・聖週間の初日、枝の主日の教皇フランシスコによるミサ典礼書発表

(2020.4.3 カトリック・あい)

 主の復活を準備する聖週間が始まるが、その初日、枝の主日(受難の主日)の教皇フランシスコが司式する主日のミサ典礼書が発表された。

 内容はhttp://www.vatican.va/news_services/liturgy/libretti/2020/20200405-libretto-domenica-palme.pdfで。この日のミサも、バチカンから動画配信される予定だ。

2020年4月3日

・ローマ司教総代理のデ・ドナティス枢機卿が新型ウイルスに罹患、司教で初の死者がエチオピアで

Mons. Angelo De Donatis, Vicario Generale di Sua Santità per la Diocesi di RomaCardinal Angelo De Donatis, Vicar General of His Holiness for the Diocese of Rome 

 バチカン放送英語版が3月31日付けで伝えたところによると、教皇フランシスコ-ローマ司教ーの総代理を務めるアンジェロ・デ・ドナティス枢機卿が新型コロナウイルスに感染し、30日にローマ市内のジェメッリ病院に入院した。熱はあるが、全体として体調は今のところ良好で、抗ウイルス治療を受け始めている、という。

 新型コロナウイルスが欧米で猛威を振るう中で、イタリアだけで既に数十人の司祭が感染しているが、先週には、司教として世界で初めてエチオピアで、サレジオ会員のアンジェロ・モレシ司教が感染で亡くなっている。米国でも、3月27日に新型ウイルス感染による司祭の初の死亡が報告されている。

 新型ウイルスの世界的な大伝染は、バチカンはじめ世界各国の教会に、聖週間の公開ミサ中止ばかりでなく、司牧を担う聖職者の犠牲という打撃を与える事態に至っている。

 新型コロナウイルス感染が明らかになったドナティス枢機卿は、イタリア中に感染が広がって来た3月に入って、ローマ市内のラテラノ宮殿の執務室でのスタッフとの面談の回数を減らし、関係者との直接の接触を避け、バチカンに出向くことも控え、教皇フランシスコとの連絡も電話でしていた。

 バチカン放送英語版によると枢機卿は、感染が確認される以前から、「多くの兄弟姉妹の苦しみを分かち合う機会を私が与えられたものとして、今、この瞬間を生きています。主に、ローマの信徒の皆さん全ての祈りに、私を託します」と語り、11日以降、ローマの南郊外Santuario Divino Amoreにある聖堂で毎晩ミサを捧げ、テレビやFacebookで動画配信を続けていた。

 また3月31日付けの米有力インターネット・メディアCruxによると、米国で新型コロナウイルス感染で亡くなったのは、ニューヨーク・ブルックリン教区のジョージ・オルティス・ガレイ神父(49)。聖ブリジッド教会の主任司祭で、教区のメキシコ移民の司牧も担当していた。

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イタリアと世界のパンデミック犠牲者のためにバチカンで半旗 2020年3月31日

 なお、イタリアでは31日、全土で新型コロナウイルスの犠牲者に弔意を表す半旗が掲げられ、これに連帯して、教皇庁でも半旗が掲げられた。

 バチカン広報局では、「イタリアと世界におけるパンデミックの犠牲者とその家族たち、そして、感染症収束のために寛大な献身をもって闘うすべての人々に寄り添うために半旗を掲げた」と説明している。

2020年3月31日

・聖週間の聖ぺトロ大聖堂の典礼祭儀-復活の主日も含め非公開で

(2020.3.27 VaticanNews Robin Gomes)

 教皇儀典室は27日、教皇フランシスコが聖ペトロ大聖堂で行う今年の5日からの聖週間の典礼祭儀を12日の復活の主日を含めて、信者の出席なしとすると発表した。

 新型コロナウイルスの世界的大感染で、イタリアは中国を抜いて世界で最多の犠牲者を出し、終息の気配が見えないことから、このような判断となった。十字架の道行きは、大聖堂前で行う。いずれも、インターネットなどを通じて全世界に動画配信される予定。

 発表によると、5日の受難の主日(枝の主日)から始まる聖週間のミサ典礼は、教皇が全て主宰される。開始時間は5日の受難の主日はローマ現地時間午前11時、9日の聖木曜日(主の晩餐の主日)は午後6時、10日の聖金曜日の主の受難の儀式も教皇が午後6時からなさるが、夜の十字架の道行きは、コロッセオでなく、午後9時から、大聖堂の前で行う。

 復活徹夜ミサは11日午後9時から行い、復活の主日の12日は午前11時からのミサの後、恒例の教皇祝福“Urbi et Orbi”と復活を祝うメッセージで締めくくられる。

(翻訳「カトリック・あい」南條俊二)

 

2020年3月28日

・「”愛の世界的な大感染”で新型ウイルスに打ち勝とう!」タグレ福音宣教省長官が訴え

(2020.3.26 VaticanNews)

 新型コロナウイルスの世界的な大伝染の危機に、どう対応するか。今月、マニラ大司教からバチカンの福音宣教省長官に就任したアントニオ・タグレ枢機卿(カリタス・インターナショナル会長)が26日、バチカン放送のインタビューに応じ、以下のメッセージを世界の信徒たちに向けて発出した。

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親愛なる姉妹、兄弟の皆さん

 私たちは、新型コロナウイルスによる emergency(緊急事態)に直面しています。 emergencyとは、ラテン語の「emergere」からきた言葉で、「私たちの前で発生し、注意を要する、予期せぬ事態」を意味します。緊急事態そのものは私たちにとって新しいものではありません。私たちは毎年のように、地震、台風、洪水、干ばつ、疾病を経験していますが、多くの場合、特定の場所と人に限定されています。

 しかし、今回の新型コロナウイルスの緊急事態は pandemic(世界的な大感染)です。ギリシャ語の「pan」は「すべて」を意味し、「demo」は「人々または人口」を意味します。 pandemiaは、すべて、あるいは、ほとんどすべての人に影響を与えます。 新型コロナウイルスは全般的、あるいは普遍的な緊急事態だと言えます。私たちのほぼすべてに影響を与えます。私たち全員がこれに対応することが求められているのです。

 緊急事態が発生している時、私たちは本能的に、まず、自分自身、家族、身近な人を考えます。私たちは彼らを守るために、出来ることは何でもしようとします。このような対応は、基本的に良いことですが、自分たちのことだけを考えてしまうことのないように、注意する必要があります。

 私たちは、他の人々が必要としていることに、私たちと同じことを必要としている人々に、目をつぶらないようにせねばなりません。私たちの不安が、隣人への真の思いやりを消すことのないようにすべきです。緊急事態に、人の本心が現れます。すべての人々(パンデミア)に影響を与える緊急事態から、思いやり、同情、そして愛の世界的な大感染が起きることを、私たちは願います。

 突然噴出する緊急事態の危機は、同じように、希望の”噴出”によってのみ対処することができます。ウイルスの世界的な大伝染は、キリスト教的な慈愛の世界的な”伝染”を生み出さねばなりません。後世の歴史は、私たち今生きている世代を、無私の愛の力を基準に判断するでしょう-人類に共通したこの緊急事態が、無私の愛を作り出し広げるのか、それとも失敗するのか。私たちは、新型コロナウイルスの感染と戦う英雄的な人々に感謝します。彼らの愛と勇気は、ここ数週間の癒しと希望の源になってきています。

 「ウイルスに汚染されないように、そしてウイルスが広がらないように、手を洗うべきだ」と専門家たちは言います。イエスの裁判で、総督ピラトは水を取り、群衆の前で手を洗って言いました。「この人の血について、私には責任が無い。お前たちの問題だ」(マタイ福音書27章24節)と。

 私たちは手を洗うべきですが、ピラトのような意味で洗うべきではありません。貧しい人々、高齢者、失業者、難民、ホームレス、医療提供者、そしてあらゆる人々、神の被造物、将来の世代に対して、私たちは自分の手から、自分の責任を拭い去ることはできないのです。

 私たちは聖霊の力を通して祈ります-皆に共通する緊急事態に直面して、全ての人への真の愛が全での人間の心に湧き上がりますように。

(翻訳「カトリック・あい」南條俊二)

2020年3月26日

・世界のカトリック人口・教皇フランシスコ在位5年で6%増、13億2900万人

(2020.3.25 カトリック・あい)

 バチカン中央統計局が25日発表した2020年版世界カトリック統計年報によると、2018年までの教皇フランシスコの在位5年間に、カトリック信徒の人口は6㌫、7500万人増え2018年現在で13億2900万人となった。

*地域別信徒数では欧米の比率が落ち、アジア、アフリカが上昇

  ただし、世界の総人口もこの期間にほぼ同率で増えたため、総人口に占める割合は18パーセント弱で、横ばいが続いている。

 地域別の人口に占める割合は、南北アメリカが全人口の63.7㌫を占め、欧州が39.7㌫、オセアニア26.3㌫、アフリカ19.4㌫の順。アジアが最も小さく、3.3㌫に留まっている。

 ただし、5年間のカトリック信徒の人口の動きをみると、欧州の国々と北米の相対的なウエイトが低下し、その他の地域が上昇している。欧州の割合は21.5㌫、南北アメリカはこの期間に1㌫落ちて48㌫となる一方で、アジアは若干上昇して11.1㌫になった。

*司教の数は増えたが、司祭数はとくに欧州で減少

 また、5年間で世界の司教の数は3.9㌫増えて5377人。地域別の増加率はオセアニアが4.6㌫、南北アメリカとアジアが4.5㌫、欧州が4.1㌫。アフリカは1.4㌫の微増となった。地域的な分布はこの二年間実質的に変わっていない。

 だが、世界の司祭の数は全体として思わしくない。5年間の最初の2年間は1400人増えたが、後の3年間に0.3㌫減少している。ただし、地域別にみるとアフリカではこの期間に14.3㌫、アジアで11㌫それぞれ増加しているが、南北アメリカは横ばい。欧州とオセアニアは2018年だけでも、それぞれ7㌫、1㌫を上回る減少となった。結果として、地域別の割合はアジアが14.8㌫から16.5㌫に増え、アフリカも10.1㌫から11.5㌫に増える一方、欧州は44.3㌫から41.3㌫に大きく縮小している。

 

*注目される「終身助祭」の増加

 そうした傾向の中で、顕著なのは終身助祭の増加で、世界全体でこの期間に4万3195人から4万7504人と約1割増えている。

 終身助祭は、司祭への叙階がないが、既婚者もなることのできる資格。第二バチカン公会議以降、助祭を「司祭への通過点」、単なる「司祭の補助」と見なすのではなく、助祭としての固有の職務を再確認する方向に進んでおり、これに伴い終身助祭の制度が世界各国の教区で整備されてきているが、日本では司祭団の関心が低く、沖縄などを除いて、まだ制度化されていない)

 

*修道士、修道女は減少が続いている

 司祭でない修道士の減少はアフリカ、アジアを除いて続いており、この期間に世界全体として5万5000人強から5万1000人弱と8㌫減った。修道女も69万9400人から64万2000人へ7.5㌫減り、特に欧州、オセアニア、南北アメリカでは、それぞれ15㌫、14.8㌫、12㌫の二けたの大幅減少を記録したが、アフリカとアジアではそれぞれ9㌫強、2.6㌫の増加となっている。

 

*神学生も減少、アフリカに期待

 神学生の減少も進んでおり、この期間に11万8251人から2㌫減って11万5880人に。地域別で欧州が15.6㌫、南北アメリカが9.4㌫の大幅落ち込み。例外的なのはアフリカで15.6㌫増え、宣教司牧の需要を満たす期待を寄せられている。

 

 

2020年3月25日

・教皇が仙台教区・平賀司教の引退願い受理、教区管理者に小松史郎師

(2020.3.20改 カトリック・あい)

 バチカン広報局の発表によると、教皇フランシスコが18日付けで、仙台教区の平賀徹夫司教から出されていた引退願いを受理された。

 平賀司教は1945年1月2日生まれで、今年1月2日に75歳を迎えており、引退願いの受理は、司教の定年年齢に退位したため、とされている。後任の教区長は未定。19日付けの仙台教区のお知らせによると、司教が決まるまでの教区管理者として小松史朗神父が任命された。

 これで、日本の教区で司教が空席の教区は新潟、福岡を合わせて3教区、また、通常なら補佐司教が置かれる東京大司教区も補佐司教が未定の状態が長く続いている。新型コロナウイルスの感染拡大が続いている中で、適切な対応がされるためにも、バチカンの早急な対応が望まれる。

 

2020年3月19日

・教皇、新型ウイルス感染で危機にあるローマ市内に行き、二教会で祈る

教皇フランシスコ、ローマの聖マルチェロ教会の磔刑像の前で祈る 2020年3月15日教皇フランシスコ、ローマの聖マルチェロ教会の磔刑像の前で祈る 
(2020.3.16 バチカン放送)

 教皇フランシスコが15日午後、ローマ市内の2つの教会を訪れ、新型コロナウイルスの感染の危機が去るように祈りを捧げられた。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長によると、教皇は同日夕方、私的な形でバチカンをお出になり、聖マリア大聖堂(バシリカ・ディ・サンタ・マリア・マッジョーレ)を訪問された。教皇は同大聖堂に保管される古い聖母子画「サルス・ポプリ・ロマーニ(ローマ人の救い)」の前で祈られた。

 この聖母子画に対する教皇フランシスコの崇敬はよく知られており、教皇は様々な祭日はもとより、海外への司牧訪問の前後にも、この前で祈られている。

 続いて、教皇は巡礼者として、ローマ中心街を貫くコルソ通りを歩き、聖マルチェロ教会(キエーザ・ディ・サン・マルチェッロ・アル・コルソ)で、ローマを「大ペスト」から救ったという「奇跡の十字架」を見上げ、祈りを捧げられた。

 同教会には、1522年にペストがローマを襲った際、感染の鎮静を祈る宗教行列で掲げられたキリストの磔刑像がある。当局からの禁止にもかかわらず、民衆によって始められたこの宗教行列は16日間にも及び、十字架を掲げた行列がローマのあらゆる地区を練り歩く中で、ペストは次第に下火になっていった、という。1600年から、「聖年」を記念するたびに、聖マルチェロ教会から聖ペトロ大聖堂に向かう宗教行列が行われるようになった。十字架の裏には「聖年」が行われた年と、その時代の教皇の名前が彫られている。

 この2つの教会への訪問を通して、教皇はイタリアをはじめ世界で拡大する新型コロナウイルス感染症の収束と患者たちの回復、また亡くなった方々の冥福と親しい人々への慰めを祈られた。教皇の祈りは、仕事を通して社会のために奉仕する医療関係者、医師や看護師らにも向けられた。

(編集「カトリック・あい」)

2020年3月17日

・教皇、聖週間の公開のミサなど行事中止、復活の主日のミサは公開の可能性残す

(2020.3.14 Crux Rome Bureau Chief Inés San Martín

Pope to celebrate Holy Week without the presence of the faithful

Pope Francis holds a crucifix during the Good Friday service in St. Peter’s Basilica at the Vatican April 19, 2019. (CNS photo/Paul Haring) See POPE-LENT-EASTER Feb. 13, 2020.

 バチカンが14日、教皇フランシスコによる今年の聖週間=「枝の主日」(4月5日)から

から復活の主日の前日(11日)までの1週間=の典礼祭儀を信徒の参加無しに行なう、と発表した。

 新型コロナウイスの感染が世界的に拡大への対応としてなされたこの決定は、前例のないものだが、復活の主日のミサを一般信徒参加で行う可能性は残している。

 発表は、教皇公邸管理部のウェブサイトを通じて行われたが、同管理部は、教皇の各国の国家元首たちとの会見の調整はじめ、教皇の公的日程の大部分についての作成や、教皇のミサ、一般謁見、そのたの行事の参加証配布も担当している。

 同管理部の発表は「現在の世界的な公衆衛生上の危機に鑑み、聖週間の全ての典礼祭儀は信徒の物理的な参加無しに行われる」というもので、先ずイタリア語のみで出され、遅れて英語でもなされた。

 これは、教皇フランシスコがこれまで拘置所や難民申請者たちと捧げていた枝の主日(受難の主日)のミサ、聖木曜日の聖香油ミサと主の晩餐のミサ、さらに、聖金曜日の主の受難の儀式、そして聖土曜日の復活徹夜祭は、信徒の参加無しに捧げられることを意味する。

 また少なくとも4月12日、復活の主日までは、恒例の教皇の水曜の一般謁見と講話、日曜正午の祈りと説教は、ここ何週間されているバチカン宮殿図書室からの動画配信の形で行われる。教皇による公開ミサと一般謁見がいつ再開されるかは今のところまだ決まっていない。

 枝の行列が行われる受難の主日から復活祭までの1週間は、カトリック教会の典礼暦の中心となる期間であり、世界のカトリック教徒にとってキリストの受難から復活という信仰の核心を改めて心に刻む最重要の期間だ。

 だが、新型コロナウイスの感染が世界中に広がり、中国以外でもイタリアはじめ多くの感染者、死者が出ている状況の中で、各国政府も非常事態ないしそれに匹敵する宣言を出して感染拡大を食い止めようとしており、世界の多くの司教区も、今回のバチカンの決定に倣うことを強いられる可能性がある。

 その場合、すでに世界の一部の教区で始まっているインターネット、ラジオ、テレビなどを通しての、聖週間行事の動画配信も広がりそうだ。

 ローマの各教会は今週初めに一時的に閉鎖されたが、教皇の判断が出た後、再開可能とされた。信者は、教会での祈祷と聖体祭儀に参加する場合、隣の人と安全な距離を保ち、手洗い、水を含ませたアルコールによる消毒など、衛生上の注意事項に従うことが求められる。だが、(注:ローマ以外の)イタリア全土では、信徒のミサへの参加は、ウイルスのさらなる感染を防ぐために、禁止されている。

(翻訳「カトリック・あい」南條俊二)

・・Cruxは、カトリック専門のニュース、分析、評論を網羅する米国のインターネット・メディアです。 2014年9月に米国の主要日刊紙の一つである「ボストン・グローブ」 (欧米を中心にした聖職者による幼児性的虐待事件摘発のきっかけとなった世界的なスクープで有名。映画化され、日本でも昨年、全国上映された)の報道活動の一環として創刊されました。現在は、米国に本拠を置くカトリック団体とパートナーシップを組み、多くのカトリック関係団体、機関、個人の支援を受けて、バチカンを含め,どこからも干渉を受けない、独立系カトリック・メディアとして世界的に高い評価を受けています。「カトリック・あい」は、カトリック専門の非営利メディアとして、Cruxが発信するニュース、分析、評論の日本語への翻訳、転載について了解を得て、掲載しています。

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2020年3月15日

・フランシスコ、教皇選出7周年-改めて新型ウイルス感染者たちのために祈る

 教皇フランシスコは2013年にローマ教皇に選出されてから3月13日で7周年を迎えられた。

 教皇フランシスコ(本名:ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ)は、2013年3月13日、ベネディクト16世の引退に伴うコンクラーベで、第266代目のローマ教皇に選出された。在位8年目に入った教皇は、この日をバチカンでミサや祈りのうちに過ごされた。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、教皇は日曜日の正午の祈りの集いと水曜日の一般謁見を、バチカン宮殿から、また、参列者を伴わない形で、毎日の朝のミサをサンタ・マルタ館の礼拝堂から、それぞれビデオ中継でなさっている。

 13日の朝も、教皇はサンタ・マルタ館でミサを捧げられ、説教の中で教皇は、新型コロナウイルスの感染者と家族、また同感染症のために苦しむすべての人々のために祈られた。また、司牧者たちが試練に置かれた人々に寄り添うための、最もよい方法を見い出すことができるよう、そのための力を神に願われた。

(編集「カトリック・あい」)

2020年3月14日

・イタリアの感染急増に対応、バチカンが大聖堂と聖ペトロ広場を閉鎖

バチカンの聖ペトロ大聖堂と広場 2020年3月11日バチカンの聖ペトロ大聖堂と広場 2020年3月11日  (ANSA)

 国内の感染が急増しているイタリア政府当局の対策強化に対応する措置。聖ペトロ広場の郵便局、バチカン出版局の2か所の書店(聖ペトロ広場・聖ピオ12世広場)も4月3日まで閉鎖される。

2020年3月12日