2022年7月6日 更新 (コラムは毎月更新、それ以外のニュース、評論などは、ほぼ毎日更新)

【7月の巻頭言改】

・6月下旬は記録的な猛暑となりました。これからも極端な気候変動が常態化しそうな気配ですが、これも世界的な環境破壊の進行の影響でしょうか。コロナ感染も下げ止まりの状態が続き、その間に、インフルエンザ、サル痘などが蔓延の危険も出てきています。

・”破壊”と言えば、人権を踏みにじり、理不尽極まりないロシアによるウクライナ攻撃が収まる気配を見せず、子供たちを含む多くの罪もない人々が殺され続け、強制的に停止させる手段も見つからない状態。世界を見わたせば、民主主義を信奉する国は決して多くなく、アジア地域では日本、韓国、台湾、インドネシアなど数えるほど。一致した対応できていません。自分の国民を守り、世界の民主主義、人権を守る真剣な取り組みを、これ以外の国々、国民も巻き込んで、日本国民あげて進めていくことが求められているのではないでしょうか。10日に投票日を迎える参議院選挙をそのきっかけにすべきです。

・そうした中で、日本の教会のふがいなさが、特に目立ちます。コロナ禍の中で教会を離れる方が少なくありませんが、司教、司祭たちの間に、人々の心に訴える、響く言葉や行いが、ほとんど見られません。聖職者による女性信徒などへの性的虐待、長崎教区の多額損失発生事件などへの、拙劣な対応も、信徒離れの一因となっています。”不都合な真実”から目をそらし、”正義と平和”など、どこかの政党のようなスローガンを能天気に繰り返していて、済むような時代ではないことを、とくに上層部の方々に深く認識していただきたいものです。

・そのような現状を背景に、6月の月間閲覧件数は、約1万5500件と、日数が1日多かった前月よりも増えています。個別の閲覧件数の上位10位までに入ったのは、「Sr.阿部のバンコク通信」「国民の3割以上が『民主主義機能せず』と回答―言論NPO」「教皇連続講話『十戒』」「(解説)定年まで10年以上残して辞任する司教が6年で3人、日本の教区割、司教定員見直す時期」「ローマ・ミサ典礼書の変更箇所」「教皇の存命中退任を巡る観測」「”シノドスの道”日本では」「長崎教区、多額損失発生で謝罪したが…」「ナイジェリアで聖霊降臨ミサ中に襲撃、50人以上死亡」「教皇庁組織改編の全容明らかに」。ウクライナを巡る教皇や教会の動きなど重点的に掲載していますが、読者の方々に「疲れ」が出てきているのが懸念されます。

・昨年10月から始まった”シノドスの道”も、日本を含むアジア地域では特に低調です。アジア地域での取りまとめは断念されたようですが、それより問題なのは、日本の小教区レベルでまともな取り組みがほとんどされていないように見えることです。

    日本の司教団の公式ホームページには6月27日付けで、シノドス全国担当の菊地・東京大司教名で「第16回通常総会シノドス教区回答の御礼」が掲載され、その中で「世界代表司教会議第16回通常総会(シノドス)へ向けての歩みの教区フェーズについて、日本国内の16教区のすべてより意見書を提出していただいたことに感謝します」とし、「皆さまから寄せられた意見書は司教団として最終文書にまとめ、キリスト教諸教会の方々の意見もうかがいながら、7月に行われる司教総会で採択され、日本の教会の意見として教皇庁シノドス事務局へと送る予定です。また、それぞれの教区からの意見書、ならびにグループ、個人で提出された意見書も同時にそのままシノドス事務局へと送られます」とあります。(この場合の「皆さま」は、「すべての信徒」ではなく「教区の担当者」でしょうか)

 「教区の意見書」とは何でしょうか。小教区や信徒グループで”耳を傾け合う作業”(日本の司教団は、この作業を”聴取”=バチカンの指導書の公式英語文では”consult”=という日本語訳を当てています。言葉のニュアンスへの気遣いも感じられません)をした教区はほとんどない、と聞いています。

 昨年11月から掲載されている司教団ホームページの「シノドスの歩み 始まる…」の記事には「今回のシノドスのテーマは、「ともに歩む[=シノドス的]教会のためー交わり、参加、そして宣教」です。教会にゆだねられた使命に従って福音をのべ伝える教会の刷新のため、それぞれの現場で、聖職者、修道者、そして信徒がどのような経験をし、困難に遭遇し、どのように霊に導かれているかという声を、世界中から集めていきます」とあります。

 進め方は、各教区に任されている、としつつ、「さまざまな形で、意見を聞く集まりが開かれる⇒最終的に、各教区内での諸意見を集約するための会合(教区シノドス前会議)が開かれ⇒教区のまとめが作成され⇒6月4日までに、日本司教団に送られる」としていますが、東京教区はじめほとんどの教区は後半部分、つまり、「教区のまとめを作成」し「司教団に送る」ことに終わったようです。教皇が求めていた「シノドスの道」を共に歩む、肝心の出発点ー小教区、あるいは信徒などの有志の集まりなどが互いの声に耳を傾け合うことーが、ごく一部を除いてなされていません。

 教区によっては、小教区などにアンケートなどに質問事項を示して回答を求め、それをまとめるようなところをされたようですが、「シノドスの道」は、「アンケート」で回答を求めるような性質のものではないはずですが、このような努力さえしてない教区が多いのです。

 教皇の「シノドスの道」の狙いは、「各教区からの意見書を司教団で最終文書にまとめ、バチカンのシノドス事務局に送る」ことだったのでしょうか。司教、司祭、信徒、修道者が「共に歩んでいない」教会の現状を改め、末端の1人ひとりの信徒から始まって互いの声に耳を傾け、それを具体的な共に歩む、現代に合った「新しい教会」に作り変えるきっかけを作る、というのが、教皇の「シノドスの道」への強い思いだったはずです。

 現場の信徒の声に耳を傾けないままの、“辻褄合わせ”の「意見書」のとりまとめでは、教皇が提唱されている、司教も、信徒も、共に歩み、現代社会に希望を示す、新しい教会を目指して歩む「シノドスの道」には程遠い。日本の教会の上層部の意欲や力量に?を付けざるを得ない状態、と言えます。それでも、歩みの当面の終着点とも言える来年10月の世界代表司教会議まで、あと一年以上あります。「カトリック・あい」に寄せられた日本中の信徒の声を代表して、日本の司教団と覚醒と指導力発揮を、強く求めたいと思います。

・7月の教会暦では、1日の福者ペトロ岐部司祭・187殉教者の日のあと、22日の聖マリア(マグダラ)祝日→25日の聖ヤコブ使徒祝日、また24日は「高齢者のための祈願日」。聖職者の性的虐待に関しては、仙台地裁に出されている損害賠償請求事案についての和解の可能性を巡る原告・被害者と被告・仙台教区の4回目の協議が予定されています。「カトリック・あい」は、このような日程を念頭に置きつつ、読者の皆さんに少しでもお役に立てる記事、日本と世界の教会にとって重要と思われる記事を中心に、発信を続けて参ります。引き続きのご愛読をよろしくお願いいたします。

(「カトリック・あい」編集委員一同)

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*見出しの頭の【☩】は教皇の言葉です。

*以下の主要記事は見出し右の⇒をクリックしていただくと、本文をお読みになれます。

*▷が付いている画像は動画です。▷をクリックしていただくとご覧になれます。

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新☩「中国との司教任命に関する暫定合意の再々更新を希望する」教皇、ロイターとの会見で

新☩教皇「ウクライナ和平交渉へ―ロシア、ウクライナ両国訪問実現の努力続ける」ーロイターとの会見で

☩「時計の針を70年までに戻すな!」教皇、ウクライナ和平を改めて訴え

☩教皇「自衛の権利はある。だが、『正戦論」は再考の必要」(Crux)

☩「”侵略戦争”は、キリスト教徒として容認できない」教皇、ギリシャ正教使節に、”ロシアによるウクライナ侵略”念頭に(Crux)

新☩「揺るぎない信仰をもって、あらゆる形の暴力を否定しよう」教皇、シカゴ銃撃事件の犠牲者に深い哀悼

 

☩「私たちは、兄弟姉妹愛の証しを通してイエスを宣言する」年間第14主日・正午の祈りで

→教皇フランシスコの年間第14主日のミサと正午の祈り・動画配信中▷

*「私たちはすべて、『福音を告げるように』と派遣されている」菊地大司教の年間第14主日メッセージ

☩「パウロが指摘した『闘い』は歴史の中でまだ続いている」聖ペトロ・聖パウロの祭日ミサで

☩「信仰の歩みは”散歩”ではない、時としてとても辛い歩みとなる」聖ペトロ、聖パウロ使徒の祭日・正午の祈りで

☩「典礼に関する論争を克服し、その素晴らしさを再発見しよう」教皇がミサ典礼で新使徒的書簡を発出

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新【7月のコラム】

・竹内神父の午後の散歩道 ⑱祝福としての食事

・愛ある船旅への幻想曲 ⑰”しらけ世代”も「教会」を問い続ける

・Sr.阿部のバンコク通信 (68)街中にあふれる露店ー歩くだけで元気もらえる

 

 

 

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*習主席、中国共産党の「人権」の概念が世界の常識と異なることを改めて主張(BW)

*バチカンは、中国政府・共産党が拘禁中の司教たちの解放を”暫定合意”再延長の必要条件とするか(BW)

☩「核兵器は”平和”の幻想の中でリスクを増大させる」ー核兵器禁止条約第1回締約国会議へ

 

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*米オルバニー教区、聖職者による性的虐待被害者補償の新制度(Crux)

*性的虐待の被害者が前教皇ベネディクト16世相手に損害賠償請求訴訟

*ベルギーの退任大司教が枢機卿任命を辞退、教皇認める-性的虐待への対応で批判の声受け

*教皇、訪問延期のコンゴの出身者たちと7月3日にバチカンでミサを約束

*教皇、7月上旬のアフリカ訪問を延期ー膝の治療で”ドクターストップ”

*「教皇の存命中退任」に因縁のある”ラクイラ訪問”が、”憶測”を呼んでいる(Crux)

*ナイジェリアで武装集団が聖霊降臨ミサの教会襲撃、50人以上殺害ー教皇が哀悼

襲撃され、血に染まった祭壇(ナイジェリア南西部オウォの聖フランシスコ・ザビエル教会)

The altar and crucifix were stained with blood during the attack

*ハイチでイタリア人修道女殺害ー教皇、深い哀悼の意

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*バチカン改革の総仕上げー教皇庁組織改編の全容明らかに

*「福音宣教の積極推進」「一般信徒の主導的役割」がバチカン改革の柱ー新使徒憲章が発効(Vatican News )

*バチカンに投資活動の倫理性確保の「投資委員会」設置-民間専門家4人を委員に委嘱

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【ウクライナへの軍事侵略】

☩「ウクライナでカインとアベルの悲劇が繰り返されているー祈りと慈愛の業で対抗を」東方教会援助会議参加者に

*「フランシスコをもはや”公平な調停者”と見なさない人々がいる」キーウ総大司教が、教皇のウクライナ訪問に懸念(Crux)

☩コロナ、ウクライナ…11月の 「第6回貧しい人のための世界祈願日」へー教皇がメッセージ

☩「ウクライナにおける悲惨な戦争に、世界の児童労働に、慣れてはならない」教皇、正午の祈りで

*教皇、欧州委員会委員長と会談、”ウクライナ戦争”終結への努力を確認

☩「人類を破滅に導かないように具体的行動を」教皇、世界の政治指導者に訴え

A view of Kyiv being hit by explosions early Sunday morning
A view of Kyiv being hit by explosions early Sunday morning

*ウクライナ避難民支援に修道女たちが重要な役割を果たしている(Crux)

☩「ウクライナの穀物を戦争の道具にするな!」教皇、ロシアによる輸出封鎖を批判

☩「祈りは世界を救う」-ウクライナと世界の平和を願うロザリオの祈り、世界の信徒と

☩「戦いを止め、平和をもたらしてください」ー教皇の「マリアの穢れなき御心への奉献の祈り」全文バチカン放送訳+中央協議会訳

*「ウクライナには自衛のために戦い、外国から武器供給を受ける権利がある」とバチカン外務局長(Crux)

☩「(”ウクライナ戦争”をめぐる)キリスト者間の分裂に見て見ぬふりをするな」

☩「核兵器の保有も使用も、あってはならない」教皇、岸田首相と会談

☩「モスクワ訪問、プーチン大統領との会談実現へ働きかけを続けている」教皇、伊日刊紙とのインタビューで

*ロシア正教のキリル総主教「戦争は西側がロシア弱体化を狙って起こしたもの」ー要請に応えず、プーチン“擁護”明確(Crux)

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*・「北東アジアでも、力による一方的な現状変更は許されない」ー日米中韓「アジア平和会議」②止(言論NPO)

*「台湾海峡での事故回避の危機管理で米中対話を急ぐべき」ー日米中韓「アジア平和会議」①(言論NPO)

*北東アジア平和の最大リスクは「米中対立の深刻化」ー日米中韓4か国専門家が採点(言論NPO)

 

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【ミャンマー危機】

☩軍事クーデターから1年4か月ー教皇、「苦難続くミャンマーの人たちを忘れないように」と訴え

新*ミャンマー国軍に殺された人々の数、6月21日現在で2000人に。今も逮捕・監禁中が1万1151人(人権団体AAPP調べ)

⇒英文記事は⇒https://aappb.org/?p=21843

*国内難民この一年で2倍、80万人にーUNHCRミャンマー報告(VN)

☩「無関心や争いを捨て、友愛の道を共に歩もう」ー教皇が 国連「人類友愛国際デーにメッセージ

☩「多くの兄弟姉妹の苦しみに目をそらすな」教皇、ミャンマーの和平、改めて呼びかけ

*「姉妹教会のために祈り続ける」菊地・東京大司教もミャンマーの平和を願う声明

*ミャンマー軍事クーデターから一年、死者1500人を超えるーボ枢機卿が「世界の人々は目をそらさないで」と訴え

⇒ミャンマーの他の関連記事は、ページ上の「日本・アジアの動き」「特集」で検索してご覧になれます。

 

 

 

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*米ボストン・カレッジが”シノドスの歩み”で7月に全世界に向けたオンライン公開講座⇒▷

【”シノドスの道”日本では】①コロナ禍”でも…東京教区・小金井教会「共に歩む会」の取り組み

【”シノドスの道”日本では】②広島教区は”教区シノドス”と合わせて二度のZOOM全体会議も

新【”シノドスの道”日本では】⓷「聖職者のあり方、若者や子供たちの信仰教育、教会運営…」西日本の有志の会

新*フランス司教団、臨時総会で”シノドスの道”の成果報告書と共にバチカンに送る添付文書を決定(LaCroix)

*「女性の役割、典礼、教会の管理・運営…」フランス司教団が”シノドスの歩み”で信徒たちが出した声をまとめた(La Croix)

新*スペインの司教団が”シノドスの道”で報告書ー「聖職者主義を終わらせ、一般信徒にもっと重要な役割を」と信徒たちの声(LaCroix)

*”シノドスの道”歩むイタリアの教会に多くの難題(Crux)

*”シノドスの道”をテーマにイタリア司教協議会総会、教皇が開会を宣言

*”シノドスの道”ーブラジルの信徒たちは”豊かな活力”を生み出している(LaCroix)

*英国のカトリック教会、イングランド・ウエールズ地域で”シノドスの道”全体会議開催(VN)

*米国で6月の地域”シノドス”に向け各教区の取り組み進むー若者や取り残された人たちに手を延べる必要を確認

*「”シノドスの道”は、霊的識別の道でありたい」シノドス事務局主催の準備総会で

*メキシコのカトリック教会が”シノドスの道”で初の司教、司祭、信徒による全国集会(La Croix)

*「”シノドスの道”はシリアの教会を力づける」戦乱の中のアレッポの司教が語る(LaCroix)

*中南米教会会議、”シノダル(共に歩む)教会”へ12の取り組み、各国レベルで推進を確認

*”シノドスの道”の第一段階を2022年8月15日までに-4か月延長₋バチカン・シノドス事務局

*世界代表司教会議評議会が”シノドスの道”で中間報告「出だしは順調だが、コロナも含め課題多い」

*【特集】”シノドスの道”とは何か、なぜ今「ともに歩む教会ー交わり、参加、そして宣教」なのか、どう歩むか(「カトリック・あい」)

☩「”シノドスの歩み”を互いに耳を傾け合う大きな機会に」ー教皇、「世界広報の日」に向けて

☩「神が示された謙遜さは、”シノドスの道”の歩みにこそ必要」教皇、バチカン高位聖職者たちへ降誕祭前の挨拶

☩教皇、2021年10月10日の”シノドスの道”開始ミサ「シノドスを祝うことは同じ道を共に歩むこと」

☩”シノドスの道”始まるー全体集会で「聖霊に導かれ、すべての信徒、司祭の参加を」と教皇

*「まず、神の民に耳を傾ける」ーバチカンの”シノドスの道”の準備文書

〇バチカンのシノドス準備文書全文の公式英語訳+日本語試訳

*「時間をかけた”シノドス・プロセス”に教区全体で参加」-菊地大司教が表明

*菊地大司教が”シノドス道”歩み開始で指針

*日本の司教団が”シノドスの道”開始で基本指針と祈りを発表

*東京大司教区が新宣教司牧方針

〇「福音宣教に奉仕する小教区に」聖職者省が小教区刷新へ指導書発行(英語版全文付き)

*(解説)意図しようとしまいと、指導書は、新型ウイルスで苦しむ小教区の青写真だ(Crux)

 ⇒その他の、”シノドスの道”関連記事は、このページの上の「シノドス」で検索し、ご覧になれます。

 

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【聖職者の性的虐待】

(教皇、バチカンの対応)

☩教皇「いかなる形の虐待も容認できない、各国の司教協議会に被害者対応にふさわしいセンター設置を」バチカン未成年者保護委員会に+説話全文

Pope with Pontifical Commission for the Protection of Minors

☩「性的虐待問題への対応は司法的措置の厳格化だけでは不十分、だが正義の再建に必要」ー教皇、教理省の総会参加者たちに

*聖職者による未成年性的虐待への対処‐バチカンが手引書発行(英語版全文付き)

*教皇が、聖職者性的虐待問題で世界の司教協議会など支援するタスクフォース設置

教皇が「教皇機密」廃止など一連の措置- 未成年者性的虐待は「最も重大な犯罪」一般信徒も検察官役

*教皇が自発教令-性的虐待、隠ぺい防止の新規範を全世界の教区で実施へ

⇒他の性的虐待関連の記事はページ上の「性的虐待」から検索してご覧になれます。

(日本の問題)

*長崎教区、今度は教区事務局の元職員女性が「パワハラでPTSD発症」で教区を提訴

*聖職者性的虐待ー長崎教区は賠償命令、仙台教区は和解勧告、信頼回復へ問われる新教区長2人の対応

*「司祭のわいせつ行為巡る高見大司教の発言」で長崎地裁が大司教区に賠償命令-翌日に中村新大司教着座式

(評論)18日「性虐待被害者のための祈りと償いの日」―「祈り」で済ませてはならない

(性的虐待・読者の反響)”形”を整えただけで中身は無し、教区にやる気無し-”聖職者主義”の壁も

(評論)多額損失発生事件、性的虐待裁判の長崎教区で大司教辞任-なぜ今なのか(「カトリック・あい」)

(コラム)司教引退後のタイトル「emeriti」イコール「名誉…」ではない、多くの人に認められてこそ…

*「問題の重大さを多くの方に理解していただきたい」菊地大司教が「性虐待被害者の日」に改めてメッセージ

*「性的虐待を許さない会」の竹中会長の独占会見①「教会指導者たちは被害者の叫びを真剣に聴いて!」

*竹中会長の独占会見⓶「長崎教区2件、横浜、仙台両教区各1件が裁判に、教区の窓口は”加害者”を守る手段か」

*竹中会長の独占会見③止「『神を信じるか”代理人”を信じるか』問い直せば、対処の道も見える」

*(評論改)「性的虐待被害者のための祈りと償いの日」に何もしない日本の司教団

*聖職者による性的虐待後にさらに「二次被害」と、女性信徒が長崎教区を提訴

*「長崎大司教区で、女性信徒が性被害訴え。神父処分も公表せず」と時事通信が報道

*「司祭から性的暴行を受けた」と被害女性が仙台司教区など仙台地裁に訴え

*「神父による性暴力被害者の会」設立-曖昧な日本の司教団の対応(評論)

*日本の司教団が2020年4月7日に「聖職者による未成年者への性虐待の対応に関するアンケート」結果発表+解説

(世界の問題)

*アルゼンチンで元司教が、性的虐待で禁固4年半の有罪判決(Crux)⇒     

*アルゼンチンでは修道女たちが大司教ら司祭3人を「性的差別による虐待」で提訴(Crux)

*初の中南米教会会議が性的虐待被害者への対応を司牧の最優先課題に(Crux)

*独でも、少女たちを性的虐待のカトリック司祭に懲役12年の有罪判決(Crux)

*「前教皇の遺憾表明は不十分だ」性的虐待被害者が書簡を批判(Crux)

*「性的虐待への対処の誤りが、教会の急激な減退を招いている」ポーランドの虐待担当大司教が告白(LaCroix)

*「教会は性的虐待問題で人々の信頼を失っている、司教”優越”の時代は終わった」ドイツの”現教皇派”司教(LaCroix)

☩「教会が性的虐待への対応を誤ったことを恥じる」教皇がフランスの”虐待報告”に

*仏で報告書ー性的虐待聖職者は3000人前後、教会関係の被害者は推定33万人に(VN)

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【バチカン・中国…信教自由、人権の危機】

*天安門事件から33年ー香港、カトリック教会ついに追悼ミサ自粛

☩5月24日は中国の信徒が崇敬する「扶助者聖母マリア」の日ー教皇、彼らのために祈る

*陳枢機卿、香港裁判所予審の後のミサで「教会で”殉教”は普通のこと、信仰を貫くために覚悟を」

(解説)陳枢機卿逮捕で緊張するバチカン・中国関係-教皇のメッセージは(LaCroix)

*「香港は”警察国家”。24日を香港と中国で苦しむ人々のための祈りの日に」アジア司教協議会連盟会長が提唱(Crux)

*河南省新郷教区の司教、バチカンの”介入”にもかかわらず拘留とかれず(Bitter Winter)

*陳枢機卿逮捕にバチカン国務長官は抗議せず、中国との”暫定合意”優先の姿勢

*香港の公安当局が陳日君枢機卿を逮捕、バチカンが強い懸念表明

*コロナ禍で、中国における”宗教の自由”はさらに悪化しているー米国際宗教自由委員会が年次報告(BW)

*”ウクライナ”の陰でー中国共産党の習主席、”人権”の扱いについて「党への絶対服従」を公安当局に指示(BW)

*「宗教団体は、党を愛し、社会主義を愛せよ」-中国共産党統一戦線工作部が”宗教の中国化”推進の新指令(BW)

*「中国での取材・報道活動は”憂慮される方向”に」ー在中国・外国人記者クラブが報道の自由・年次報告で警告

☩「言語道断の残忍な行為を繰り返すな」ー教皇、1月27日の「ホロコースト想起国際デー」に

*中国が1万人に上る”国外在住者”を”誘拐”を含めた手段で”非自発的帰国”させている―国際人権団体が報告書

*キリスト教徒に対する迫害が世界的に増加、3億6000万人以上にー国際人権団体調査

*中国の習近平主席、宗教関係者や信徒に対する愛国主義・社会主義教育強化を指示

*中国がすべてのメディアを国家管理に…報道の自由が完全に失われる(BW)

☩「西欧の民主主義の弱体化を強く懸念」ー教皇、帰国途上の機内会見で

*中国など14か国で深刻な信教の自由の侵害ー米「信教の自由委員会」など報告書発表(BW)

*「世界の人口の3分の2が住む国々で信教の自由が脅かされている」-国際NGO「信教の自由報告」最新版

*中国で5月実施の聖職者新規制の原語全文明らかにーバチカンとの「暫定合意」が見えない

*中国政府・共産党が”聖職者管理規則”を5月から実施-バチカンとの暫定合意は”無視”?ー全文日本語仮訳

⇒他の関連記事はページ上の「中国・人権」で検索しご覧になれます。

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【バチカン改革】

*教皇フランシスコ、21人の新枢機卿を任命、総数229人うち”有権者”131人に

*教皇フランシスコの後継者は…まだ枢機卿になっていない人から?(La Croix)

*フランスでカトリック司教が、女性信徒を新設の”総代理”に選任(LaCroix)

*イタリアの性的虐待被害者たち「司教団の努力が足りない」と強く批判(Crux)

☩教皇、修道会などの長に非聖職者を選ぶことを可能にする詔書

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*教皇フランシスコがバチカン改革の使徒憲章「Praedicate Evangelium」を公布、6月5日発効

*使徒憲章“Praedicate evangelium”の英語概要仮訳(Wikipedia)とイタリア語原文全文

☩「バチカンと教会に本当に重要なのは人々の”ハート”と”マインド”の刷新」教皇、バチカン改革使徒憲章の本の中で

新憲章について、列聖長官など主要担当者が会見(VN)

*「新憲章によるバチカン改革で未成年者保護の活動はさらに強化される」とオマリー枢機卿

(評論)新使徒憲章に盛り込まれたバチカン改革は”第二段階”がより重要となる(LaCroix)

(評論)「福音宣教」と「一般信徒の役割」の強化が、新憲章が示すバチカン改革の二つの柱だ(VN)

(評論)新使徒憲章ー教皇フランシスコが描く教皇庁のビジョンー主要ポストを女性含む一般信徒に開放(Crux)

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*教皇が自発教令に込めた“教会の地方分権化”への強い思い(Crux)

*バチカン改革ー教皇、「神学校設立」「カテキズムの発行」などの権限を教皇庁から現地司教、司教協議会に移管

*バチカン改革ー教皇が自発教令、教理省を「教理」「規律」の二部門制に

*バチカンの有力枢機卿、司祭独身制、性的虐待、聖職者主義、女性について語る

*教皇の”側近”マルクス枢機卿らミュンヘン、ベルリンの大司教がそろって「既婚司祭」を支持(LaCroix)

(解説)2022年―教皇フランシスコにとって重要な年に(LaCroix)

*教皇は、有力”問題司教”の定年前辞意表明にどう対応するか?(LaCroix)

*古風で透明性を欠く現在の司教の選び方は改める必要 (LaCroix)

☩「助祭は教会の典礼奉仕の守護者」教皇、ローマ教区の終身助祭たちに語る

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*東京大司教区が新宣教司牧方針発表

→菊地大司教の「宣教司牧方針2021解き明かし」動画配信開始▷その1・その2→https://youtu.be/4nO57M6Z6xo

*「福音宣教に奉仕する小教区に」聖職者省が小教区刷新へ指導書発行(英語版全文付き)

*(解説)意図しようとしまいと、指導書は、新型ウイルスで苦しむ小教区の青写真だ(Crux)

 

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☩「人は年老いても、なお実を結ぶ」7月24日「高齢者のための祈願日」を前に

☩9月25日「世界難民移住移動者の日」に向けてー「より良い未来は”異国の子ら”と築かれねばならない」

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【教会行事】

*9月25日「世界移民・難民の日」のテーマは「移民・難民と共に未来を築く」に

*教皇、2025年を「希望の巡礼」の聖年にー「コロナ禍からの再生のしるしに」

*バチカンが聖年2025の公式ロゴを公募ー聖年に参加する世界の全ての信徒が対象

*「愛の証し・元和の大殉教400年」を今年から来年にかけ、長崎と東京で実施

 

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【回勅「Fratelli tutti(兄弟の皆さん)」】

・・・・・・・・・・・・・Pope Francis signing "Fratelli tutti" Encyclical on the tomb of St. Francis of Assisi

*回勅「Fratelli tutti(兄弟の皆さん)」全文”カトリック・あい”日本語試訳

*回勅「Fratelli tutti(All Brothers)」日本語試訳+公式英語版対訳⇒

*教皇「兄弟愛と社会的友愛」の新回勅「Fratelli tutti」の概要説明

新*教皇が「Fratelli tutti(兄弟の皆さん)基金」を設立、教えを広める活動を支援

☩「平等で持続可能な復興モデルの創出を」教皇、主要国蔵相・中央銀行総裁会合にメッセージ⇒ 

*2021年、北東アジアの平和を脅かすリスクは「北朝鮮問題」と「米中対立」ー日米中韓の専門家195氏採点(言論NPO)

♰「”友愛”こそコロナ禍の危機の治療薬-民主主義の危機、信教の自由への影響も指摘」教皇、外交団に

*教皇「破壊か否か、友愛の構築は今世紀最大の課題」国連・人類友愛国際デーに⇒ 

*バチカンが新回勅“Fratelli tutti(All Brothers)”ウエブサイト特設

【新疆ウイグル、チベット自治区問題など】

*チベット自治区の人々への弾圧が北京冬季五輪を前に繰り返されている(BW)

*チベット自治区でも宗教活動規制が強化ー”オンライン規制”も中国全土に(BW)

*「収容所の”囚人”たちは日常的に殺されている」殺害免れたウイグル人学者が告白

*四川省でチベット仏教の高僧を逮捕・甘粛省でもチベット仏教寺院を閉鎖、僧侶、尼僧を追放

*教皇、新疆ウイグル自治区での”イスラム教徒迫害”に初めて言及ー新刊本で

*新彊の”教育キャンプ”で虐待されたカザフ人と親族の叫びを聴く(BW)

*新疆ウイグル自治区に2022年1月にさらなる規制強化の規則導入(BW)

*中国当局、青海省の僧院から若い僧侶たちを追放(RFA)

*「不妊手術、妊娠中絶の強制、さらに新生児殺害も」”新疆ウイグル民間法廷”で元看護師証言ー中国共産党は直ちに否定(BW)

*「強姦され、拷問され、屈辱を受けた」新疆ウイグル自治区などでの人権侵害に関するロンドン民間法廷で被害者24人が証言(BW)

*新疆ウイグル問題で国連特別イベント・”ジェノサイド”批判に中国反発(BW)

*コロナ禍でもラオスの貧しい若い女性が国境を越え、中国に売られている

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【カトリック教会のカナダ先住民子弟虐待発覚】

*教皇7月に、教会運営寄宿学校で先住民大量虐待発覚のカナダを訪問

*”寄宿学校の先住民虐待事件”でカナダ司教団が被害者に30億円強の”賠償”約束

*カナダで、さらに20余年前までカトリック教会運営の先住民寄宿学校で 751人の遺体発見(Crux)

*カナダの暗黒の歴史ー先住民の子どもたち強制収容のカトリック教会運営の寄宿学校跡地から215人の遺体ー教皇が哀悼

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【新型コロナウイルス関連】

(日本)

*東京大司教区がコロナ再燃警戒期間の解除に伴う措置を発表・原則現行の規制維持

*(カトリック・あい年頭論評)「危機」を「機会」に-日本の教会のリーダーに求められる自覚と努力

♰コロナ大感染危機を「選択の時」「回心と変容の機会」にー教皇、国連総会メッセージ+英語版全文

*「新型ウイルス危機が、人身売買の増大を招いている」とカリタスが訴え

*新型コロナウイルス禍で児童性的虐待の危険増大-バチカン専門家警告(Crux)

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【バチカン・長崎の巨額不正取引裁判】

*教皇の元側近、ベッチウ枢機卿が無実を主張-ロンドン不動産投資・巨額損失事件の裁判で(LaCroix)

*バチカンの不動産投資を巡るもう一つの裁判ー”ブダペスト宮殿”での敗北の教訓は…(Crux)

*バチカンで巨額不動産不正取引の裁判難航、長期化も(VN)

The third hearing of the London building trial

*「バチカン、巨額の損失を出して裁判がらみの資産売却」と英紙報道ーバチカン改革が問われている(Crux)

*バチカンで枢機卿ら10人、3法人被告の巨額不正取引事件裁判始まるー27人の弁護団、前途多難

*「出廷を求められれば応じる」とパロリン国務長官-バチカン巨額不正取引裁判で(LaCroix)

*バチカン検察当局、前列聖省長官の枢機卿ら10人をロンドンの不動産巨額不正取引で起訴(Crux)

*コロナ禍でバチカンの赤字、6600万ユーロ(約86億円)に-地方教会支援は増額(CRUX)

(日本では・・・)

*長崎教区「会計上の重大な不手際」で改めて説明ー教区報12月号に掲載

*長崎教区、”会計不祥事”で司祭集会、小教区司祭と信徒代表の集会で大司教らが説明と謝罪

*カトリック長崎教区が、詐欺に絡む多額の損失発生を高見大司教名で認め、謝罪を発表

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【女性の教会での地位向上】

*バチカン人間開発省ナンバー・ツーにシスター・スメリッリ任命

*教皇、科学アカデミー会員にノーベル化学賞受賞者のダウドナ教授を任命

Professor Jennifer Anne Doudna

*バチカン・シノドス事務局次長に女性が就任ー「女性に対する信任のしるし」

*「女性の司祭叙階と女性の役割拡大は別問題」と国際修道会連盟事務局長

*教皇、朗読奉仕者と祭壇奉仕者に女性を正式に認める自発教令発出-「男女平等」さらに

*教皇が、バチカン財務の実権握る財務評議会議員に女性6人任命(Crux)

*教皇フランシスコ、バチカンの要職に女性2人任命

*教皇フランシスコ、女性助祭を「研究」する新委員会を設置

*(解説)「既婚司祭」「女性助祭」の論争回避。可能性は排除せずー新使徒的勧告で(Crux)

*バチカン高官がカトリック教会の”男性優位”を批判、女子修道会のあり方見直し提唱(Crux)

 

 

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【若者司牧関係】

☩「イエスと共に夢を見、人生をしっかりつかむように」-「王であるキリストの主日」「青年の日」ミサで若者たちに

☩「一人の若者が立ち上がれば、世界全体が立ち上がる」11月21日の「世界青年の日」に

*「世界青年の日」リスボン大会は2023年8月1-6日に(VN)

*世界青年の日の十字架、2023年「王であるキリスト」の日に開く予定のリスボンへ

ワールドユースデー大会の十字架 2019年1月 パナマ大会で

♰「教育は希望の行為」と教皇、教育テーマの青年シンポジウムで

♰「今が方向を変える時。若者たちの希望を奪わないように」教皇、「気候野心サミット」にメッセージ

♰「若者たちよ、起き上がりなさい、そして世界を変える努力を」-4月5日・世界青年の日に

♰「聖家族に倣い、家族が互いに支え合うように」-”ケータイ家族”に警告

(解説)スマホ、ゲーム… 「読解力」低下どころではない「思考能力」「思いやり」の喪失!

*スマホなどでゲーム、若者の2割が平日3時間以上-「生活で一番大切」、心身に障害も-国の全国調査

*トリノの聖骸布が今年12月に特別一般公開、多数の青年も巡礼を予定

2019年12月1日

教皇の講話・使徒的勧告、指針など

 

 

 *「祈りの神秘」(2020.5.6~6.24完)

 

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【教皇の使徒的勧告、指針など】

 

2019年12月1日