◎教皇一般謁見講話「エリヤのように勇気あるキリスト教徒が求められている」

Pope Francis greeting pilgrims present for the Wednesday General AudiencePope Francis greeting pilgrims present for the Wednesday General Audience  (Vatican Media)

 

*エリヤの知恵

 また、教皇は、「エリヤは、祈る人々の生活に”二分法”があってはならないことを示しています」とされ、「人は主の前に立ち、主が私たちを送ってくださる兄弟姉妹の方へ向かいます。祈りの証明は、隣人への真の愛です… エリヤは私たちに教えていますー熱心な祈りと神との一致は、他の人たちが必要としていることへの配慮と切り離せない、ということを」と説かれた。

 さらに、準備した原稿から離れ、祈りは「神と向き合うこと、そして自分自身を兄弟姉妹に仕えるために送られるようにすること」と語られ、「エリヤは祈りの中に、主の意志を識別して成長し、個人的に多くの負担をしても不正を断罪する勇気を見出しました」と指摘。エリヤの祈りの中での神の経験は、主が「風と火の中」ではなく、「静かなささやきの中」で彼に現れた時、最高潮に達した、と語られた。

*エリヤの物語は、私たち皆のために書かれた…

 最後に教皇は「これはエリヤの物語ですが、私たち皆のために書かれたように思われます」と述べられ、次のように締めくくられた。「私たちは、時として、自分が役に立たず、孤独を感じることがあります。祈りが来て、私たちの心の扉をノックするのは、それからです… 何か間違ったことをしたり、脅迫や恐怖を感じたりしても、祈りの中で神の前に立ち戻ると、奇跡が起きたように、平穏と平和が戻って来るでしょう」。

 

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

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2020年10月7日