務付ける新規則(BW)⇒
*中国、マカオにも香港型「国家安全維持法」を導入へ(Bitter Winter)⇒
*中国の新スパイ対策法施行-共産党が好まない情報を発信する全員が”スパイ”の可能性(Bitter Winter)⇒
*モンゴル滞在の著名な中国人反体制作家、”海外警察”が逮捕、中国に連行(BW)⇒
*「中国における『信教の自由』は一段と悪化している」-米・信教の自由委員会2023報告⇒
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【女性の教会での地位向上】
*教皇、バチカン奉献・使徒的生活者省の次官にシスター・シモーナ・ブランビッラを任命⇒
*教皇、バチカンの文化教育省次官など主要ポストに女性二人を任命⇒
*教皇、司教省の役員に初の女性3人を任命⇒
*バチカン人間開発省ナンバー・ツーにシスター・スメリッリ任命⇒
*教皇、科学アカデミー会員にノーベル化学賞受賞者のダウドナ教授を任命⇒
*バチカン・シノドス事務局次長に女性が就任ー「女性に対する信任のしるし」⇒
*「女性の司祭叙階と女性の役割拡大は別問題」と国際修道会連盟事務局長⇒
*教皇、朗読奉仕者と祭壇奉仕者に女性を正式に認める自発教令発出-「男女平等」さらに⇒
*教皇が、バチカン財務の実権握る財務評議会議員に女性6人任命(Crux)⇒
*教皇フランシスコ、バチカンの要職に女性2人任命⇒
*教皇フランシスコ、女性助祭を「研究」する新委員会を設置 ⇒
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【ミャンマー軍政】
*ミャンマー国軍クーデターから8月11日で922日、死者3919人、1万9740人が拘留中(AAPP調べ)
Assistance Association for Political Prisoners » Blog Archive » Daily Briefing in Relation to the Military Coup (aappb.org)
*ミャンマーの軍事指導者―すべての反対者を「テロリスト」として弾圧(VN)⇒
☩教皇、ミャンマー、ウクライナのために平和の回復を強く祈る⇒
*ミャンマー、国軍クーデターから2年、死者は3000人、教会も破壊―ボー枢機卿”平和の巡礼”開始を訴え⇒
*ミャンマーのボ枢機卿、軍事政権が「国民への弾圧をエスカレートさせている」と非難⇒
☩教皇、「苦難続くミャンマーの人たちを忘れないように」と訴え⇒
*国連人権委・独立調査機関年次報告「ミャンマーで人権蹂躙の犯罪行為が激しさを増し、女性と子供たちが深刻な被害を受けている」⇒
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【国際カリタス】
*国際カリタス総会閉幕、新執行部が会見-菊地・総裁以下、副総裁にロバートソン女史、事務総長にダットン氏が就任⇒
*国際カリタス総会で新総裁に菊地大司教を選出、日本人初⇒
*「カリタスの核心は『忘れられた人々』が希望を見つけるのを助けること」菊地新総裁、Vatican Newsに語る⇒
*「東京大司教の務めもおろそかにしない」国際カリタス総裁選任で菊地大司教がメッセージ⇒
【解説】菊地大司教に任された国際カリタス立て直し-”言葉”だけでないバチカンの支援が必要⇒
☩「世界的な慈善活動を通し、神の愛に応え続けて」教皇、国際カリタス総会参加者に⇒
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【教皇モンゴル訪問】
新☩「モンゴルの草原の『果てしなく、静かな広がり』のように、視野を広く持とう」水曜恒例の一般謁見で⇒
☩教皇、「中国やロシアの問題行為を容認している」との批判に答える-モンゴルからの帰途の機上会見で(Crux)⇒
*教皇、モンゴル訪問終え、ローマへの帰途に⇒
☩「”無私の愛”が原動力となるように」-4日、「慈しみの家」の開所式で⇒
*「教皇様、私たちの教会を救ってください!」—ウランバートルでの教皇ミサに参加した中国の若者の叫び⇒
☩「皆さんは、私の心の中にいる、恐れることなく前に進んで」3日、ウランバートルでの主日ミサで⇒
☩ 「中国の信者たちが良いキリスト者、良い市民であるように」—ミサに参加した香港の新旧教区長ら中国からの信者に⇒
VIDEO
☩「宗教的信念と暴力、神聖さと抑圧が混在することがあってはならない」3日、諸宗教との対話集会で⇒
☩「主の下に全ての教会員を団結させ、シノダルな教会を目指せ」2日、モンゴルの教会関係者たちに⇒
☩「民主主義国家モンゴルの、人権と平和の促進への取り組みを讃える」-2日、要人、外交団との集会で⇒
【教皇ポルトガル訪問】
*「皆に開かれた場になっていたのか」-WYDリスボン大会に参加したアフリカ系ブラジル人の若者たちが、差別的言動を受けたと訴え⇒
☩「WYDリスボン大会は『キリストとの出会い』を体験する機会となった」水曜恒例一般謁見再開⇒
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☩「大地が雨を求めるように、教会と世界はあなたがた若者を必要としている」WYD大会閉幕ミサ で⇒
*教皇、WYD大会閉幕ミサで、次回2027年大会はソウル、2025年にローマで「若者の聖年」と発表⇒
☩WYD大会参加の若者たちと夕の祈り「私たちの喜びは宣教にある、訓練を怠るな」⇒
☩「マリアはいつも私たちを歓迎し、急いで助けに来てくださる」ファティマの聖母巡礼聖堂で若い病者たちとロザリオの祈り⇒
☩「イエスは私たちと共に旅を続けておられる」WYD大会参加者と十字架の道行き⇒
☩「行動で愛を実践することは素晴らしい」障害者・高齢者や福祉・慈善団体代表を訪問⇒
☩「神のいない世界に未来はない」ポルトガル・カトリック大学の学生たちとの集いで⇒
☩「欧州よ、希望の光を灯せ・『世界青年の日』大会が未来へ漕ぎ出す機会となるように」各界代表、外交団に⇒
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【聖職者による性的虐待2】
*一審無罪だが原告が控訴中の性的虐待容疑のインドの司教の辞表、教皇が受理(Crux)⇒
*ブラジルのカトリック教会でも聖職者108人による未成年者性的虐待発覚-氷山の一角?(Crux)⇒
*イタリア最大のカトリック信徒団体幹部が未成年性的虐待で逮捕(Crux)⇒
*バチカンの未成年保護委員会が、性的虐待対処の新戦略発表⇒
☩「 性的虐待への不適切な対応が、神の愛に対する証しを台無しにしている」教皇、未成年保護委員会総会参加者に⇒
改*「聖職者の性的虐待の規制強化の自発教令形式による教皇使徒的書簡」の全訳⇒
*教皇、聖職者の性的虐待に対処する規範徹底へ改定自発教令を発出⇒
*性的虐待対策の著名専門家が、バチカンの未成年保護委員会の委員を辞任-「機能に懸念、これ以上続けられない」と⇒
*米国のマカリック前枢機卿、ウィスコンシン州で別の性的虐待で起訴(Crux)⇒
*米メリーランド州司法長官が、カトリック・ボルチモア大司教区の600件以上の児童性的虐待で報告書(Crux)⇒
*破産手続きで合意した米サンタフェ教区の大司教が、性的虐待被害者たちに陳謝の公開書簡(Crux)⇒
☩「性的虐待被害者のために祈り、赦しを求めるだけでは不十分、具体的な行動が必要」と教皇、3月の祈りの意向で⇒
*3月10日の「祈りと償いの日」を前に日本カトリック司教協議会会長が呼びかけ⇒
*評論「祈りと償いの日」を誰が”風化”させているのか(「カトリック・あい」)⇒
*「『祈りと償いの日』を誰が”風化”させているのか」に共感の声相次ぐ⇒
*「複数の神父からパワハラ、PTSD発症」で裁判始まるー被告の長崎大司教区は全面否認⇒
*聖職者性的虐待ー長崎教区は賠償命令、仙台教区は和解勧告、信頼回復へ問われる新教区長2人の対応⇒
*「司祭のわいせつ行為巡る高見大司教の発言」で長崎地裁が大司教区に賠償命令-翌日に中村新大司教着座式⇒
(性的虐待・読者の反響)”形”を整えただけで中身は無し、教区にやる気無し-”聖職者主義”の壁も⇒
(評論)多額損失発生事件、性的虐待裁判の長崎教区で大司教辞任-なぜ今なのか(「カトリック・あい」)⇒
*「神父による性暴力被害者の会」設立-曖昧な日本の司教団の対応(評論)⇒
*日本の司教団が2020年4月7 日に「聖職者による未成年者への性虐待の 対応に関するアンケート」結果発表+解説⇒
【欧米では…】
*ヨハネ・パウロ二世教皇の大司教時代の”性的虐待隠蔽疑惑”報道でポーランド国内に波紋⇒
*未成年者性的虐待の罪で公判中のマカリック元枢機卿が認知症理由に提訴棄却を申請(Crux)⇒
*サクラメント教区も破産検討ー聖職者性的虐待訴訟急増で、カリフォルニア州だけで3教区目⇒
*未成年性的虐待で訴訟400件ー米サンディエゴ大司教区が破産申請へ(Crux)⇒
*米カンザス州捜査局が州内4教区の聖職者188人の性的虐待容疑について中間報告(Crux)⇒
*教皇、”性的被害問題”抱えるクエレット司教省長官の辞表受理、後任にペルーのチクラヨ教区長のプレボスト司教を指名(Crux)⇒
*レイプ、殺人、汚職への関与で訴えられたインドの司教をバチカンが”休職”に(Crux)⇒
☩教皇「いかなる形の虐待も容認できない、各国の司教協議会に被害者対応にふさわしいセンター設置を」バチカン未成年者保護委員会に+説話全文⇒
*聖職者による未成年性的虐待への対処‐バチカンが手引書発行(英語版全文付き)⇒
*教皇が自発教令-性的虐待、隠ぺい防止の新規範を全世界の教区で実施へ⇒
⇒他の性的虐待関連の記事はページ上の「性的虐待」から検索してご覧になれます。
☩「同性愛者であることは罪でないが、結婚以外の性行為は罪」-教皇、LGBTQ推進のイエズス会士に手紙⇒
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【教皇フランシスコ着座10周年】
(評論)教皇フランシスコの健康を案じるなら、改革派教皇レオ13世の”術後”を振り返ろう(Crux)⇒
*教皇の一般謁見・特別謁見、7月中は慣例に従い休止、8月に再開⇒
+☩バチカンが着座10周年を記念して「Popecast」を発刊ー「欲しいのは平和」と教皇⇒
Popecast – Podcast – Radio Vaticana – Vatican News
☩「教会は一部の人の家ではない、すべての人のための家だ」スイス公共放送の着座10年インタビューで⇒
*(評論)劇的な10年を経て…”ゴルバチョフ・ジレンマ”に直面する教皇フランシスコ(Crux)⇒
*(評論)教皇フランシスコ在位10周年:慈しみと平和の願いを込めた宣教の熱意(VN)⇒
*教皇フランシスコ在位10年-物議を醸した5つのポイント(Crux)⇒
*(評論)教皇フランシスコ着座10周年を前にー左派対右派の論争は”信徒の教会離れ”と関係なし(CRUX)⇒
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【教皇、マルセイユ訪問】
☩「教会、そして欧州には、”信仰の飛躍”が求められている」市内のスタジアムでのミサで⇒
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☩「地中海を『世界平和の基盤』とすることに貢献して」地中海沿岸国大会の閉幕式で⇒
【教皇、ハンガリー訪問】
☩「人類の架け橋を築くとき『ルーツ』を忘れてはならない」ハンガリー訪問を振り返って⇒
☩教皇「互いに出会い、支え合うことの大切さ」を強調、ハンガリーと欧州全土を聖母の保護に託し訪問終える⇒
☩「ハンガリーの教会も、社会も、助けを求める人々に扉を開け!」教皇、ブタペストで復活節第三主日のミサで⇒
☩「若者よ、人生の高みを目指せ!」教皇、ハンガリーの若者たちとの集会で⇒
☩「『Charity(慈愛)の言葉』を語る、真の信仰を育むように」教皇、ハンガリー訪問2日目難民や貧しい人々との出会いで⇒
☩「『悲惨な敗北主義』と『世俗的な順応主義』の誘惑に陥るな」ハンガリーの聖職者たちに警告⇒
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【アジア司教協議会連盟(FABC)総会】
新*タイ政府は中国から流入するウイグル人難民の扱いを誤っている(BW)⇒
*菊地大司教のFABC総会から(その4)無事閉幕、お祈りに感謝⇒
*「教会は、虐待や暴力に苦しむ人の側に立つ」FABC50周年記念総会・ボー会長が閉幕あいさつ⇒
*FABC50周年記念総会閉幕、総会メッセージ発表ー様々な課題、そして決意⇒
*FABC総会第三週の討議テーマ「新たな道を構想する」最終日ーメッセージ、最終文書を採択⇒
*「私たちの声を聴いて!」FABC総会で、女性修道者たちも主張(VN)⇒
*FABC50周年記念総会の責任枢機卿たちが記者会見「アジアの司教たちは”新たな課題”に情熱を持って取り組もうとしている」⇒
☩「聖霊があなたがたに語っているのは何だろうか」教皇がアジアの司教たちに問いかけ⇒
*「歴史が招き、聖霊が動くーアジアの教会を前進させよう」アジア司教協議会連盟会長が開会あいさつ⇒
*アジア司教協議会連盟の設立50周年記念総会始まるー「多様性の中で共に歩む道を定める」⇒
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【世界各地の危機】
*ニカラグアの司教逮捕・拘禁で、教皇の”対話推奨”に国外退去中の司教が反論(Crux)⇒
☩「敬意ある共生は対話を基礎に置かねばならない」‐教皇、ニカラグアでの教会弾圧に遺憾表明⇒
*ニカラグアで独裁大統領批判の司教が逮捕・軟禁-国連やラ米司教協議会などが批判、釈放要求⇒
☩「干ばつによるソマリアの致命的な人道危機にも注意を向けて」ー教皇が訴え⇒
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【バチカン改革】
*教皇、バチカンの”人事統括”責任者に一般信徒の法務・人事専門家を指名⇒
*枢機卿会議ーバチカン改革の使徒憲章「Praedicate Evangelium(福音を宣べ伝える)」の理解深める⇒
*バチカン、社会教説に沿った新投資政策を実施へー不正不動産投資による巨額損失発生受けた措置か ⇒
*バチカン、新規制でリスクの高い投資、ポルノ、兵器産業への投資を排除徹底(Crux)
*バチカン改革の総仕上げー教皇庁組織改編の全容明らかに⇒
*「福音宣教の積極推進」「一般信徒の主導的役割」がバチカン改革の柱ー新使徒憲章が発効(Vatican News )⇒
☩「バチカンと教会に本当に重要なのは人々の”ハート”と”マインド”の刷新」教皇、バチカン改革使徒憲章の本の中で⇒
*教皇フランシスコがバチカン改革の使徒憲章「Praedicate Evangelium」を公布、6月5日発効⇒
*使徒憲章“Praedicate evangelium”の英語概要仮訳(Wikipedia)とイタリア語原文全文⇒
(評論)新使徒憲章に盛り込まれたバチカン改革は”第二段階”がより重要となる(LaCroix)⇒
(評論)「福音宣教」と「一般信徒の役割」の強化が、新憲章が示すバチカン改革の二つの柱だ(VN)⇒
(評論)新使徒憲章ー教皇フランシスコが描く教皇庁のビジョンー主要ポストを女性含む一般信徒に開放(Crux)⇒
*「福音宣教に奉仕する小教区に」聖職者省が小教区刷新へ指導書発行(英語版全文付き)⇒
*(解説)意図しようとしまいと、指導書は、新型ウイルスで苦しむ小教区の青写真だ(Crux)⇒
(日本の教会は‥)
*東京大司教区の宣教司牧方針⇒
→菊地大司教の「宣教司牧方針解き明かし」動画配信開始▷その1・その2→https://youtu.be/4nO57M6Z6xo
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【ミサ典礼】
☩「典礼に関する論争を克服し、その素晴らしさを再発見しよう」教皇がミサ典礼で新使徒的書簡を発出⇒
*米ワシントン首都教区、教皇の自発教令に従い小教区のラテン語ミサ禁止ー「信徒の半分失う」と反対の声も(Crux)⇒
♰「オンラインでキリストを説くのに、失敗を恐れるな」”デジタル福音宣教”国際会議に⇒
*猛著に”海中ミサ”を捧げるのは犯罪か?イタリア・当局介入で議論(Crux)⇒
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【バチカンの巨額不正取引裁判】
*教皇の元側近、ベッチウ枢機卿が無実を主張-ロンドン不動産投資・巨額損失事件の裁判で(LaCroix)⇒
*バチカンの不動産投資を巡るもう一つの裁判ー”ブダペスト宮殿”での敗北の教訓は…(Crux)⇒
*バチカンで巨額不動産不正取引の裁判難航、長期化も(VN)⇒
*「バチカン、巨額の損失を出して裁判がらみの資産売却」と英紙報道ーバチカン改革が問われている(Crux)⇒
*バチカンで枢機卿ら10人、3法人被告の巨額不正取引事件裁判始まるー27人の弁護団、前途多難
*「出廷を求められれば応じる」とパロリン国務長官-バチカン巨額不正取引裁判で(LaCroix)⇒
*バチカン検察当局、前列聖省長官の枢機卿ら10人をロンドンの不動産巨額不正取引で起訴(Crux)⇒
*コロナ禍でバチカンの赤字、6600万ユーロ(約86億円)に-地方教会支援は増額(CRUX)⇒
(日本では・・・)
*長崎教区「会計上の重大な不手際」で改めて説明ー教区報2021年12月号で⇒
*長崎教区、”会計不祥事”で司祭集会、小教区司祭と信徒代表の集会で大司教らが説明と謝罪⇒
*カトリック長崎教区が、詐欺に絡む多額の損失発生を高見大司教名で認め、謝罪を発表⇒
⇒その他の関連記事は、ページ上の「バチカンの動き」「日本・アジアの動き」で検索しご覧になれます。
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【教会行事】
*教皇、2025年を「希望の巡礼」の聖年にー「コロナ禍からの再生のしるしに」⇒
*バチカンが聖年2025の公式ロゴを公募ー聖年に参加する世界の全ての信徒が対象⇒
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【若者司牧関係】
*「世界青年の日」の「閉幕ミサ用の祭壇・周辺設備に7億円」に現地リスボンで批判の声(Crux)⇒
☩ 「壁ではなく、地平線を見つめよ」WYDリスボン大会へ若者たちにメッセージ⇒
☩教皇「国連ボランティアの日」に、2023年8月のWYDリスボン大会のボランティアたちを激励⇒
*2023年8月「世界青年の日・リスボン大会」参加募集開始、教皇が応募呼びかけ⇒
*2023年8月のWorld Youth Day(世界青年の日)に向けファティマで準備会合(Crux)⇒
☩「あなたがたは”崩れかけた共通の家”を建て直すよう呼ばれている」教皇、アッシジでの若者の集まりで⇒
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【回勅「Fratelli tutti(兄弟の皆さん)」】
*回勅「Fratelli tutti(兄弟の皆さん)」全文”カトリック・あい”日本語試訳⇒
*回勅「Fratelli tutti(All Brothers)」日本語試訳+公式英語版対訳⇒
*教皇「兄弟愛と社会的友愛」の新回勅「Fratelli tutti」の概要説明⇒
新*教皇が「Fratelli tutti(兄弟の皆さん)基金」を設立、教えを広める活動を支援⇒
☩「平等で持続可能な復興モデルの創出を」教皇、主要国蔵相・中央銀行総裁会合にメッセージ⇒
*2021年、北東アジアの平和を脅かすリスクは「北朝鮮問題」と「米中対立」ー日米中韓の専門家195氏採点(言論NPO)⇒
♰「”友愛”こそコロナ禍の危機の治療薬-民主主義の危機、信教の自由への影響も指摘」教皇、外交団に⇒
*教皇「破壊か否か、友愛の構築は今世紀最大の課題」国連・人類友愛国際デーに⇒
*バチカンが新回勅“Fratelli tutti(All Brothers)”ウエブサイト特設⇒
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【教皇アフリカ2か国訪問】
新☩「私の”夢”は果たされた」-教皇、一般謁見でコンゴ、南スーダン訪問を振り返る⇒
☩南スーダン訪問最終日:「イエスはあなたがた一人一人を知っておられ、愛しておられる」首都ジュバでのミサで⇒
⇒教皇の首都ジュバのジョン・ガラン霊廟でのミサ→動画配信中▷
☩南スーダン訪問2日目:「祈りは、神の救いを民の上に引き寄せる」ー平和のためのエキュメニカルな祈りで⇒
☩南スーダン訪問2日目:「あなたがたには、アフリカのために死ぬ覚悟のある勇敢な精神が必要」司教、司祭、修道者たちに⇒
☩南スーダン訪問初日:「流血を止めよ、今が平和構築の時だ」-大統領はじめ各界代表者たちに⇒
☩教皇コンゴ訪問4日目:「和解と平和の預言者としての使命を果たせ」ーコンゴの司教たちに⇒
☩教皇、コンゴ訪問3日目:「闇の中のともし火であれ」ー教会関係者との出会いで⇒
☩コンゴ訪問3日目:「憎しみあいや腐敗に抵抗し、より良い未来を築くのは君たちだ」若者たちとの集会(Crux)⇒
☩コンゴ訪問2日目「あまりの残虐さに言葉を失う… それでも暴力と”あきらめ”に『ノー』と言おう」コンゴ東部紛争の被害者との集い⇒
☩コンゴ訪問2日目:「暴力の連鎖、憎悪の糸を断ち切る”平和の宣教師”となれ」首都キンシャサでのミサ⇒
☩コンゴ訪問初日:「紛争と外国勢力の経済的植民地主義がこの国を荒廃させている」大統領ら代表者たちと会見して⇒