(2022.4.3 Vatican News Deborah Castellano Lubov)
教皇フランシスコは3日、マルタのフロリアーナでの主日の正午の祈りの説教で、苦しみの淵に置かれたウクライナに速やかに平和が戻るよう祈ることを、信徒たちに求められた。
教皇は、ロシアの軍事侵略で苦しの淵に置かれたウクライナに今も爆撃が続いている現状を、「(人の命の)神聖さを汚す戦争」と強く非難。ウクライナを聖母マリアに託し、平和回復を祈るように、世界中のすべての信徒に促された。
ロシアの正当性を全く欠いた一方的なウクライナ攻撃は2か月目に入り、罪もない数千人の人々が命を落とし、何百万人もの人々、特に女性と子供たちが近隣諸国に脱出を余儀なくされている。
(編集「カトリック・あい」)