深刻な食糧危機に直面するイエメン (AFP or licensors)
(2022.9.29 バチカン放送)
教皇フランシスコは29日、同日の国連の「食料ロスと廃棄に関する啓発の国際デー」にあたって、国連食糧農業機関(FAO)の屈冬玉(チュー・ドンユィ)事務局長にメッセージを送られ、「社会における正義の欠如が、世界の多くの人々に十分な食生活をおくることを妨げている現状」に注意を向け、「再分配のために食料を集め、生産されたものを無駄にしてはなりません」と強調された。
メッセージで、教皇は「食料ロスと廃棄」を無視できない重大な問題とし、「食料を無駄にすることは、人を無駄にすること」であり、「豊富な食料に囲まれて生活する人々と、飢えに苦しみ、栄養失調で亡くなる人々との間にある大きな不平等が顕著くなっている」と指摘。「飢えた人たちの正義を求める苦しみの叫びに、私たちは言葉だけでなく、効果的で誠実な方法をもって、緊急に応えねばなりません」と訴えられた。
(編集「カトリック・あい」)