(2024.4.17 Vatican News Linda Bordoni)
教皇フランシスコは17日の水曜恒例一般謁見の最後に、世界中の戦争捕虜に言及。彼らの多くが受けている拷問を強く非難するとともに、速やかな解放を訴えられた。
「私たちの思い、この瞬間、私たち全員の思いは、戦争中の人々に向けられています」とされた教皇は、「私たちは聖地、パレスチナ、イスラエルのことを考えます。 私たちはウクライナ、苦しむウクライナのことを考えます。 私たちは捕虜のことを考えています…」と語られた。
そして、「主が御心を動かされ、彼ら全員が解放されますように」と祈られた。
また、捕虜たちの多くが受けている拷問に思いを向けられ、「拷問は恐ろしい行為。人間のすることではない」と強調。拷問で苦しむ人々を神が祝福してくださるよう願われた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)