(2021.2.21 カトリック・あい)
米英などは、これに対して、関係者が一斉に非難の声を上げているが、軍は、自然災害管理法違反などで逮捕した民主指導者アウン・サン・スーチー女史を3月1日に裁判にかけると言明。すでに民主運動家など546人を逮捕・拘禁、うち46人を19日までに釈放したとされているが、強硬姿勢を変えていない。
ミャンマー全土に広がった抗議運動には、少数民族、運輸関係で働いている人から芸術家まで幅広く参加しているが、マンダレーでは、造船所の労働者たちの抗議行動を軍と警察が武力を抑えつけようとして、一気に緊張が高まった。デモ参加者の中には警察隊に投石する動きもあり、これに警察隊などが催涙ガスや銃撃した。
死亡した2人のうち、一人はVoice of Myanmar の編集アシスタント、もう一人は建築労働者で、診断した医師によると、頭と胸を打たれていたという。