2021年1月の教皇と日本の教会の祈りの意向

 

福音宣教の意向: 人間愛

諸宗教の兄弟姉妹と互いのために祈り、また、すべてに開かれて祈る中で、豊かな親交に結ばれて生きる恵みを、主が私たちに与えてくださいますように。

 「神に祈り、イエスに従いながら、私たちは他の文化・伝統・宗教に従って祈る人々と、兄弟姉妹として一致します。私たちは祈る兄弟姉妹です。兄弟愛は、私たちを、すべての人の御父に向けて開き、他者の中に兄弟姉妹を見出すことで、人生を分かち合い、互いに支え、愛し、理解し合うように導きます。

・教会は、私たちキリスト者にとって、人間の尊厳と兄弟愛の源はイエス・キリストの福音にあることを忘れず、他の宗教における神の働きも重視しします。

・私たち信者は、自分たちの源に立ち返り、本質的なことに専心すべきです。

・私たちの信仰の本質は、神に対する礼拝と、隣人に対する愛です。諸宗教の兄弟姉妹と互いのために祈り、また、すべてに開かれて祈る中で、対立することなく、豊かな親交に結ばれて生きる恵みを、主が私たちに与えてくださいますように」

 

日本の教会の意向: 世界の連帯と協力

新型コロナウイルスの世界的大流行を体験した私たちが、自己の利益にとらわれることなく、共通善のもとに連帯し、協力していく世界を築くことができますように。

2020年12月31日

12月の教皇と日本の教会の祈りの意向

■12月

教皇の祈りの意向: 祈りの生活

 イエス・キリストとのパーソナルなかかわりが、神のみことばと祈りの生活によって養われますように。

 (2020.12.1 バチカン放送)教皇フランシスコは、2020年12月の祈りの意向について、次のビデオ・メッセージをおくられた。
  「教会のミッションの心臓、それは祈りです。祈りは、私たちにとって、御父との対話に入るための鍵です。
 福音書の一節を読むたびに、イエスが話かける声を聞きます。私たちはイエスと会話します。イエスに耳を傾け、答えます。これが祈りです。

祈ることで、私たちは現実を変化させます。そして、心を変化させます。祈る時、私たちの心は変わります。私たちには多くのことができますが、祈りなしでは、うまくいきません。

イエス・キリストとのパーソナルなかかわりが、神のみことばと祈りの生活によって養われますように。沈黙のうちに、皆で、それぞれ心をこめて祈りましょう」

 

 

日本の教会の祈りの意向: 命へのまなざし

 神の創造によって生を受けた私たちが、すべての命を見守る神のまなざしを、自らのうちに育むことができますように。

2020年11月30日

・11月の教皇と日本の教会の祈りの意向

■11月

世界共通の意向: 人工知能

*ロボット工学と人工知能の進歩が常に人類に奉仕するものでありますように。

(2020.11.5 バチカン放送)
 教皇フランシスコは、2020年11月の祈りの意向をめぐり、ビデオを通してメッセージをおくられた。

 「人工知能は、私たちが体験している時代の変化の中心をなすものです。ロボット工学は、共通善のために力を合わせるならば、より良い世界を構築することができます。実際、技術発展が不平等を増大させるならば、それは真の発展ではないからです。未来の発展は、人間の尊厳と被造物の尊重に方向づけられたものであるべきです。ロボット工学と人工知能の進歩が常に人類に奉仕するもの、すなわち『人間的なもの』であるよう、祈りましょう」

 

 

 

日本の教会の意向: 日韓司教交流会

*25回目を迎える日韓司教交流会にあたり、両国が互いの理解と尊敬を深め、歴史的痛みを乗り越えて、東アジアの平和に寄与する関係を築いていくことができますように。

2020年10月31日

・10月の教皇と日本の教会の祈りの意向

教皇の祈りの意向: 教会における信徒のミッション

洗礼によって信徒となった人々、特に女性の信徒が教会の責任ある分野にいっそう参加することができますように。

日本の教会の祈りの意向: 医療や科学に携わる人々

 

医療や科学に携わる人々が、それぞれの専門分野を通して命に仕え、神の創造の業に参与することができますように。

2020年9月30日

・9月の教皇と日本の教会の祈りの意向

■9月

教皇の祈りの意向: 地球資源の尊重

 地球の資源が不当に奪われることなく、正しくふさわしい方法で配分されますように。

 「私たちは地球の資源を搾り取っています。まるでオレンジを扱うように、それを搾り取っているのです。北半球の先進国や企業は、南の天然資源を搾取しながら豊かになり、『環境負債』を生んでいます。この負債を誰が払うのでしょうか。さらに、『環境負債』は、多国籍企業が、自分たちの国々では認められないことを、海外で行うときに増加します。それはとてもひどいことです。今日、明日ではなく、今日、私たちは責任をもって自然をいたわらなくてはなりません。地球の資源が不当に奪われることなく、正しくふさわしい方法で配分されるよう祈りましょう。略奪にNOを、分かち合いにYESを」

 

 

日本の教会の祈りの意向: すべての被造物の尊重

 神の創造された世界の秩序と調和、危機に瀕している自然環境を守るために、神が人類に与えた使命を自覚し、今、わたしたちにできることを見極め、行っていくことができますように。

2020年8月31日

・8月の教皇と日本の教会の祈りの意向

8月の祈りの意向

教皇の祈りの意向: 海に携わる人々

 海で働き生活するすべての人、とりわけ船員、漁業従事者とその家族のために祈りましょう。

(2020.8.4 バチカン放送)
 教皇フランシスコはj4日、2020年8月の祈りの意向について、ビデオを通し、次のように語られた。

 

「船員、漁業従事者、そして彼らの家族の生活は、大変困難なものです。時に彼らは強制的な労働の被害者であったり、遠方の港に置き去りにされることもあります。産業化した漁業の競争や、公害問題が、彼らの仕事をいっそう複雑にしています。海に携わる人々なしでは、世界の多くの地域は飢えに苦しむでしょう。海で働き生活するすべての人、とりわけ船員、漁業従事者とその家族のために祈りましょう」

日本の教会の意向: 平和への決意

 戦争、人身売買、差別といった、神の子としてのいのちを傷つけ、平和の実現を妨げるすべての暴力に対抗していくことができますように。

 

2020年6月30日

・6月の教皇の祈り意向と日本の教会の祈りの意向

教皇の祈りの意向: イエスの聖心の道

 苦しむすべての人が、イエスの聖心に動かされ、生きる道を見いだすことができますように。

 教皇フランシスコは、2020年6月の祈りの意向「イエスの聖心の道」について、ビデオメッセージをおくられた。
 「多くの人が、耐えている困難のために苦しんでいます。優しさの革命のもとに、私たち皆を受け入れてくださる、キリストのみ心に彼らを近づけ、これらの人々の人生を変える、憐みに満ちた道のりを共に歩むことで、私たちは彼らを助けることができます。祈りましょう。苦しむすべての人が、イエスの御心に動かされ、生きる道を見い出すことができますように」

「イエスの聖心に倣い、わたしたちの心をよりいつくしみ深く」(2020.6.9 バチカン放送)

 教皇フランシスコは、イエスの聖心への信心について、7日正午の集いの後半、次のように話されている。

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6月は特にキリストの聖心に捧げられています。イエスの聖心に対する信心は、霊性の大家たちにも、素朴な神の民たちにも、共通のものです。実際、イエスの人間的であると共に神的なる聖心は、私たちがいつでもそこから神の慈しみ、赦し、優しさを汲み取ることができる源泉なのです。

イエスの聖心からこうしたものを汲み上げるには、福音の一節に立ちどまり、イエスのすべての行いと言葉の中心に、愛、御父の愛を感じることが必要です。御父の愛は、御子と私たちの内にある聖霊の愛をおくられました。また、それは、聖体を礼拝することで可能となります。

聖体には神の愛が秘跡において存在します。こうして、私たちの心も、イエスの聖心に倣い、少しずつ、より忍耐強く、より寛大に、より慈し深いものとなることができるでしょう。

私が祖母から習った古い祈りがあります。それはこういう祈りです。「イエスよ。私の心を、あなたの聖心に似たものにしてください」。これは美しい祈りですー「私の心を、あなたの聖心に似たものに」。

この美しく、小さな祈りを、この6月に唱えましょう。さあ、さっそく、今一緒に唱えてみますか?「イエスよ。私の心を、あなたの聖心に似たものにしてください」。もう一度祈りましょう。「イエスよ。私の心を、あなたの聖心に似たものにしてください」。

 

日本の教会の意向: 孤立している人

 人格的交わりを失って孤立している人々が、私たちの支えと関わりを通して絆を回復していくことができますように。

 

2020年5月1日

・教皇の新型ウイルスに苦しむ世界の為の祈り・日本の教会の祈り・教皇の4月の祈りの意向-依存症からの解放の為に

*教皇の新型コロナウイルスに苦しむ世界の為の祈り

  教皇フランシスコは24日、ビデオを通し、新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な危機にある世界のために共に祈ろうと呼びかけられた。 (2020.3.24 バチカン放送)

 感染拡大が止まらず世界が試練に立たされる中で、教皇は、ビデオを通し、共に祈ろうと、キリスト者とすべての善意の人々に、次のように訴えられた。

 「病者のため、苦しむ人々のために、皆で一緒に祈りましょう。

 聖なる神の御母よ、あなたの保護のもとに私たちは身を寄せます。試練に置かれた私たちの祈りを、さげすまないでください。栄光ある、祝福された乙女よ、私たちをあらゆる危険から守ってください。

 今この時、皆で一致し、帰属するあらゆる宗教を超えて祈っておられる、すべてのキリスト者の方々、すべての善意の皆さまに感謝します」

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*日本の教会の新型ウイルス感染症に苦しむ世界の為の祈り

 いつくしみ深い神よ、新型コロナウイルスの感染拡大によって、今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。

 病に苦しむ人に必要な医療が施され、感染の終息に向けて取り組むすべての人、医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。

 亡くなった人が永遠のみ国に迎え入れられ、尽きることのない安らぎに満たされますように。
不安と混乱に直面しているすべての人に、支援の手が差し伸べられますように。

 希望の源である神よ、わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、世界のすべての人と助け合って、この危機を乗り越えることができるよう、お導きください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 希望と慰めのよりどころである聖マリア、苦難のうちにあるわたしたちのためにお祈りください。(2020年4月3日 日本カトリック司教協議会認可)

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 教皇フランシスコは、2020年4月の祈りの意向をめぐり、ビデオによるメッセージをおくられた。(2020.4.2 バチカン放送)

 「依存症の悲劇について、皆さんももちろんお聞きになっているでしょう。皆さんは、ギャンブルや、ポルノ、インターネット、そしてバーチャル空間への依存についても、考えたことがありますか。『いつくしみの福音』に支えられ、私たちは新しい依存症に関連する多くの苦しみを、和らげ、ケアし、癒すことができます。依存症に苦しむ人々が、支援と寄り添いを受けることができるよう、祈りましょう」

 

2020年3月25日

・3月の教皇と日本の祈りの意向

教皇の福音宣教の意向: 中国のカトリック信徒

中国の教会が福音にたゆまなく忠実であり、一致を育んでいくことができますように。

(2020.3.5 バチカン放送)教皇は3月の祈りの意向について、ビデオで以下のように話された。

 「今日、中国の教会は、希望をもって未来を見つめています。教会は、中国のキリスト教徒たちが、真のキリスト者であると同時に、よき市民であることを願っています。彼らは福音を広めなければなりませんが、その際、改宗を強要することがあってはならず、また分裂したカトリック共同体の一致に努めなければなりません。中国の教会が福音への忠実を保ち、一致のもとに成長することができるよう、共に祈りましょう」

 

日本の教会の意向: 虐待被害者とその家族

私たち一人ひとりが虐待被害者とその家族の苦しみを見過ごすことなく、自らの痛みとして受け止め、癒やしと和解に力を尽くすことができますように。

 

 

2020年2月29日

2月の教皇と日本の祈りの意向

教皇の祈りの意向: 移住者の叫びに耳を傾ける

*犯罪取引の犠牲となっている、同じ人間である移住者の叫びに耳を傾け、対応することができますように。

 

日本の教会の祈りの意向: 子どもたち

*未来を託された子どもたちが、かけがえのない存在として無条件に愛され、守られていることを実感し、信頼と希望のうちに成長することができますように。

2020年1月31日