■7月の教皇と日本の教会の祈りの意向

教皇の意向: 聖体を中心に据えた生活のために

私たちカトリック教徒が、聖体の祭儀を生活の中心に据えて人間関係を根本から見直し、神とすべての兄弟姉妹との交わりへ導かれますように。

教皇フランシスコは、この祈りの意向について、ビデオの中で次のように話された。

**********

「私たちがミサを終えて退出する時、入った時と同じ状態でいるなら、そこには何か問題があります。聖体はイエスの現存です。それは人を深く変容します。イエスは来られ、あなたは変えられなくてはなりません。

聖体の中に、苦しむキリスト、ご自分を私たちに与えられ、私たちの生活がご自身に養われるにまかせるよう招き、私たちの兄弟姉妹の生活を培われるキリストがおられます。聖体の祭儀は復活されたイエスとの出会いです。それは同時に、イエスが教えられたように、自分たちを世界に向けて開くようにと、私たちを押し出す力でもあります。

聖体祭儀にあずかるたびに、イエスは来られ、ご自分が愛したように愛する力をわたしたちにくださいます。 なぜなら、イエスは、他者に出会いに行き、自分自身から抜け出し、愛をもって自分を他者に開く勇気を与えてくださるからです。

祈りましょう。わたしたちカトリック信者が、聖体の祭儀を生活の中心に据えて人間関係を根本から見直し、神とすべての兄弟姉妹との交わりへ導かれますように」

 

日本の教会の意向: 家族の絆のために

互いをいたわり、家族の絆を神の愛の実現として社会に示すことができますように。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2023年6月30日