☩「悲惨な出来事が繰り返されないように」アフリカのスペイン領と米テキサスでの相次ぐ”移民”大量死に

(2022.6.28 バチカン放送)

 24日にアフリカのスペイン領メリリャ、27日に米テキサスで、国境を越えようとする人々が相次いで大量に死亡する悲劇が起きたが、教皇フランシスコは28日、ご自身のツィートで、深い悲しみを表明するとともに、悲劇が繰り返されないように、主に祈られた。、スペイン領と、米国テキサスで起きた移民の悲劇に苦しみを表された。

 モロッコとスペイン領メリリャの国境で6月24日、国境のフェンスを乗り越えスペイン領内に入ろうとおよそ2000人が殺到し、少なくとも23人が押しつぶされるなどして死亡した。

 また、米国南部テキサスのメキシコとの国境付近では、6月27日、放置されたトレーラーから、不法移民とみられる約100人が発見され、46人が既に死亡、16人が病院に搬送された。

 教皇はこうした出来事を受け、ツィートで、「テキサスとメリリャにおける移民の悲劇のニュースを苦しみをもって受け取りました。より良い生活への希望を求めて亡くなったこれらの兄弟たちのために一緒に祈りましょう。そして、主が私たちの心を広げ、このような悲惨な出来事が繰り返されることがないよう、祈りましょう」と呼びかけられた。

(編集「カトリック・あい」)

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2022年6月29日