アジア司教協議会連盟FABCの創立50周年を記念して開催されている総会も、半分が終わりました。あと一週間です。この一週間については別途、明日にでも掲載するとして、総会中にはいろいろな方に再会しています。
そんな中でも、東京教区にとって大切な姉妹教会であるミャンマーの司教様たちと時間を共に過ごすことができるのは,感謝です。ミャンマーの現状のいろいろなお話を伺いました。なおいっそう、ミャンマーの安定と平和の確立のために、祈りを続けなければならないという思いが深まりました。
総会に参加されているミャンマーの司教様たちの中でも、神学生の養成などへの支援でも深く関わっているマンダレー教区のマルコ大司教様と再会できたことは大きな喜びでした。
2020年2月、コロナ禍で全てが閉鎖される直前に東京教区の代表団が訪れて、ピンウーリン(メイミョー)の神学院を訪れたりして以来の再会でした。クーデターが発生して以降、マンダレーでも暴力的な状況が続き、先頭に立って平和の実現を求めるマルコ大司教様の様子もニュースなどで伝わってきています。命の危機を感じながら牧者としての務めを果たすことは本当に大変なことであろう、と想像いたします。マルコ大司教様のためにもお祈りください。
マルコ大司教様からは、特に東京教区の皆様へ,お祈りと支援への感謝の言葉をいただきました。また東京で、ミャンマーの方々と共に、平和のために祈り続けていることに力づけられている、という感謝の言葉をいただきました。
世界では様々な暴力的状況が発生し,その都度、祈りが必要となりますが、同時に解決されることなく時間の経過と共に忘れられてしまう人たちも多くおられます。東京教区としては、これまでの深い関わりもありますから、これからも忘れることなく、ミャンマーのために祈り続けたいと思います。
(編集「カトリック・あい」)