☩「パレスチナ、イスラエル、そしてウクライナ。戦争捕虜の速やかな解放を」教皇、一般謁見で訴え

Rally in Kyiv calls for return of Ukrainian prisoners of warRally in Kyiv calls for return of Ukrainian prisoners of war  (ANSA)

    教皇フランシスコは17日の水曜恒例一般謁見の最後に、世界中の戦争捕虜に言及。彼らの多くが受けている拷問を強く非難するとともに、速やかな解放を訴えられた。

 「私たちの思い、この瞬間、私たち全員の思いは、戦争中の人々に向けられています」とされた教皇は、「私たちは聖地、パレスチナ、イスラエルのことを考えます。 私たちはウクライナ、苦しむウクライナのことを考えます。 私たちは捕虜のことを考えています…」と語られた。

 そして、「主が御心を動かされ、彼ら全員が解放されますように」と祈られた。

 また、捕虜たちの多くが受けている拷問に思いを向けられ、「拷問は恐ろしい行為。人間のすることではない」と強調。拷問で苦しむ人々を神が祝福してくださるよう願われた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2024年4月18日