🌸2月の祈りの意向
教皇の意向: 司祭職や修道生活への召命のために
*司祭職や修道生活を通してキリストの使命に奉仕するようにと呼びかけを感じている若者たちの憧れや疑いを、教会共同体がしっかりと受け止めますように。
日本の教会の意向: 病者のために
*キリストの受難に合わせて忍耐をもって苦しみを捧げる病者に、主キリストのいやしの恵みが与えられますように。
*司祭職や修道生活を通してキリストの使命に奉仕するようにと呼びかけを感じている若者たちの憧れや疑いを、教会共同体がしっかりと受け止めますように。
*キリストの受難に合わせて忍耐をもって苦しみを捧げる病者に、主キリストのいやしの恵みが与えられますように。
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*見出しの頭の【☩】は教皇の言葉です。
神言会に損害賠償を求める東京地裁での裁判が始まって一年。1月29日の第7回公判には40人を超す傍聴者。公判後の説明会・支援者集会では、自身のつらい体験や励ましの言葉が全員から出された。
「カトリック・あい」の1月月間の閲覧状況を見ると、29日の公判を予告した「原告被害者の悲痛な訴え」が163件、公判の内容を報じた「加害者とされる人物の”匿名”申し立て却下」は掲載開始からわずか一日半で76件と、週間の個別記事別件数でこれまでトップを独走していた「聖年の全免償などを認める規範」を上回り、1位と2位を占めた。
また日本司教団の性虐待に関する監査報告についての論評も月間で個別閲覧件数4位の124件に上り、「カトリック・あい」の閲覧者である日本内外の方々から、聖職者の性的虐待問題に大きな関心がもたれていることを示している。
間もなく”恒例”の日本のカトリック司教団が制定した「性被害者のための祈りと償いの日」を迎える。四旬節第2金曜日だから、今年は3月21日だ。司教団のトップである日本カトリック協議会会長の菊地・東京大司教(枢機卿)が”恒例”の呼びかけを、昨年よりも半月早く、1月31日に発表した。その内容には、昨年の呼びかけに比べて、前進は見られる。
呼びかけの内容を昨年と比べると、「世界において、また日本にあっても、神からの賜物であるいのちに対する暴力を働き、なかでも性虐待という神の似姿としての人間の尊厳をないがしろにする行為を、聖職者や共同体の指導者が働いたという事例が、近年相次いで報告されています。組織内における優位な立場を利用して、人間の尊厳を辱め蹂躙する性虐待や性的暴行を働き、多くの方を深く傷つけた聖職者や指導者が存在します」とし、初めて、日本でもそのようなことがあることを公式に認めたこと、昨年の呼びかけでは、誰に対して「謝罪」するのが明確でなかったのを「被害を受けられた多くの方々に、心から謝罪します」と、謝罪の相手が被害者であることを明確にしたことは、評価できるだろう。
だが、どこで何が起きたのかなど具体的事例も、「被害を受けられた方」がどのような苦しみを受けたのかも、はっきりしない。「謝罪」するだけで、具体的に被害者に対してどのような「償い」をするのか、傷ついた心身のケア、教会に改めて温かく迎え入れる体制をどうするのか、など肝心なことが欠落している。 巻頭言全文は⇒をクリックしてお読みになれます。
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①キリスト教徒の生活に”不可欠な酸素”だ⇒ ② 教会は、迷い出た人たちを探すように常に求められている⇒ ③キリストに従う人々にとって、毎日が恵みの時⇒ ④謙虚さをもって神が近くにおられることを説け⇒ ⑤聖霊に祈り求めなければ宣教の火は消える⇒ ⑥洗礼を受けた全員が教会の福音宣教の使命で独自の役割を果たしている⇒ ⑦私たちは皆、使徒となるように呼ばれている⇒ ⑧ 福音を宣べ伝える教会は、まず自身を”福音化”する必要⇒ ⑨聖パウロのように人生を改め、”新たな 被造物”としていただく⇒ ⑩ 熱意に満ちた使徒たちは福音の新しさを喜び受け入れる⇒ ⑪現代の殉教者に倣い、私たちも福音を証し続けられるように⇒ ⑫「観想修道会の男女修道者たちは”普遍的な愛”を証明している」⇒ ⑬キリストの愛が、聖フランシスコ・ザビエルを遠く離れた日本の宣教に駆り立てた⇒ ⑭韓国の聖人キム・テゴンは”使徒的熱意の体現者”⇒ ⑮マテオ・リッチの中国の人々への愛は、霊的力の源泉⇒ ⑯幼いイエスの聖テレジアの『小さき道』に倣おう⇒ ⑰豪州で現地の教育に尽くした聖メアリー・マッキロップに学ぶ⇒ ⑱「福音は、”母語(現地の言葉)”を通して人々に伝えられる」⇒ ⑲ 聖カテリ・テカクウィタは、”小さな行い”も豊かな実りをもたらすことを教えている⇒ ⑳悲惨な人々の中にイエスを見た福者ホセ・グレゴリオ・エルナンデスに倣う⇒ ㉑聖ダニエル・コンボーニはアフリカへの熱意に満ちていた⇒ ㉒「聖ジュゼッピーナ・バキタ の一生は神の恵みを示している」⇒ ㉓聖シャルル・ド・フーコー は、イエスを沈黙のうちに振る舞うようにさせる⇒ ㉔”スラブ人の使徒”聖チリロと聖メトジオに「愛における自由」の道具となることを学ぼう⇒ ㉕「神の僕・マドレーヌ・デルブルは貧しい人々と福音の喜びを分かち合った」⇒」㉖使徒的熱意の4つの側面の一つ*イエスは私たちの「喜び」⇒ ㉖「イエスの福音は『皆のため』にある」⇒ ㉗「司牧のあり方についての回心が求められている」⇒ 最終回「『主を宣べ伝えたい』と思うほど、私は主を愛しているか?」⇒
・表紙は、東京立川・昭和記念公園で満開の福寿草の花(2025.2.6 南條俊二撮影)
・両サイドは、神奈川県・二宮の吾妻山の水仙(2025.1.23 南條俊二撮影)
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