♰「改めて、残酷な試練に遭い続けているウクライナの人たちのために祈ろう」一般謁見で呼びかけ

ウクライナのイジウムにある破壊された建物の近くで花が咲くFlowers grow near a destroyed building in Izium, Ukraine 

    教皇フランシスコは28日の水曜恒例一般謁見で、9か月に及ぶロシアによる軍事侵攻に苦しむウクライナの人々のために祈るよう、世界の信徒たちに改めて呼びかけられた。

 教皇は、大きな犠牲を強いられ続けているウクライナに思いを寄せられ、「この国はとても大きな苦しみの中にあり、人々はひどく残酷な試練に遭っています」と語られた。

 そして、教皇の命によりロシアの侵攻開始から4度目の現地訪問をして、このほどローマにもどったバチカン支援援助省長官のクライェウスキ枢機卿からの悲惨極まる現地の状況についての報告を踏まえ、「改めてウクライナのことを思い、命を落とした人たちのために祈りましょう」と呼びかけた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2022年9月28日