教皇フランシスコと内赦院セミナー参加者との出会い 2021年3月12日 バチカン・パウロ6世ホール (Vatican Media)
(2021.3.12 バチカン放送)
聴罪司祭を対象とした内赦院主催「赦しの秘跡」セミナーの最終日の12日、教皇フランシスコが参加者とお会いになり、赦しの秘跡の意味を「神の愛にゆだねる」「愛に変容される」「愛にふさわしい者となる」という3つの表現をもって説明された。
「信仰とは、神の慈しみとの出会いであり、その憐み深く寛大な神の愛の中に完全に自分を委ねること」とされた教皇は、「悔い改める者は、赦しの秘跡の対話の中で、自分を受け入れてくれる愛の光と出会い、その愛と恵みによって変容され、『石の心』が『肉の心』となっていくのを体験することになります」と語られた。
そして、「真に回心を願う者は、自分が神から受けた愛にふさわしい者になろうとします… 神の愛に受け入れられた者は兄弟を受け入れ、神の愛に自らを委ねた者は苦しむ人を慰め、神に赦された者は兄弟を心から赦します」と説かれた。
最後に教皇は「私たち一人ひとりが神から赦された罪人であることを思い出しながら、私たちを変えたその同じ神の愛に、人々が赦しの秘跡の中で出会えるように奉仕しましょう」と参加者たちを促された。
内赦院は、教皇庁の裁判所の一つで、ゆるしの秘跡や贖宥(しょくゆう=教会の与える有限の罰の償いの免除)に関する問題を扱う。毎年、復活祭に備える悔い改めの期間「四旬節」には、内赦院が主催して、聴罪司祭を対象にした「ゆるしの秘跡」について考えるセミナーを開いている。
(編集「カトリック・あい」)