☩復活徹夜祭ミサ「復活の主であるイエスに目を上げよう。主は復活された!」

(2024.3.30 VaticanNews  Lisa Zengarini)

 教皇フランシスコは30日の復活の聖なる徹夜祭ミサを聖ペトロ大聖堂で捧げられ、「命の神」であるイエスを仰ぎ見、喜んで迎えることによって、「いかなる失敗に遭っても、私たちは絶望に追い込まれない」と強調された。

 復活徹夜祭のミサは大聖堂の入り口での火の祭儀で始まり、「キリストの光」が歌われ、復活ろうそくを先頭に光の行列が続いた。ミサの中でイタリア人4人、韓国人2人、日本人とアルバニア人それぞれ一人の洗礼式と堅信式が行われた。

 教皇はミサ中の説教で、マルコ福音書に書かれた、空になったイエスの墓を訪れた女性たちに振る舞いに注目された。

教皇は、「悲しみの中でイエスが埋葬された墓に向かう途中で女性たちは、『誰が墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか』と不安を覚えながら話し合っていました… 『あの石』-(墓の中に入ろうとする者に)圧倒的な障害となる石-は、女性たちが心の中で思っていたことを象徴していました。 それは彼女たちの希望の終わりを表し、彼女たちの夢は打ち砕かれていました」と語られた。

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年3月31日