・2023年8月「世界青年の日・リスボン大会」参加募集開始、教皇、参加呼びかけ

(2022.10.24 バチカン放送)

 教皇フランシスコは24日の正午の祈りで、来年8月開催される「世界青年の日・リスボン大会」への参加募集が同日始まったことを紹介されるとともに、世界の若者たちに応募を呼びかけられた。

 「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)」は、カトリックの若者たちの祭典で、典礼暦の「王であるキリスト」の祭日に記念される教区レベルのものと、数年ごとに開催地を変えて行われる世界レベルの大会がある。ポルトガルの首都リスボンでの大会は2023年8月1日から8月6日まで開催される。当初2022年に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で、1年延期して開かれることになった。

 お告げの祈りの際、バチカン宮殿の窓辺にポルトガルの若者たちと立たれた教皇は「私も、この大会に巡礼者として申し込みたいと思います」と述べて、手にしたタブレット端末を操作され、「これで申し込みができました」と話された。そして、「あなたはもう申し込めましたか」と会衆に問いかけつつ、ポルトガルの若者たちがタブレット端末で申し込むのをご覧になった。

 そして教皇は「長く離れていたこの期間を経て、私たちはようやく様々な民族・世代間の抱擁の喜びを再び見出すことができるでしょう」と語られ、世界の若い信者たちにWYDリスボン大会への参加を広く呼びかけられた。

(編集「カトリック・あい」)

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2022年10月24日