・ミャンマーのボー枢機卿、聖母月に平和、正義、一致の回復へロザリオの祈り求める

Myanmar Church is on a rosary and Eucharistic adoration campaign in May for peace in the country. Myanmar Church is on a rosary and Eucharistic adoration campaign in May for peace in the country.   (©kbuntu – stock.adobe.com)

(2021.5.1 Vatican News Robin Gomes)

2月1日に軍事クーデターが発生したミャンマーでは、軍部による弾圧で800人近い死者が出た今も騒乱状態がつづいている。そうした中で5月の聖母マリアの月を迎え、同国のカトリック教会のリーダーであるチャールズ・ボー枢機卿が、平和、正義、一致、そして人間の尊厳が速やかに取り戻されることを主に願うロザリオの祈りと聖体礼拝の月とするよう、司祭、信徒に訴えた。

聖母マリアに主への執り成しを願う祈りは、3日からの第一週は「平和」、第二週は「正義」、第三週は「一致」、そして第四週は「人間の尊厳」に捧げられる。

ボー枢機卿は、司祭、信徒宛ての書簡で、司祭に対しては、聖堂で毎日午後2時半から一時間、聖体礼拝を、午後7時から一時間をロザリオの祈りを行なうよう求め、信徒に対しては、自宅で、聖堂で、あるいは共同体の集会で、祈りや礼拝に参加するように、としている。

 仏教徒が多数をしめるミャンマーで、カトリック教徒は少数派だが、民主政治に逆行する動きに抗議し、平和的解決をもとめる運動に参加し、祈り、騒乱で被害を受けている貧しい人々や遺族に物的、精神的支援を行うなど、積極的に活動している。

 だが、軍部は、民主政治回復を求める人々への暴力的抑圧をやめないばからいか、少数民族やキリスト教徒が多く住むカレン州とカチン州の軍部に反対する勢力への爆撃、砲撃など攻勢を強め、多くの死者や難民を発生させている。

 国連が4月30日に発表したところでは、ミャンマー経済は騒乱とコロナの大感染の中で極度に悪化しており、貧困層が特に大きな打撃を受けている。現地のNPO「ミャンマー政治犯支援協会」によると、クーデター発生以来、4月30日までに、軍の治安部隊に殺害された市民は759人に上り、3485人が拘留されている、という。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

 

2021年5月2日

・「ロザリオの祈りー菊地大司教とともに」5月の毎週月曜日正午から

(2021.5.2 菊地大司教の日記)

 5月は聖母月です。中央協議会のホームページにはこう記されています。

 「聖母月の信心は近世からのもので、18世紀のイタリアで盛んとなりました。この5月は、四季折々の中で春の訪れとともに自然界の実りをもっとも感じさせてくれ、また主の復活の喜びと希望に満ちた月でもあります。そのような思いをもってこの月をマリアにささげ、マリア崇敬のために祈り続ける信心が伝統としてなされてきたことは当然のように考えられます」

 主キリストのあがないの業の第1の協力者は、十字架の傍らに立ち、イエスの苦しみを共にされた聖母マリアです。それだからこそ、聖母の取り次ぎには力があります。マリア様を通じて私たちが主イエスに達することが出来るように、その取り次ぎのうちに、あがない主への信仰を深めるときにしたいと思います

 特に、現在のように、人類的規模でいのちが危機に直面するような事態にあっては、一日も早い終息と平安を求めて、聖母の取り次ぎを祈ることは、教会の伝統でもあります。

 教皇様は、新福音化推進評議会を通じて、今回の事態にあたり、終息を願って、世界30の聖母巡礼所と連携し、五月中の「ロザリオ・マラソン」を呼びかけておられます。ロザリオの祈りのポイントは、そういった行事(中継は日本の深夜1時ですし)に参加すること自体にあるのではなく、地道に祈ることであり、また心をあわせて祈ることでもあります。

 祈りの一助として、東京教区では、毎週月曜の昼に、ビデオを配信します。いつでも見ていただけるので、ご利用いただければと思いますが、ビデオでは栄えの神秘を一連のみ唱えています。最初に、メッセージを入れます。終わりに教皇フランシスコの祈りを唱えます。一緒に一連でも構いませんし、その後一環までご自分で唱えていただいても構いません。心をあわせて、ともに祈りましょう。

 5月3日、10日、17日、24日、31日の各月曜日お昼に、カトリック東京大司教区のyoutubeチャンネルで配信です。

 以下、5月3日のロザリオの祈りのメッセージ原稿と祈りの意向、教皇様の祈りです。

 ロザリオの祈りは、聖母マリアとともにキリストを観想する祈りです。ルカ福音には、「マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた」と記されています。教皇ヨハネパウロ二世は、「おとめマリアのロザリオ」に、「キリスト者の共同体は、ロザリオを唱えることによって、マリアの思い出と観想のまなざしに心を合わせる」と記します(11)。

 私たちはロザリオの祈りを通じて、聖母マリアとともにキリストを思い起こし、聖母マリアからキリストを学び、聖母マリアとともにキリストの姿に似たものとなります。加えて私たちは、聖母マリアとともにキリストに願い求め、聖母マリアとともに、福音を告げ知らせるものとなります。

 昨年初めから既に一年以上、世界は歴史に残る事態に直面し、多くの人が命の危機に直面しています。日本においても、他国と比較すれば状況はまだ穏やかとは言え、実際に亡くなられた方や、現在も命の危機に直面し、病床にある方も少なくありません。感染対策のため、社会活動は度重なる自粛を余儀なくされ、経済的にも大きな打撃を受けています。

 教会も、感染しないだけではなく、感染を広げて他者のいのちを危機にさらすことのないように、対策を徹底して、その活動を制限してきました。

 私たちは、教会に集まれないからといって、祈りを止めることはありません。今こそ、祈りの力が必要です。命を守るために、私たちは祈らなくてはなりません。

 昨年、教皇フランシスコは、感染症が拡大し多くの方が命の危機に直面している中で、五月中にロザリオの祈りを唱えるように、と招かれました。

 同時に教皇様は、昨年5月17日のアレルヤの祈りで、「感染症が蔓延しているここ数か月、私たちの共通の家を大切にすることの重要性がひとしお切実に感じられます」と述べられ、発表から五年となる回勅「ラウダート・シ」をたびたび引用しながら、将来に向けて、世界的な連帯の絆の中で、この共通の家をどうしたら神が望む姿にしていくことができるのかという視点を持つことの重要性を強調されています。

 まだ終息への道筋が見えない中、教皇様は今年の五月に、世界中の30を越える聖母の巡礼所と連携しながら、この困難を祈りの力で乗り越えることができるように、「ロザリオ・マラソン」を行うようにと、新福音化推進評議会を通じて呼びかけられました。

 東京教区では五月中の毎週一回、月曜日に、栄えの神秘の一連を、メッセージとともにインターネットで配信します。聖母の取り次ぎを求めながら、この5月の間、皆で共に祈りましょう。

 一日も早く、人類が直面しているこの困難な事態が終息するように、また病床にある人たちに癒しが与えられるように、医療関係者の健康が守られるように、経済の悪化で命の危機に直面する人たちに助けがあるように、さまざまな事情によりいのちを守るために助けを必要としている人たち、特に海外から来られた兄弟姉妹に必要な助けが与えられるように、さらに政治のリーダーたちが命を守るための正しい判断をすることができるように。

  そして、すべての人の上に復活の主イエスの守りと導きが豊かにあるように、私たち自身が御子イエスに倣って行動する勇気を持つことができるように、神の母である聖母の取り次ぎを祈りましょう。

 栄えの神秘(日曜日・水曜日)第一の黙想 イエス、復活する

 イエスは死に打ち勝って復活し、新しいいのちをお与えになります。

 マルコ福音書には、イエスの墓が空であった事に加え、天使がマグダラのマリアたちにこう語ったと記されています。

 「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。」(マルコ16章6~7節)

 復活の主の新しい命にあずかることは、私たちが古い自分を捨て、新しい生き方へと旅立つことを求めています。この困難な状況の中で、これまでの常識にとらわれることなく、主が求められる生き方へと勇気を持って一歩を踏み出すようにと、私たちは求められています。

 この一連をささげて、私たちが主とともに死んで、その復活にもあずかることができるよう、聖母の取り次ぎによって願いましょう。

教皇フランシスコの祈り

 聖マリア、あなたは救いと希望のしるしとして、いつも私たちの歩みを照らしておられます。

 病人の希望であるあなたに信頼して祈ります。

 あなたは十字架の下で、揺るぎない信仰をもって、イエスと苦しみを共にされました。

 「ローマ市民の救い」*であるマリア、あなたは私たちに必要なものをご存じです。

 私たちはあなたがそれを与えてくださると信じています。

 ガリラヤのカナでなさったように、この試練の後に喜び祝う時が再び訪れますように。

 愛である神の母マリア、私たちを助けてください。

 私たちが御父のみ心に応え、イエスの言葉に従って生きることができますように。

 イエスは私たちの苦しみをその身に負い、私たちの悲しみを引き受け、

 十字架を通して、私たちを復活の喜びに導いてくださいます。

       アーメン。

 神の母聖マリア、あなたのご保護により頼みます。

 苦難のうちにあるわたしたちの願いを聞き入れてください。

 栄光に輝く幸いなおとめよ、あらゆる危険から、いつもわたしたちをお救いください。

(2021.5.2 カトリック東京教区お知らせ)

 3日(月)正午より、「ロザリオの祈り 菊地大司教とともに」第一週を配信します。フランシスコ教皇の「五月中にロザリオ・マラソンを行う」という呼びかけに応え、東京教区では5月中の毎週月曜日に、栄えの神秘の一連を、メッセージとともにインターネットで配信します。聖母の取り次ぎを求めながら、この5月の間、共にお祈りいただければ幸いです。

配信の内容は、ロザリオの前に菊地大司教のメッセージがあり、続いて、「栄えの神秘」を毎回一連ずつ唱える。毎月曜に一連で、今年の5月は5回月曜があるので、1か月でちょうど一環となる。そして最後に、昨年の信徒への手紙に記されていた、教皇フランシスコの祈りを唱えて終わる。その後で、それぞれの場で、一環、またはそれ以上、祈り続けても構わない。

 

2021年5月2日

・コロナ禍の中、東京教区で叙階式、新司祭2名が誕生

(2021.4.29 カトリック・あい)

 カトリック東京教区の司祭叙階式ミサが29日午後、東京カテドラル聖マリア大聖堂で菊地大司教の司式で行われ、 古市匡史、小田武直の二人の新司祭が誕生した。

 新型コロナウイルスの再拡大で東京などに政府の三度目の緊急事態宣言が出される中での叙階式ミサとなり、小教区からの侍者奉仕や聖歌隊奉仕を取りやめ、参加者は教区役職者と養成担当者、出身教会司祭と信徒代表、司牧実習先司祭と信徒代表、親族代表などに限る異例のものとなったが、多くの教区信徒などがインターネットを通じた動画中継に参加して、新司祭の誕生を共に祈り、祝った。

 

(写真は左から、古市師、菊地大司教、小田師)。

2021年4月29日

・緊急事態宣言発出を受けて、カトリック東京大司教区の対応

(2021.4.24 カトリック・あい)

 日本政府の三回目となる緊急事態宣言発出を受けて、カトリック東京大司教区は23日、菊地功大司教名で、教区司祭、信徒に対して以下の対応を発表した。従来のコロナ感染防止のための一連の措置のほか、「ミサ以外の活動や勉強会、会議は、緊急事態宣言の発令中、すべて中止か、オンライン」とし、ミサ典礼で「聖歌の歌唱や祈りを皆で唱えるなど、一斉に声を出すことを絶対に自粛」「聖体拝領の直前に、拝領する方々の手指を、必ず消毒」などを求めている。

 また、主日のミサに参加できない信徒に、「霊的聖体拝領」の一助として、毎土曜午後6時からの「週刊大司教」のタイトルの大司教の主日説教インターネット配信の活用、関口教会や麹町教会をはじめいくつかの教会でインターネット配信している主日ミサ典礼の活用を勧めている。

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日本政府の三回目となる緊急事態宣言発出を受けて

                        カトリック東京大司教区 大司教 菊地功

 新型コロナウイルス感染症の新たな拡大を受けて、4月23日、政府から三回目となる緊急事態宣言が、地域を限定して発出されました。東京都はその対象地域の中に入っており、期限は4月25日から5月11日と報道されています。また千葉県にあっては、現在のまん延防止等重点措置が、当初の予定通り5月11日まで継続されます。

 昨年の1月30日以降、東京大司教区では「感染しない、感染させない」ことを念頭に、自分の身を守るだけではなく他の方々への十分な配慮をもってお互いのいのちを守るために、感染症の拡大に対応しながらさまざまな感染対策を実施してまいりました。

 第一回目の緊急事態宣言時には、ミサの非公開を含め、教会活動を停止いたしましたが、今年に入っての二回目の緊急事態宣言にあっては、感染対策を徹底させることで、ミサの公開を継続しました。現時点でも、信徒の方々に感染されたり亡くなられた方がおられるとの報告は受けていますが、教会活動を起源とした感染は報告されていません。

 とはいえ、NHKの報道によれば、西村経済再生担当大臣は「東京も新規陽性者の増加傾向が続き、5月には、ほぼ変異株に置き換わるということで、感染の急拡大もありえると懸念している。これまで以上の強い措置をとらないと、感染力の強い変異株を抑えられないという、極めて強い危機感を持っている」と述べているとのことですので、教会としても、さらなる慎重な対応を行いたいと思います。

 基本的には、現時点での「2021年4月12日現在のステージ3の対応」を継続しますが、以下の点にご留意ください。

1:県都境を越えての移動の自粛が求められています。所属教会へ出かけるために県都境を越えることのないようにしてください。なお徒歩移動など常識的範囲で隣接する地域の場合は、その限りではありません。

2:ミサ以外の活動や勉強会、会議にあっては、緊急事態宣言が発令されている間は、すべて中止とするか、オンラインとして下さい。

3:聖堂内で、前後左右に最低でも1メートル、できれば2メートルの距離を保つことができない場合、公開ミサを行うことはできません。また、ミサ中に充分な換気ができない聖堂の構造である場合、公開ミサを行うことはできません。

4:ミサ後などに聖堂から退出する際、「密」とならないように、順序よく退堂したり、建物内であいさつや立ち話しを避けることを徹底してください。

5:ミサに参加されている際には、聖歌の歌唱や祈りを皆で唱えるなど、一斉に声を出すことを絶対に自粛してください。できる限り、オルガンの独奏、マイクを使った単独の歌唱のみとするようにお願いします。また会衆や奉仕者、司式者、聖歌隊にあっても、マスクの着用を徹底してください。

6:聖体拝領の直前に、拝領する方々の手指を、必ず消毒してください。

7:年齢制限には困難があるため、あらためての年齢制限はいたしませんが、75歳以上の方や基礎疾患をお持ちの方は、できる限りご自宅でお祈りください。またご家族に高齢者がおられたり、そのほかの理由でご家族からミサ参加への不安が表明される場合には、ご自宅でお祈りください。

 そうした信徒の方々の事情を勘案して、感染対策に対応するための奉仕者を充分に確保できない場合は、躊躇せず公開ミサを中止にしてください。

 主日のミサの義務については、東京教区のすべての方を対象に、当分の間免除いたします。

 再びこのような緊急事態宣言という状況になり、残念です。自分だけではなく、神から与えられた命を生きるすべての人を守ることは、私たちにとって重要な責務であることを、改めて自覚いたしましょう。

 困難のさなかにあっても、主イエスの「世の終わりまで共にいる」との約束に信頼し、主を中心とした一つの体における霊的な絆を再確認いたしましょう

 なお、「霊的聖体拝領」の一助として、毎土曜午後6時に、大司教の主日メッセージを「週刊大司教」と題して、インターネット配信しております。ご活用ください。

 また関口教会や麹町教会をはじめいくつかの教会で、主日ミサをインターネット配信されていますので、ご活用ください。各小教区では、配信されるミサを視聴できるように、パソコンやスマホなどの機器の取り扱いについて、不慣れな方に対してアドバイスを積極的にされるようお願いします。

以上

<参照>若干の変更があります。変更部分は下線部です。

2021年4月23日以降におけるステージ3の対応

1: 聖堂内で、互いに最低でも1メートル、出来れば2メートルの距離を保つため、入堂人数の制限をします。それが不可能な場合は、聖堂を典礼に使うことはできません。またミサ中に充分な換気が出来ない聖堂構造の場合も、聖堂を典礼に使うことは出来ません。ミサ後には、順序よく退堂し、聖堂内や周辺での「あいさつ」「立ち話」は、当分のあいだお止めください。

聖堂内で距離を確保するための具体的な方法について、主任司祭の指示に従ってください。また、ミサのある教会を求めて、移動することをお控えください。ご自分の所属教会、または共同体の一員となっている教会の指示に従ってください。なお小教区は、感染が発生した場合に保健所の要請に応えるため、ミサ参加者の情報を把握します。情報の取り扱いには注意し、後日破棄します。

2:県都境を越えての移動の自粛が求められています。所属教会へ出かけるために県都境を越えることのないようにされてください。なお徒歩移動など常識的範囲で隣接する地域の場合はその限りではありません。

3:  高齢の方・基礎疾患のある方は、できる限りご自宅でお祈りください。ただし、教会での年齢制限は行いません。ご家族から懸念が表明されたときも、ご自宅でお祈りください。なお、主日のミサにあずかる義務は、教区内のすべての方を対象に免除します。

4:  2020131日以降の当初から行われてきた手指消毒など感染症対策を充分に行い、換気を保ち、しばらくの間は全員マスクを着用してください。

5:  しばらくの間、ミサや集会などで、聖歌を「全員で一緒に歌う」こと、「祈りを一緒に声を出して唱える」ことを控えてください。オルガン独奏や、マイクを利用しての独唱を基本とし、広い空間があり換気が出来る場合に、ごく少数の聖歌隊による歌唱は可能です。その場合も、互いの距離を1メートルから2メートル確保してください。

6:  しばらくの間、ミサでの奉納も行いません。またしばらくの間、聖体拝領は、必ず拝領の直前に消毒をした手でお受けください。口での拝領を希望される方は、特に司祭の手指を介した他者への感染を防ぐため、事前に司祭にご相談ください。

7:  ミサ以外については、小教区運営に関する最低限不可欠な会議を除き、教会におけるすべての会議、会合、集い、勉強会など対面の活動を、当面の間、中止またはオンラインとしてください。また教会で、複数名での飲食を行わないでください。

8:  ゆるしの秘跡については、衝立を使うなど飛沫感染に留意して下さい。フェイスシールドはマスクの代わりにはなりません。フェイスシールドを使う場合でも、マスクを併用ください。なお2020年3月26日付の、「一般赦免に関する使徒座裁判所内赦院からの通達に関して」の公示は、現在も有効です。

付記:75歳以上の司祭にあっても、司式や聖体授与を行って構いません。聖体を授ける司祭や臨時の奉仕者は、必ず直前に手指を消毒し、マスクを着用してください。信徒の方に「聖体授与の臨時の奉仕者」をお願いすることも、主任司祭の判断にゆだねます。

2021年4月24日

・東京大司教区の29日の司祭2名の叙階式、緊急事態宣言受け限定的に

(2021.4.24 カトリック・あい)

 政府の緊急事態宣言が東京などに出されたのを受けて、カトリック東京大司教区では23日、4月29日の司祭叙階式実施について以下の方針を発表した。

 

2021年4月29日の司祭叙階式実施について

 政府によって三度目となる緊急事態宣言が、地域を限定して発出されたことに伴い、教区としての対応については別途公示いたしました。これに伴い、4月29日に予定されている東京大司教区の古市助祭と小田助祭の司祭叙階式については、以下のような対応をしながら実施することにいたしました。残念ながら皆様に広く参加していただくことは出来ませんが、二人の新司祭のために、当日はそれぞれの場からお祈りいただければ幸いです。

4月29日の司祭叙階式についての対応

1:叙階式ミサは非公開とします。

2:当日は感染の可能性を避けるため、小教区からの侍者奉仕や聖歌隊奉仕を取りやめ、以下の方々に参加者を限定して、できる限りシンプルに典礼を行います。参加者は全部で40名程度になる予定です。(通常の東京カテドラル聖マリア大聖堂の収容人数は700名ほどです)

3:参加者:教区役職者と養成担当者、出身教会司祭と信徒代表、司牧実習先司祭と信徒代表、典礼担当司祭、神学院養成者、教区神学生、受階者のご親族代表、写真・映像撮影担当者、教区広報。

4:なお当日の叙階式は、インターネットの関口教会アカウント(Youtube) から配信いたします。

以上

2021年4月23日 カトリック東京大司教区 大司教 菊地功

2021年4月24日

・ミャンマーの修道女たちは、軍の圧政の中で主の慈しみを証している(La Croix)

(2021.4.16 La Croix International staff)

 ミャンマーの修道女たちが、軍事クーデターに翻弄され、貧困に苦しむ人々への奉仕を通して、主の慈しみを証ししている。

world/religious-sisters-in-myanmar-stand-up-to-military-junta

 同国の最大の都市ヤンゴンやマンダレーを含むいくつかの都市では最近、相次いで大規模な火事が夜間に起きているが、多くの場合、原因は分かっていない。13日に同国第二の都市マンダレーで起きた大火はイスラム教徒が多く住む地域で発生し、30を超える家族が焼け出された。

  女子修道会 Sisters of St. Joseph of the Apparitionのシスターたちは、マンダレーで、仏教徒の女性たちと共に、被災者に救援の手を差し伸べる活動を行っている。食料やそのたの必需品を提供した。また、軍・警察の治安部隊によって殺害された二人の仏教徒の若者たちの家族を見舞い、慰めるなどの活動もしている。

 2月1日にクーデターを起こし、民主選挙で国民が選んだアウンサン・スーチー氏が率いる政権を倒し、これに抗議し民主政権復帰を求める人々を逮捕、殺害。国内は政治・社会的な混乱に陥り、クーデター以前から深刻化していた新型コロナ感染も加わって、苦境に陥る人が増加している。

 そうした中で、修道会のシスターたちも、街に出て、そうした人々への奉仕、支援活動を活発化し、結果として、軍事クーデターとその後の治安部隊の人々への抑圧の最前線に立つことになっている。

 治安部隊の前で跪き、祈ったカチン州ミッチーナの聖フランシスコ・ザビエル宣教会のシスター、ローズ・ラサン・ヌ・ソーンの勇気ある行為は、教皇フランシスコも注目、水曜の一般謁見で「私もミャンマーの路上に跪き、『暴力は止めて』と訴えます」と言わしめた。

 ミャンマーのカトリック教会指導者、チャールズ・ボー枢機卿も11日の「主の慈しみの主日」に、軍事クーデターが招いた混乱、暴力によって、多くの人々が飢餓、恐怖の中で、心を打ち砕かれている、とし、「慈しみの祈りと行為で、暗黒に打ち勝とう」と改めて国民に訴えている。

 同国の人権団体によると、クーデター発生以来、16日までに軍・警察によって715人以上が殺害され、3070人が逮捕・拘禁されている。軍による暴力と支配は、2017年11月に教皇フランシスコがこの国を訪問され、国民に与えた大きな希望を消し去ってしまっている。

(翻訳「カトリック・あい」南條俊二)

(注:LA CROIX internationalは、1883年に創刊された世界的に権威のある独立系のカトリック日刊紙LA CROIXのオンライン版。急激に変化する世界と教会の動きを適切な報道と解説で追い続けていることに定評があります。「カトリック・あい」は翻訳・転載の許可を得て、逐次、掲載していきます。原文はhttps://international.la-croix.comでご覧になれます。

LA CROIX international is the premier online Catholic daily providing unique quality content about topics that matter in the world such as politics, society, religion, culture, education and ethics. for post-Vatican II Catholics and those who are passionate about how the living Christian tradition engages, shapes and makes sense of the burning issues of the day in our rapidly changing world. Inspired by the reforming vision of the Second Vatican Council, LCI offers news, commentary and analysis on the Church in the World and the world of the Church. LA CROIX is Europe’s pre-eminent Catholic daily providing quality journalism on world events, politics, science, culture, technology, economy and much more. La CROIX which first appeared as a daily newspaper in 1883 is a highly respected and world leading, independent Catholic daily.

 

2021年4月17日

・主の復活がミャンマーの平和回復の始まりとなるように」ボー枢機卿

Cardinal Charles Maung Bo of Yangon, MyanmarCardinal Charles Maung Bo of Yangon, Myanmar  (Vatican Media)

 

2021年4月1日

・ケルン教区が東京、ニューヨーク、レーゲンスブルク各教区と共に、聖木曜日を「ミャンマーの祈りの日」呼びかけ

2021年03月31日

(2021.3.31 カトリック東京大司教区ニュース)

 ケルン大司教区より、下記のプレスリリースが発表されましたので紹介します。

【ケルン大司教区  2021年3月29日 プレスリリース】

聖木曜日をミャンマーの民主化と平和のための祈りの日に

 ケルン、ニューヨーク、東京、そしてレーゲンスブルクの各教区は、聖木曜日にミャンマーのために祈るよう呼びかけています。

 ミャンマーの状況は悪化の一途をたどっています。他の宗教と同様、現地のキリスト教徒は、軍事政権のクーデターの影響を受けています。抗議活動の中で、すでに230人以上の人々が亡くなっています。現地に拠点を置くNGOや援助団体はますます圧力を受けており、軍事政権によって海外からのすべての送金の開示を迫られています。

 ミャンマーのヤンゴン大司教であり、アジア司教協議会連盟総裁でもあるチャールズ・マウン・ボ枢機卿は、祈りと連帯を求めて、全世界の教会に緊急に訴えました。ケルン大司教区は、ニューヨーク、東京、そしてレーゲンスブルクの各教区と共に、この願いに応え、2021年4月1日の聖木曜日を、ミャンマーのための特別な祈りの日として宣言します。

 ケルン大司教ライナー・マリア・ヴェルキ枢機卿は、すでに3月15日にボ枢機卿に私的な手紙を送り、支援と祈りを表明しています。「あなたはミャンマーのため、特にそこに住む人々のための祈りを求められました。わたしは、心のからの連帯とミャンマーの教会とミャンマーの人々のために祈ることを約束いたします」とヴェルキ枢機卿は述べています。この約束は大司教区全体としてのものであると枢機卿は言っています。

 聖木曜日の典礼の一部として、ケルン、ニューヨーク、東京、レーゲンスブルクの各教区で、ミャンマーの人々のための祈りが捧げられます。 「ミャンマーが民主主義と自由への道を見出し、再び、ミャンマー人が誇りとする「黄金の国」となることを神が助けてくださいますように。そして私は、私たちケルン教区の各小教区に、ミャンマーのためにも祈るようにお願いしています」とヴェルキ枢機卿は約束しています。

 4つの教区は、教皇の憂慮にも心を合わせています。 教皇フランシスコは、繰り返し、最近では3月17日の一般謁見で、ミャンマーの極めて困難な状況を指摘しています。「再びミャンマーの悲劇的な状況に言及しなければならないのは、極めて憂慮すべきことです」「ミャンマーでは、若者たちをはじめ、多くの人が祖国に希望をもたらすために、命を落としています。そこでは、多くの人々、特に若者たちが、祖国に希望をもたらすために命を捧げています」

 米国の司教たちは、”民主主義への回帰 “を求めるミャンマーへの緊急アピールに加わっていました。 「わたしは、教皇フランシスコ、兄弟であるアメリカと全世界の司教たち、そしてすべての善意の人々と共に、ミャンマーの現在の危機が平和的に解決されることを願って祈ります」 と、ニューヨーク大司教ティモシーM.ドーラン枢機卿は言います。

 東京教区のタルチシオ菊地功大司教は、ミャンマーの司教団に宛てた私的な手紙の中で「私たちは、弱い人々に奉仕しすべての人々のために平和を求めるミャンマーの教会と祈りのうちに連帯することを約束します」と、祈りによる支援を約束しています。

 レーゲンスブルク教区では、2001年からミャンマーの若者を対象とした奨学金制度を設けており、レーゲンスブルクとミャンマーの間には密接な結びつきがあります。ルドルフ・フォダーホルツァー司教は、レーゲンスブルク教区のすべての信徒に、抑圧された人々の側に立つことを求めています。

 「ミャンマーでは現在、多くの人々が、自由、法の保護、生計など、自分たちの命に属するものすべてを失っています。彼らにとって、わたしたちの祈りと思いやりは、暴力と不正と不安に満ちた砂漠の中で、次の日を生き抜くための希望と勇気の源に等しいものです。 聖木曜日以降、ミャンマーの人々のために、心を合わせてお祈りくださるようお願いします」と司教は述べています。

 とりなしの祈り:祖国の危機の中にあるミャンマーの兄弟姉妹のために祈りましょう。正義と対話が、今ミャンマーを覆っている暗闇と分断に打ち勝つことができますように。希望と平和に満ちた、真の和解の共同体を築くために、すべての人が協力することができますように。主よ、わたしたちの祈りを聞き入れてください。

2021年3月31日

・ミャンマーのマンダレー大司教から東京教区の祈りと励ましに返礼

(2021.3.29 東京教区ニュース)

 先日、菊地大司教からミャンマー司教協議会宛にお送りした手紙に対し、マンダレー大司教区のマルコ・ティン・ウィン大司教様とミャンマー・カトリック司教協議会秘書のピーター神父様より御礼のメールを頂きましたのでご紹介いたします。


Your Grace,

 Thank you very much indeed for your letter and for the prayerful animation of the churches of Tokyo. I greatly appreciate your solidarity in prayers..

As a pastor of the diocese I try to stay close to the people in many different ways.

I was away from the office recently to give a preparation retreat before the priestly ordination of 4 deacons of Mandalay.

With prayerful wishes,   + Marco Tin Win

主の平和

 大司教様からのお手紙と、東京教区の皆様の祈りによる励ましと連帯に心から感謝いたします。

教区の牧者として、私は様々な方法で人々に寄り添うよう努めています。

マンダレーの4人の助祭のために司祭叙階準備黙想を行うため、数日間オフィスを離れていました。

祈りを込めて  マンダレー大司教 †マルコ・ティン・ウィン

 

(2020年2月ミャンマーのマンダレーにて。菊地大司教と祈りを捧げるマルコ大司教)


Greetings from CBCM.

 Thank you so much for your message of solidarity with us in time of special need.

I will forward your letter to all our Arch/Bishops in Myanmar.

May I take this occasion to invoke the maternal care and protection of the Immaculate Mary be upon you, your sheep and all children of Japan.

In the service of the Lord,   Fr. Peter Executive secretary CBCM

 

 ミャンマーカトリック司教協議会よりご挨拶いたします。

大司教様からの連帯のメッセージに心から感謝いたします。今こそ私たちはそれを必要としています。

ミャンマーのすべての大司教と司教に、菊地大司教様からのお手紙を伝えます。

この場をお借りして、大司教様と日本の信徒の皆様の上に無原罪の聖母マリアの保護がありますようお祈りいたします。

主への奉仕のうちに ミャンマーカトリック司教協議会 秘書 ピーター神父

2021年3月30日

・インドネシアのカトリック大聖堂前で自爆テロ、教皇、被害者の為に祈る

(2021.3.28 カトリック・あい)

 ミャンマーでは国軍記念日の27日に、治安部隊が抗議のデモの人々への発砲などで一日としては先月のクーデター発生以来最多、114人の死者が出ているが、インドネシアでは「受難の主日」の28日午前、中部スラウェシ島マカッサルのカトリック大聖堂前で自爆テロが起き、テロ犯とみられる二人が死亡、ミサに来ていた信徒や警備員など20人が負傷した。

 インドネシアではイスラム過激派による異教徒や警察などを狙ったテロがたびたび発生しており、2018年5月には同国第2の都市スラバヤの教会3か所で自爆テロが起き、50人以上が死傷している。

 教皇フランシスコは28日の「受難の主日」正午の祈りの前に、この問題を取り上げ、「暴力で被害に遭ったすべての人、中でも今朝、インドネシアのマカッサル大聖堂前の爆破で被害に遭われた方々のために」祈られた。

2021年3月28日