・コロナ禍での聖週間・東京大司教区は「入場制限など十分な感染対策のうえで、ミサ典礼は可能」

(2021.2.20 カトリック・あい)

 今年の聖週間は3月28の枝の主日に始まるが、4月4日の復活祭までのミサ典礼の対応について、菊地・東京大司教は20日夕から動画配信した「週刊大司教」の中で、以下のように語られた。

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 教皇庁典礼秘跡省から、昨年に引き続き、聖週間の典礼について指示が送付されてきました。すでに東京教区の典礼担当でまとめた内容と同じでしたので、小教区の主任司祭にはガイドラインを配布してあります。

 昨年は聖週間の典礼は非公開でした。今年は、現状であれば、感染対策の上で入場制限を行って典礼を行うことは可能であろうと判断しています。もちろん、状況が悪化した場合は別途、判断いたします。

 行政の緊急事態宣言が解除となった時点で、改めてその時点以降の感染対策についてお知らせしますが、聖週間の典礼は、バチカンの指示に準拠して、かなり例年とは異なる形になります。

 特に行列を行う場面はすべて中止となり、また洗足式なども行いません。またやはり全員での一斉の歌唱は難しいと思いますが、聖歌隊など少人数での歌唱が可能となる状況であるように期待しています。

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2021年2月20日