・「忘れられた人道危機を生きる人びと、ロヒンギャと共に」国境なき医師団が10月8日にトークイベント

(2022.9.27  カトリック・あい)                                              © Elizabeth D. Costa/MSF

© Elizabeth D. Costa/MSF 国境なき医師団(MSF)が、難民や移民の人びとが置かれた状況や医療ニーズについて紹介する「エンドレスジャーニー展・大阪~終わらせたい、強いられた旅路~」を開くのに合わせて、10月8日に大阪の会場とオンラインで、ミャンマー国軍による迫害で5年以上も避難生活を余儀なくされているロヒンギャの人々に光を当てたトークイベントを開催する。

 世界の難民や国内避難民は、国連難民高等弁務官事務所によると1億人*を超えている。しかし、そうした危機に置かれた人びとの声や思いは十分に知られていません。MSF主催のエンドレスジャーニー展は、難民や移民の人びとが置かれた状況や医療ニーズについて紹介するもので、トークイベントもその一環。

 今年の7月にバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを視察した国境なき医師団日本事務局長の村田慎二郎のほか、在日ロヒンギャ女性で通訳・翻訳家の長谷川留理華さん、数々のロヒンギャ難民の現地取材を行ってきたルポライターの増保千尋さんをゲストに迎え、現在進行形のこの人道危機のみならず、ロヒンギャの人びとの文化や歴史についても理解を深めるのが狙いだ。

開催要領は以下の通り。*開催日時=10月8日(土)午後4時半から6時 *会場=関テレ扇町スクエア 1Fイベントスペース(大阪市北区扇町2-1-7)およびオンライン(YouTube)

  *申し込み=https://www.msf.or.jp/event/detail/20221008.html

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2022年9月27日