・教皇、7月5日午後から27日までローマ郊外の別邸で”夏季休暇”

Pope Leo XIV in Castel Gandolfo in 2025Pope Leo XIV in Castel Gandolfo in 2025
(2026.7.5   Vatican News)

   教皇公邸管理部が5日、同日午後から27日まで、教皇レオ14世がローマ郊外、カステル・ガンドルフォの別邸に滞在、夏期の休息を取られ、期間中はすべての謁見が中止されると発表した。

 同管理部の声明によると、「7月5日(日)の午後、教皇は7月27日(月)までの休息期間中、カステル・ガンドルフォの使徒宮殿へ移動される」とし、一般謁見は、この期間中はすべて中止され、8月5日(水)に再開され、非公開および特別謁見も中止される。

 教皇の主日の正午の祈りは、7月中は聖ペトロ広場ではなく、カステル・ガンドルフォから唱えられる。

 教皇は昨年の夏も7月6日から22日までの16日間、カステル・ガンドルフォのヴィラ・バルベリーニに滞在されたが、その間も、環境保護に捧げられた「ラウダート・シ村」(『ボルゴ・ラウダート・シ』)でのミサの司式など、一部の公的行事をなさっていた。ヴィッラノヴァの聖トマス教区教会やアルバーノ大聖堂も訪問され、いくつかの重要な会談も行われた。

 また期間中には、ウクライナのゼレンスキー大統領との対面での会談や、ガザの聖家族教会に対するイスラエル軍の攻撃を受けたイスラエルのネタニヤフ首相およびパレスチナ自治政府のアッバス大統領との電話会談を行われている。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

2026年7月6日

・バチカン広報省、ドキュメンタリー『ローマのレオ』を公開

(2026.7.2  バチカン放送)

 バチカン広報省が、教皇レオ14世についてのドキュメンタリー映像作品『ローマのレオ(原題:LEONE A ROMA、レオーネ・ア・ローマ)』〈55分)を公開した。

 公開済みのローマ教皇に選出されるまでの期間をテーマにした他の2編のドキュメンタリー、『レオン・デ・ペルー(ペルーのレオ)』、『レオ・フロム・シカゴ(シカゴからやってきたレオ)』の続編となるもの。

 本作では、ロバート・フランシス・プレヴォスト師(現教皇レオ14世)が「永遠の都」ローマで過ごした日々を、インタビューや、画像・映像を通して振り返る。1980年代に米国から到着し、その後、聖アウグスチノ修道会の総長を2期務め、さらに教皇庁で司教省長官を務めたプレヴォスト師のローマにおける期間をたどり、ローマとバチカン、アウグスチノ会にゆかりあるイタリアの各地を巡りながら、将来の教皇と交流した人々の証言や、貴重な画像・映像資料を集める旅となっている。

(編集「カトリック・あい」)

2026年7月5日

・破門されたピオ十世会の司祭、信徒のカトリック教会への復帰の条件・手続きについて、バチカン教理省が世界の全司教に通達

(2026.7.2  Vatican News)

 教理省は2日、分裂行為によって破門されたピオ十世会からの離脱を決めた司祭、信徒を再びカトリック教会に迎え入れるために必要な手続きについて、世界各国のバチカン大使館を通じて全司教に通達した。7月1日に遡って適用される。

 

 

*司祭の破門を解かれ、カトリック教会に復帰する条件

 

 通達によると、ピオ10世会の司祭については、会からの離脱を決意し、古代の典礼に固執しつつも、第二バチカン公会議およびNovus Ordo Missae(1969年に教皇パウロ6世によって公布され、現在のカトリック教会で世界的に行われている「新しいミサ典礼」)の正当性を受け入れる意思がある司祭は、「ad experimentum(試行)として自分を受け入れる意思のある管轄者(教区司教、教皇権に属する聖職者修道会または教皇権に属する使徒的生活聖職者団体の大修道院長など)を見つけねばならない」と規定。

 その後、その司祭は「教皇宛てに自筆の手紙を書き、自己紹介を行うとともに、破門された、あるいは不適格な司教から受けた叙階、あるいは有効かつ合法的に叙階された後にピオ10会の会員となったことによる懲戒の免除を求める必要がある」としている。

 また司祭は、司祭叙階証明書を添付し、署名・日付入りの「Professio fidei(信仰告白)およびFormula adhaesionis(忠誠の誓約)」を同封せねばならない。カトリック信仰の内容を要約した「信仰告白」と、司祭が教皇への忠誠を誓い、教皇やその教導権を公に攻撃しないことを約束する「帰順の誓約」である。

 司祭は、教会の教導権への従属に関する公会議の教義憲章『Lumen gentium』第25条の教えを受け入れなければならない。また、教皇パウロ6世およびヨハネ・パウロ2世によって公布された典礼に従って行われるミサの祝典を有効であると見なし、教皇ヨハネ・パウロ2世によって公布された教会法典の規範に従うことを宣言せねばならない。

 司祭は、これらの文書―証明書付きの書簡、宣誓書、および順守宣言書―を同会の管区長を通じて送付せねばならない。「管区長は、同封の書簡において、当該司祭をad experimentumとして自身の教区または修道会に受け入れる意思を表明する」ものとする。

 教理省は、管区長から書類を受け取り次第、破門処分を免除し、管区長に対し、申請を行った司祭を「少なくとも1年、かつ3年を超えない試用期間」で受け入れることを許可する勅令を作成する。試用期間の終了後、その司祭の所属教区への編入手続きを進めることができる。

*信徒の破門解除、復帰の条件

 教理省の文書の同会の信徒についての規定は、「ピオ10世会の正式な会員となっている、あるいは同会の(ミサ等)に参加している信徒のうち、カトリック教会との完全な交わりに入ることを求める者たちの、帰責性、すなわち主観的責任の程度に関する問題」に関わるもの、とし、信徒に対する破門の適用は、実際には「自動的に推定されるものではなく、個々の事例ごとに評価されねばならない」としている。

 そのうえで、「復帰可能性には、完全な認識と意図的な同意が必要である」とし、復帰の可能性が立証される例として、「ピオ10世会に所属する信徒、同兄弟会の典礼に習慣的に参加し、その教義的立場を正式に共有している信徒」などを挙げている。

 そして、カトリック教会との完全な交わりに入ることを求める信徒が従うべき条件は、「特定の教会の統一の保証者である管轄の司教の管轄下において、カトリック教義への完全な順守およびカトリック教会の階層への服従を示す正式な行為」であるとし、ピオ10世弟会を脱退する決意した信徒は、日付と署名入りのProfessio fideiおよびFormula adhaesionisを管区司教に提出する必要がある。そして、管区司教は、「書類が提出され次第、最も適切と判断する時期と方法において、当該信徒を受け入れる手配を行う」としている。

 また、破門に足る責任を帰されない信徒として、①典礼上または霊的な理由のみでピオ10世会の祭儀に参加していた信徒②同会のバチカンとの対立を認識しつつも、教導権や教皇の権威を拒絶していない信徒、の二つを挙げ、②の信徒については、「今後、ピオ十世会の祭儀には参加しない」という決意を持って、完全な交わりにある司祭に申し出ること」破門を解除される、としている。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

2026年7月3日

・バチカンが、教皇の許可なく4人の”司教”叙階を強行したピオ十世会の全員を破門

The Lefebvrite episcopal ordinations took place in SwitzerlandThe Lefebvrite episcopal ordinations took place in Switzerland  (AFP or licensors)

(2026.7.2  Vatican News)

 バチカン教理省が2日、教皇の許可なしに叙階を強行したピオ十世会の4人の”司教”および会員の司教、司祭、信徒を破門した、と発表した。

  教理省長官のヴィクトル・マヌエル・フェルナンデス枢機卿が署名した文書は、ピオ十成果が7月1日に行った司教叙階のた儀式を「分裂的な性質を持つ行為」と定義し、付随する説明文において、破門という重大な教会法上の制裁の詳細を明記している。

 文書によると、「教皇の委任なしに、かつ教皇の意思に反して4名の司祭を司教に叙階した」という「分裂的な性質を持つ行為」を行ったことによるものであり、この破門処分は使徒座にのみ留保されているものである。

 今回の教理省の布告は、叙階の執行に際し、叙階を行う者および叙階を受ける者の双方が、規定された破門に陥ったことを定めている。この痛ましい結末は、教皇レオ14世が繰り返し表明した意思に反して、ルフェーヴル派が下した決定の結果だ。

 この破門により、ピオ十世会の司教および司祭たちは、ローマ教会から改めて分離されることとなった。信徒については、同修道会に正式に所属する者は破門されたものとみなされる。

破門の布告

 詳細については、破門の布告と同時に同省庁が公表した「解説」に記載されており、その全文を以下に転載する。

 聖パウロ6世の時代から、最近当局で行われた最新の協議に至るまで、マルセル・ルフェーブル大司教によって始められた運動のメンバーをカトリック教会との完全な交わりに再び導こうとする数多くの試みは、徒労に終わった。

 この状況は、教皇の意向に反し、かつ教会法を公然と違反して、教皇の許可なしに行われた最近の司教叙階によって、さらに悪化している。

 したがって、当省庁は、委ねられた職務を忠実に遂行するにあたり、この行為が分裂の罪を構成し、関与した聖職者および信徒に対して教会法上の結果が生じることを表明する必要があると判断する。実際、1988年にすでに宣言されたとおり、「そのような不服従――それは実質的にローマ教皇の首位権の拒否を意味する――は、分裂行為を構成する」(参照:ヨハネ・パウロ二世、使徒書簡『Ecclesia Dei』、3)。

https://www.vatican.va/content/john-paul-ii/it/motu_proprio/documents/hf_jp-ii_motu-proprio_02071988_ecclesia-dei.html

 この点に関して、今後以下の通りとする:

1. 聖ピオ十世司祭兄弟会に所属する聖職者は分裂状態にあり、したがって分裂主義者とみなされなければならない(『Ecclesia Dei』5 c参照; 教皇庁立法テキスト評議会、『マルセル・ルフェーブル司教の運動に帰依する者らが招いた分裂による破門に関する解説』、1996年8月24日、5-6頁)、法に定められた破門の対象となる(カトリック教会法典第1364条第1項)。

2. 信徒に関しては、聖ピオ10世司祭兄弟会に正式に所属する者は、分裂主義者とみなされ、1996年の教皇庁立法テキスト評議会による『解説』で定められた条件に基づき破門される(同上、7項参照)。同『解説』は現在も有効であり、当省庁はこれを自らの見解として採用する。

https://www.vatican.va/roman_curia/pontifical_councils/intrptxt/documents/rc_pc_intrptxt_doc_19960824_vescovo-lefebvre_it.html

3. 最後に、神の聖なる民に対し、聖ピオ十世司祭兄弟会の聖職者たちが秘跡を不法に授けていること、また、彼らが授ける告解の秘跡および彼らが立会する結婚は無効であることを警告する。

教会は、慈愛に満ちた母として、完全な交わりへの復帰を望むすべての人々を、誠実な愛情と深い配慮をもって迎え入れる。使徒座大使は、各管区長が様々な事例において用いるべき手続きを定める。

最後に、すべての信徒に対し、ローマ教皇、教皇と共にある司教たち、そして教会全体との交わりを堅く保つこと(『Lumen Gentium』22項、カノン法751条参照)、ならびに前述の聖ピオ10世司祭兄弟会が推進する典礼や活動への参加を控えるよう強く促す。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

2026年7月2日

・バチカンの”スーパー省”、総合人間開発省に初の女性長官

(2026.6.30    Crux Now Staff)

(2025年9月、バチカンでの記者会見で発言するアレッサンドラ・スメリリ修道女。画像 ©Vatican Media)Pope appoints woman to head development dicastery

   教皇レオ14世は29日、バチカン総合人間開発省の長官、マイケル・チェルニー枢機卿(イエズス会)の後任に、イタリア人のアレッサンドラ・スメリリ修道女(「扶助者聖母会=サレジアン・シスターズ)を任命した。

 総合人間開発省は、フランシスコ教皇の時代に創設された「スーパー省」と呼ばれる統合組織の最初のもの。それまでのバチカンの正義・平和評議会、移民・難民司牧評議会、医療従事者への司牧支援評議会、および人道支援機関Cor Unumを統合して発足した。

 フランシスコ教皇は、バチカン組織の重要ポストに女性を登用するのに積極的で、昨年1月に、奉献・使徒的生活会省の長官に修道女を任命していたが、バチカンの「行政・統治機構の最高指導的役職」に女性が就任するのは初めてだ。

 51歳のスメリリ修道女は現在、7月に80歳を迎え退任予定のチェルニー枢機卿の下で、同省の次官を務めている。教皇庁立教育科学大学で政治経済学および統計学の博士号を取得している。

 教皇はまた、現在、スメリリ修道女と共に同省次官を務めるファビオ・バッジョ枢機卿を同省の長官代理に任命した。この動きは、フランシスコ教皇が昨年1月、イタリア人のシモーナ・ブランビッラ修道女をバチカンの奉献・使徒的生活会省の長官に任命した際、アンヘル・フェルナンデス・アルティメ枢機卿を修道会を監督する部門の長官代理に指名したのと軌を一にする。

 長官の命令書にしばしば副署をする長官代理の任命は、教会内で現在進行中の神学的議論を反映しており、それは権力の組織や方向性に実質的な影響を及ぼすとみられる。現在、バチカンの各省長官は、命令を受けた者が従わなければならないような命令を下せる立場にあるが、現在の教会法では、女性は、教会における統治権を行使するために必要な聖職叙階の秘跡を受けることができないからだ。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

2026年7月2日

・ピオ十世会が、教皇の警告を無視して、4人の「教皇の許可なし司教叙階」を強行-「キリストの切れ目のない衣」は引き裂かれた

Society of Saint Pius X consecrates four new bishops without papal mandateSociety of Saint Pius X consecrates four new bishops without papal mandate  (ANSA)
(2026.7.1 Vatican News   Salvatore Cernuzio)

 ピオ十世会は1日、スイス、エコーズの本部で、教皇の許可なしに4人の司教叙階を強行した。

 総長のダヴィデ・パリアラーニ神父は「この行為に対して課されるいかなる罰則や懲戒も、まったく無効である」と言明、教皇レオ14世が6月29日に出した警告を完全に無視する姿勢を鮮明にした。

 これにより、教皇が堅持を訴えておられた「キリストの切れ目のない衣」は引き裂かれてしまったことになる。

 ピオ十世会(SSPX)は第二バチカン公会議の改革に反対する伝統主義カトリック団体。「離教(正統な教導権から分離している状態)」とされおり、過去にも教皇の許可なく司教を叙階したため一時期破門された、現在は破門が解除され、関係修復に向けて交渉が続けられていたが、今回の司教叙階強行で亀裂は決定的となる可能性がある。

 会は、新司教たちが典礼上の問い「Habetis mandatum apostolicum?」(「使徒的委任を受けているか?」)に対して肯定的に答えたにもかかわらず、この行為に及んだ。

 対話を図り、分裂行為とみなすこの行為の遂行に対して繰り返し警告を発していたバチカンに対して、会の存続そのものを確保するために、この叙階は必要不可欠だと主張していた。

 現地時間1日午前9時にピオ十世会神学校に隣接する大きな白いテントで始まった式典には、1000人以上の司祭や修道者、そして約1万5000人の人々が参列した。このイベントは同会の公式ウェブサイトで6カ国語によるライブ配信が行われ、ここ数日間は式典までのカウントダウンが表示されていたほか、記念グッズの販売やその他の関連イベントも実施さた。

 ”叙階”された4人の司教は、53歳のスイス人パスカル・シュライバー、米国人のマイケル・ゴルデード、そして二人のフランス人、ミシェル・ポワニネ・ド・シヴリーとマルク・アッピエで、年齢は53歳から36歳だ。

 叙階式を主司式したのは、1988年6月30日に”開祖”のルフェーブル大司教によって最初に”叙階”された4人の司教のうち存命中の2人、アルフォンソ・デ・ガラレタとベルナール・フェレイで、カトリック教会法によれば、教皇の許可なしの司教叙階は二人とも自動的に破門されることになっている。

 ”叙階”式の冒頭、ダヴィデ・パリアラーニ総長は、「我々は教会を救うためなら、いかなる代償も払う覚悟がある」とし、「これらの司祭たちに司教職の恩寵を授けることは、極めて重大な義務。我々は、この行為に対して課されたいかなる罰則や懲戒も、全く無価値であると見なしている」と教皇やバチカンに挑戦する姿勢を見せた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

2026年7月2日

・「キリストの『裂け目のない衣』を引き裂いてはならない」-司教叙階強行のピオ十世会に、教皇が最後の呼びかけ

breviary with photo of founder of the Society of Saint Pius Xbreviary with photo of founder of the Society of Saint Pius X  (AFP or licensors)
(2026.6.30  Vatican News)

 教皇レオ14世が29日、ピオ十世会のダヴィデ・パリアラーニ総長あてに書簡を送り、現地時間7月1日午前に同会が予定している教皇の許可なしの4人の司教叙階を強行しないよう強く求めた。

 書簡で教皇は、「父なる心をもって、また使徒ペトロの後継者として主から託された責任を自覚しつつ、私はあなた方に、そしてあなた方を通じて、聖ピオ10世司祭兄弟会に所属する司教、司祭、神学生、信徒の皆さんに呼びかけます」と述べている。

 さらに、「教会は、貴会と結びついた多くの人々や共同体を特徴づける『典礼生活への献身、司祭養成への取り組み、使徒的熱意、そして伝統への忠実さを求める願い』を認めている。これこそが、私の先任者たちが一貫して貴会に対して示してきた、配慮に満ちた寛大な姿勢の原動力となってきたのです」とされ、「この精神に基づき、キリスト教的な愛情に満ちて、私はあなた方に懇願し、心の底からお願いする。どうか立ち返ってほしい!」と呼びかけられた。

 そして、「信徒たちの霊的益を慎重に考慮するよう強く促します。なぜなら、あなた方が今まさに実行しようとしている分裂行為は、信徒たちが愛し、自らの聖化のために求めている秘跡の、合法的かつ、場合によっては有効な受領の機会を彼らから奪うことになるからです」と強調。

 続けて教皇は、「教会は、聖霊によって可能となり実りあるものとなる対話と理解の道に開かれています」「私はあなた方のために祈ります。キリストの裂け目のない衣を引き裂くことは、極めて重大な罪だからだ。主があなた方の良心を照らし、心を目覚めさせてくださるように。悲しみながらも希望に満ちた心をもって、私はキリストから授かった権威を通じて、あなた方にその企てを断念するよう求めることが私の義務だと感じる。これらの願いを、良き助言の母であるマリアの無原罪の御心に委ねます」と語りかけられた。

 この書簡で提示された中心的な論点は、ピオ十世会に所属する信徒たちの霊的福祉に関することだ。教皇の許可なしでの司教叙階が行われれば、会員信徒たちが受ける秘跡は不法なものとなり、場合によっては、告解や結婚といった秘跡さえも無効となるからだ。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

2026年7月1日

・教皇フランシスコを”異端者”と呼び、使徒的勧告や教理省文書に批判を繰り返したスペインの司祭を、教皇が聖職から除名

(2026.6.30  カトリック・あい)

 有力カトリック・メディアEWTN Newsの スペインの姉妹メディア、ACI Prensaが報じたところによると、教皇レオ14世は、スペインの〝分裂派”フランシスコ・ホセ・ベガラ・セレソ神父の聖職から除名する文書に署名された。決定は、現地の司教から26日に本人に通告された、という。

 神父は、スペインのオリウエラ=アリカンテ教区で司祭を務めていたが、2023年に20ページにわたる声明を出し、教皇フランシスコを「異端者」と呼び、その選出の有効性に疑問を投げた。また、フランシスコの使徒的勧告『愛の喜び』や、教理省の宣言『Fiducia Supplicans』などについても批判を繰り返したため、現地のホセ・イグナシオ・ムニージャ司教が、教区内のあらゆる職務を停止し、バチカンが教会法の観点から調査していた。

 オリウエラ=アリカンテ教区が6月25日に発表した声明によると、ムニージャ司教は2024年2月と2025年4月にベガラ・セレソを戒め、「様々なメディアを通じて公然と表明された立場」を改めるよう促し、さらに同年9月、ベガラ・セレソがメディアを通じて公の声明を発表することを禁止する新たな布告を出した。これに対し、ベガラはバチカンの聖職者省に異議申し立てを決め、マスコミに批判記事を載せ、教理省がそうした行為をやめるよう求めたにもかかわらず、まともな回答をしなかった。

 教会法第751条は、「分裂」について「教皇への服従、あるいは教皇の管轄下にある教会の構成員との交わりを、拒むこと」と定義している。違反に対する罰則は通常、破門だが、今回はそれより軽い処分、すなわち聖職からの除名処分となった。除名処分とは、司祭の”地位”は続けられるが、司祭職に伴うすべての権利を失うこと。独身の義務はもはや課されなくなるが、ミサを執り行ったり、秘跡を授けたり、司祭として振る舞ったりすることは禁じられる

 ただ一つの例外は、死の危機に瀕している者がおり、その場にいた除名処分を受けた司祭は、有効な秘跡を授けることができる。魂の救いが、その司祭に課された重い処分よりも優先されるためだ。

2026年6月30日

・ドイツ司教団の「信徒によるミサ中の説教」の特例許可要請をバチカンが却下

(2026.6.24  Crux Now  staff)

   バチカン典礼秘跡省がドイツ司教団から出されていた「例外的な状況」のもとで聖職者の代わりに信徒がミサ中に説教を行うことの許可要請を却下したことが、24日明らかになった。

 同省は23日、この決定について声明を出し、「ミサ中の説教を聖職者に限定することは、単なる規律上の問題ではなく、典礼の本質そのものに由来するもの」と言明。また、「ドイツ司教団の許可要請の背景にある司牧的配慮に理解を示す」と述べるとともに、ドイツの司教団への書簡で、特に説教に関して、司祭の「継続的な養成を促進することの重要性」を強調した、と述べ、「信徒が神の言葉を宣べ伝え、さらにはミサ典礼の文脈以外でも説教を行うための方法がすでにいくつか存在する」とも説明した、としている。

 バチカンの有力な部署がドイツの司教団に対して公に言及したのは、ここ数か月でこれで2度目だ。5月初旬、教理省が、同性カップルやその他の「不規則な」カップルを対象とした公式の祝福儀式の導入をドイツの司教団が提案したことに対し、これを批判する2024年の書簡を公表した。

 書簡公表に先立ち、複数のドイツの司教がこうした儀式を承認していたが、今年初めに12日間のアフリカ訪問を終えローマへ戻る途中、教皇は、同行記者団の質問に答える形で、こうした動きを強く批判。教皇は、前任の教皇フランシスコの在位中に教理省が発表し、物議を醸した文書『Fiducia supplicans』を引用し、「今日、これを超えてしまうことは、一致よりも不和を招く恐れがある… 私たちは、イエス・キリストと、イエス・キリストが教えることに基づいて、一致を築くよう努めるべきだ」としていた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

2026年6月24日

・6月26,27日の臨時枢機卿会議の日程と概要をバチカン報道局が正式発表

Pope Leo XIV prays with the Cardinals during the Consistory in January 2026Pope Leo XIV prays with the Cardinals during the Consistory in January 2026  (@VATICAN MEDIA)
(2026.6.23 Vatican News)

 バチカン報道局が23日、聖ペトロ・聖パウロの祝日の直前にあたる6月26日から27日にかけて開催される今年二回目の臨時枢機卿会議のプログラムを発表した。会議では、教会と世界の現状、平和の追求、および”シノドスの道”の実践に焦点が当てられる。

 発表によると、今回会議では世界を苦しめる紛争や、平和と和解を築くために教会が言葉や態度を通じてどのように発信すべきかといった問題について議論する予定。

 1月に世界の170人の教皇選挙権をもつ枢機卿、選挙権のない枢機卿が一堂に会した会議に続き、レオ14世教皇の在位中2回目となる臨時枢機卿会議となる。前回の会議の閉会あいさつで、教皇は6月に二回目の会議を開くことを発表し、枢機卿たちに「私は、諸君を頼りにできる必要性を感じ、実感している」と語っておられた。

 報道局が発表したプログラムによると、会議は「シノダル(共働的)」な手法に従い、祈り、沈黙、個人的な省察、グループ討論、そして全体会議が行われる。枢機卿たちには、兄弟愛に満ちた交流の雰囲気を保つため、会場内での出来事について「機密保持」を徹底し、枢機卿会議期間中は報道機関への発言を控えるよう求められている。

 まず、グループ討論は、20に分けて行われ、うち9つのグループは、教区司教である選挙権を持つ有する枢機卿のほか、は教皇大使や、教区司教としての任務を終えた選挙権を有する枢機卿も含まれる。残りの11グループには、教皇庁に常駐する選挙権をもつ枢機卿および選挙権のない枢機卿が含まれる。各グループには、議論を司会し、時間を管理する座長と、意見を集約してグループの最終報告書草案を作成する書記が置かれる。

 会議は26日、教皇が司式する聖ペトロ大聖堂でのミサをもって始まり、パウロ6世ホールで開会式。開会式は『Veni Creator Spiritus(来たり給え、創造主なる聖霊よ)』の合唱で始まり、枢機卿団のジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿によるあいさつ、そして教皇による冒頭あいさつが行われる。

 第1セッションでは、「私たちはどのような世界で福音を宣べ伝えるよう召されているのか」という問いを中心に議論が行われる。クラクフ大司教区の大司教であるグジェゴシュ・リシュ枢機卿が聖書に基づく黙想を行い、その後、沈黙、祈り、グループでの分かち合い、そして全体会議での報告が行われる。

 同日午後の第2回セッションでは「権力の文化と愛の文明」というテーマが検討される。教理省長官のビクトル・マヌエル・フェルナンデス枢機卿が、教皇が先に出された回勅『Magnifica humanitas』の第5章を引用しながら、このテーマを紹介する。

 二日目の27日は、朝、レー枢機卿が司式する聖ペトロ大聖堂でのミサの後、枢機卿たちはパウロ6世ホールで討議を再開する。

 「善の構築:現代の現場」と題された第3回セッションでは、ヨハネスブルグ大司教で、南部アフリカカトリック司教協議会会長を務めるスティーブン・ブリスリン枢機卿が導入を行う。議論は、共通善の構築を困難にしている分断、人々や共同体から提起される課題、そして地方教会や普遍教会が提供できる支援に焦点を当てる。

 最終の第4セッションは同日午後、新シノドスホールで開から、「”シノドスの道”の実践に向けた道筋」に捧げられる。シノドス事務局長のマリオ・グレッチ枢機卿が、文書『2027-2028年のシノドス総会に向けて:準備のための段階、基準、および手段』に基づき、このテーマを紹介する。このセッションでは、明確化のための質問、教皇との対話、および参加者の3分以内に限った自由発言がされる。

 同日夕、教皇の閉会の辞をもって枢機卿会議は閉幕し、続いて『テ・デウム』の合唱、そしてパウロ6世ホールでの教皇との夕食会が行われる。

 29日の月曜は聖使徒ペトロとパウロの祝日であり、教皇が枢機卿たちと共に、聖ペトロ大聖堂でミサを司式される。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

2026年6月23日

(評論)26日から臨時枢機公会議-”レオ・スタイル”のSinodalityに期待、試金石は「聖職者による性的虐待危機」への対応だ(Crux)

(2026.6.21 Crux  Editor-in-Chief   Charles Collins)

 

 

 

 

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

・・Cruxは、カトリック専門のニュース、分析、評論を網羅する米国の有力インターネット・メディアです。 2014年9月に米国の主要日刊紙の一つである「ボストン・グローブ」 (欧米を中心にした聖職者による幼児性的虐待事件摘発のきっかけとなった世界的なスクープで有名。映画化され、日本でも全国上映された)の報道活動の一環として創刊されました。現在は、米国に本拠を置くカトリック団体とパートナーシップを組み、多くのカトリック関係団体、機関、個人の支援を受けて、バチカンを含め,どこからも干渉を受けない、独立系カトリック・メディアとして世界的に高い評価を受けています。「カトリック・あい」は、カトリック専門の非営利メディアとして、Cruxが発信するニュース、分析、評論の日本語への翻訳、転載について了解を得て、掲載しています。
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2026年6月22日

・教皇、イタリア北部のパヴィアとサンタンジェロ・ロディジャーノを訪問

 教皇レオ14世が20日、イタリア北部パヴィアとサンタンジェロ・ロディジャーノを司牧訪問された。

 ヘリコプターで最初の訪問先、パヴィアに到着された後、まず、国立がん陽子線治療センターで、医療関係者や、若い患者たちとその家族らとお会いになった。 続いて、サン・ピエトロ・イン・チェル・ドーロ教会を訪問。聖アウグスチノ修道会の中庭に集った地元司教団や修道会の協力者たちに言葉をかけられた。聖堂内では、言葉の祭儀をされ、聖アウグスティヌスの聖遺物を前に祈られた。また、病者や、ペルーの共同体ともお会いになり、パヴィアのカテドラルを訪れた後、市内のヴィットリア広場で市民に挨拶をおくられた。

 次に、教皇はサンタンジェロ・ロディジャーノに移動され、聖アントニオ修道院長に伴われて、聖フランチェスカ・カブリーニに捧げた聖堂を訪問。移民の保護者である聖フランチェスカ・カブリーニの聖遺物の前で祈られた。この後、サンタンジェロ・ロディジャーノの競技場ヘ向かわれ。見送りのためにスタンドに詰めかけた若者たちを祝福され、ヘリコプターで、ローマへの帰途に就かれた。

(編集「カトリック・あい」)

2026年6月22日

・6月26日から臨時枢機卿会議ー詳細な進め方に関する枢機卿団長の”機密書簡”が明らかに

(2026.6.18 カトリック・あい)

 6月26日から27日にかけてバチカンで今年二回目の臨時枢機卿会議が開かれるが、イタリアのウェブサイトMessa in Latino(ラテン語ミサ)が16日付けで、枢機卿団長、ジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿による、会議に関する機密書簡と詳細な日程を報じた。

 *カトリック教会の伝統的なラテン語ミサ(トリエント・ミサ)の存続と普及を支持するイタリアの主要な伝統主義的カトリック・ブログ。2007年に教皇ベネディクト16世の自発教令『スンモールム・ポンティフィクム』をきっかけに開設され、イタリア国内外の伝統派カトリック信者にとって重要な情報源になっている。

 

 

*4つのセッション回勅『Magnifica humanitas』を基礎に置いて、信徒にも関心の高いテーマ

 

 それによると、26,27両日にわたる議論は4つのセッションにわたって行われる。

 26日の第1セッションでは「私たちはどのような世界で福音を宣べ伝えるよう召されているのか?」をテーマに、「 今日、あなたの世話に委ねられている人々や教会共同体に、最も強く影響を与えている苦しみ、緊張、疑問は何か?」「 共通の聴き合いの場に、どのような希望のしるし、福音への忠実さ、そして和解の可能性を持ち込むべきか?」の問いかけをもとに話し合う。

 第2セッションは「権力の文化と愛の文明」がテーマで、先に教皇が出された回勅『Magnifica humanitas』第5章(182–192項)をもとに、「 今日の世界に影響を及ぼしている緊張、分裂、対立は、私たちの教会や人々の生活にどのように関わっているか」「 和解、共存、平和を築くために、どのような言葉、態度、実践が役立つか」などを話し合う。

 27日は午前の第3セッションで「善を築く:現代の現場」をテーマに、「今日の各状況において、公益の構築をより困難にしている亀裂とは何か?」「 教会が耳を傾けるよう召されている人々、そして私たちが十分に耳を傾けていないかもしれない人々から、どのような期待や疑問が湧き上がっているか?」「 公益を築くための取り組みをより効果的に支援できる、地方教会および普遍教会の支援、指針、あるいは取り組みとは何か?」を話し合う。

 同日午後の第4セッションは 「シノドスの実施に向けた道筋」をテーマに、シノドス事務局が作成した文書『2027–2028年のシノドス総会に向けて:準備のための段階、基準、およびツール』をもとに、意見を交換する。

 いずれも、私たち一般信徒にとっても、世界の、日本の教会とそれを囲む社会の現実を常に強い関心を持って関心と問いかけを続けているテーマであり、日本から参加する枢機卿も含め、どこまで現実を踏まえた真摯な意見交換がされるか、注目されるところだ。

 

 

 

*議論の進め方に改善点、参加の幅が広げられた

 

 議論の進め方については、枢機卿たちを20のグループに分け、9つのグループは、教区長を務める選挙権を持つ枢機卿、教皇大使、および教区長としての任務を終えた選挙権を持つ枢機卿で構成され、残りの11のグループは、ローマ教皇庁に勤務する選挙権を持つ枢機卿と、80歳以上の選挙権を持たない枢機卿で構成される。

 書簡では、シノダリティに関する世界代表司教会議(シノドス)第16回総会で開発された「霊による対話」という手法について明示的には言及されていない。だが、同総会で規定された厳格な手続き規則や発言時間の制限は、忠実に反映している。

 1月の前回会合と異なるのは、幅広い参加が認められることで、自由発言に割り当てられる時間が増え、教皇庁の職員および投票権のない枢機卿の各グループにも最長3分間、一度ずつ報告を行うことが許められる。前回会合では、これらのグループに対し報告書を電子メールで教皇に提出するよう指示されていただけだった。

 

 

 

*シノドス第16回総会の最終文書の最新の実践状況も報告

 

 日程によると、2日間にわたる会議では、聖書瞑想(ただし講演者は未公表)、回勅『Magnifica humanitas』に含まれるテーマに関する考察、そして先の世界代表司教会議(シノドス)第16回総会の最終文書の実践状況に関する最新報告が行われる予定だ。

 

 

*「聖戦論」に関する議論予定は、書簡から消えている

 

 関係者の間で注目されているのは、この書簡で、カトリック教会の社会教説にある「正義の戦争」についての明確な言及がないこと。枢機卿団長のレ枢機卿は前枢機卿に宛てた6月3日付けの書簡で、「特に、あらゆる種類の戦争を正当化するためにあまりにも頻繁に利用されてきた『正戦論』は、今や時代遅れだ、ということを、今日においていかにして最善の形で再確認すべきかについて考察するよう求められる」としていた。

 だが、今回の書簡で新たに 提示された議事予定によると、第2セッションで回勅『Magnifica humanitas』の182~192項(第5章「権力の文化と愛の文明」の「デジタル時代における愛の文明」から「戦争の常態化」まで)に焦点が当てられることが示されているが、レ枢機卿が先の書簡で強調していた具体的な問いかけにはない。

 

 

*前回会合で「事前に割り当てられ、過度に統制された」と不評のグループの議長、書記の選出方法は…

 

 また、実務上の不確定要素が一つ残っている。それは、各グループの議長と書記がどのように選出されるかという点だ。各グループの議長は議論の進行役を務め、発言時間を厳格に管理する責任を負い、書記は発言内容をまとめ、参加者らと協議の上でグループの最終報告書を作成することになる。1月の会合では、これらの役職が事前に割り当てられていたため、一部の枢機卿から「会議が過度に統制されている」との見方もあった。書簡には、6月の会合における手続きについては明記されていない。

 

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 以下は、MiLがイタリア語で公開したプログラムと書簡の英語訳。書簡内のメールアドレスは省略されている。

 臨時枢機卿会議の招集 2026年6月26日~27日

議事日程

6月26日(金)

午前7時30分 聖ペテロ大聖堂にて、教皇陛下 レオ14世

午前7時00分 — 聖セバスティアン礼拝堂(白いダマスク織のミトラ)

その後、パウロ6世ホールのロビーにて:歓迎、名札および資料の配布 — コーヒーが振る舞われる。

開会挨拶および第1部

午前9時30分~午後12時45分、パウロ6世ホール

開会

午前9時30分『ヴェニ・クレアトル・スピリトゥス』

開会の辞

 枢機卿団長 ジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿による挨拶

 教皇陛下による開会の辞

会議の概要および運営方法の説明

第1セッション「私たちはどのような世界で福音を宣べ伝えるよう召されているのか?」

午前10時 聖書黙想

 その後、沈黙と個人的な祈りの時間

午前10時30分 グループでの分かち合い、以下の問いを基に行う:

o 今日、あなたの世話に委ねられている人々や教会共同体に、最も強く影響を与えている苦しみ、緊張、疑問は何か?

o 共通の聴き合いの場に、どのような希望のしるし、福音への忠実さ、そして和解の可能性を持ち込むべきか?

休憩 — 各グループが休憩に最も適した時間を決める

 

午後12:00 全体会議でのフィードバック

すべてのグループが、その成果を電子メールで送付する。教区司教のグループおよびその他のグループの一部は、ホールで報告を行う。

午後12:45  正午の祈り

第2セッション「権力の文化と愛の文明」

午後4:00 – 午後7:30、パウロ6世ホール

午後4:00 祈り

作業の再開

 回勅『Magnifica humanitas』第5章(182–192項)に基づくテーマの紹介

午後4:20 グループワーク、以下の問いを基に:

o 今日の世界に影響を及ぼしている緊張、分裂、対立は、私たちの教会や人々の生活にどのように関わっているか。

o 和解、共存、平和を築くために、どのような言葉、態度、実践が役立つか。

午後6時 休憩

 

午後6時30分 全体会議

 各グループは、その成果を電子メールで送付する。枢機卿団のグループおよびその他のグループの一部は、ホールで報告を行う。

 その後、本セッションのテーマに関する自由発言が行われる

午後7時30分 閉会の祈り

6月27日(土)

午前7時30分 聖ペトロ大聖堂にて、枢機卿閣下 ジョヴァンニ・バッティスタ・レ

午前7時00分 — 聖セバスティアン礼拝堂(白いダマスク織のミトラ)

その後:パウロ6世ホールのロビーにてコーヒーサービス

第3セッション「善を築く:現代の現場」

午前9時30分~午後12時45分、パウロ6世ホール

午前9時30分 祈り

作業の再開

テーマの紹介 回勅『Magnifica humanitas』の序文と結論に基づいて

午前9時50分 グループワーク、以下の問いをもとに行う:

o 今日の各状況において、共通善の構築をより困難にしている亀裂とは何か?

o 教会が耳を傾けるよう召されている人々、そして私たちが十分に耳を傾けていないかもしれない人々から、どのような期待や疑問が湧き上がっているか?

o 共通善を築くための取り組みをより効果的に支援できる、地方教会および普遍教会の支援、指針、あるいは取り組みとは何か?

 休憩 — 各グループが休憩に最も適した時間を決める

 

午前11時30分 全体会議

 すべてのグループが、その成果を電子メールで送付する。枢機卿団のグループおよびその他のグループの一部は、ホールで報告を行う。

その後、本セッションのテーマに関する自由発言が行われる

午後12時45分 正午の祈り

第4セッション 「シノドスの実施に向けた道筋」

午後4時~午後7時30分、新シノドスホール

午後4時 祈り

審議再開

テーマの紹介 文書『2027–2028年のシノドス総会に向けて:準備のための段階、基準、およびツール』に基づく

その後、説明を求める質問の時間

午後5時 休憩

午後5時30分 教皇との対話

自由発言(各3分以内)

教皇による閉会の辞

テ・デウム

教皇との夕食会

午後7時45分、パウロ6世ホールにて

6月29日(月)

午前9時30分 聖ペトロ・聖パウロの祝日における聖ミサ、サン・ピエトロ大聖堂

午前8時45分 — コンスタンティヌス・ホール

過去1年間に任命された大司教たちは、午前8時45分までに聖セバスティアン礼拝堂に集合する。

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臨時枢機卿会議 2026年6月26日~27日

会議の進行に関する説明資料 機密

 教皇は選出以来、普遍教会への奉仕という共通の責任のもと、枢機卿団が持つ経験と知恵の遺産を活かすことを望んできた。この観点から、枢機卿会議の日々は、今日の教会の生活と宣教に突きつけられているいくつかの課題をめぐり、兄弟愛に満ちた意見交換を行う時間として構想されている。様々な教会的経験に耳を傾け、共に対話することを通じて、枢機卿たちは、牧会上および宣教上特に重要なテーマに関する考察と見極めに対し、自らの貢献を行うよう招かれる。

プログラム

 6月26日(金)午前、7時00分にサン・ピエトロ大聖堂内のサン・セバスティアーノ礼拝堂に集合し、法衣の着用を行う。レオ14世教皇が司式する聖ミサは7時30分に始まる。典礼終了後、パウロ6世講堂のアトリウムにて軽食が振る舞われ、参加者には資料フォルダと名札が配布される。講堂での議事は9時30分に開始される。

 レ枢機卿が受け取った書簡にもある通り、今回の枢機卿会議は4つの主要なセッションで構成される。第1セッションは、国際情勢に関する共同の黙想という性格を持つ。第2および第3のセッションでは、回勅Magnifica humanitasで提唱されたいくつかのテーマについて深く掘り下げる(特に、序文、第182~192項、および結論の読解を推奨する)。最後のセッションでは、シノドスの実施状況に関する最新報告が行われ、その後、枢機卿団のメンバーと教皇との自由な対話が行われる。本会議の詳細なプログラムを添付する。そこには、各セッションごとに、個人の準備に役立つ指針となる質問が記載されている。

グループの構成と方法論

 1月の枢機卿会議と同様、参加者は2つのグループに分けられる。この構成は、各地方教会の経験に特別な注意を払い、世界のさまざまな地域からの声に耳を傾けることを重視するという教皇の意向に沿ったものである。

  • 9つのグループ:管区長を務める選挙権を有する枢機卿(教皇大使および管区長としての職務を終えた選挙権を有する枢機卿を含む)

  • 11のグループ:ローマ教皇庁の選挙権を有する枢機卿および選挙権のない枢機卿

 各グループには、議事進行と時間厳守を司る議長と、議論の内容をまとめ、グループ全メンバーの協力を得て最終報告書を作成する書記が配置される。

 約10分間の短い導入発言の後、グループでの審議は3つの段階からなる方法論に従って行われ、各段階の間には短い沈黙の時間が設けられる。

第1段階 – 個人発言

 各参加者は、プログラムに記載された質問に答えながら、最大3分間発言する。

第2段階 – 共有された聴取

 各参加者は再び、最大2分間発言する。新たな提案は行わず、前の聴取から浮かび上がった最も重要な点を指摘する。

第3段階 – 報告書の作成

 書記は、グループ全メンバーの協力を得て、議論の成果をまとめ、最終報告書の起草を行う。

 作業は、互いに耳を傾け、尊重し合う雰囲気を保ちながら行われる。緊張や意見の相違は、敬意と兄弟愛をもって対処される限り、避けるべきではない。議長は、一見無礼に映る恐れがあっても、全員が自身の見解を表明できるよう、時間制限を厳格に適用しなければならない。

 各グループの報告および個人発言

 報告書は、グループメンバーの協力を得て書記が作成し、以下の宛先に送付する前に、全員の合意と承認を得なければならない:

 常任枢機卿グループは、本会議場でそれぞれの報告を行う(各グループにつき最大3分間)。審議の過程において、他の各グループにも、それぞれ1回ずつ、同様に3分間、報告を行う機会が設けられる。

 教皇は、各グループでの意見交換から得られた成果を本会議で聴取することに、特に重点を置きたいと考えている。なお、各セッションの終了後には、取り上げられたテーマについて、参加者による短い個人発言を行う時間が設けられる予定である。また、各参加者は、上記の同じ宛先に、書面による個人的な意見(できれば2ページ以内)を送付することも可能である。さらに、シノドスの実施プロセスに関する最新情報の報告後、最後のセッションは教皇との自由な対話に充てられる。発言は3分以内に収めるよう推奨される。

 教皇にのみ宛てられ、臨時枢機卿会議の作業要約には含まれない連絡については、以下のアドレスを使用すること:

 上記のメールアドレスは厳重に機密扱いとなっており、前回の枢機卿会議またはそれ以降に各枢機卿が個人的に通知した私用メールアドレスからのみメッセージを受信できる。

機密保持

 会議の進行中は、議事内容について機密を保持し、報道機関への発言を控えることが求められる。終了後には記者会見が予定されている。発言者の氏名を明かさないよう推奨する。

 

2026年6月18日

・教皇、6日から7日間のスペイン訪問、テーマは平和、軍縮、一致、若者、文化、新技術、生命の擁護、移民問題、そしてAI回勅、性的虐待…

Preparations ahead of the visit of Pope Leo XIV in MadridPreparations ahead of the visit of Pope Leo XIV in Madrid 

(2026.6.3  Vatican News   Salvatore Cernuzio)

   バチカンのブルーニ報道局長が3日、記者団に対し、6日から12日に予定する教皇レオ14世のスペイン巡礼の概要を説明した。

 教皇にとって4回目の外国訪問となる今回は、マドリード、バルセロナ、カナリア諸島を巡り、などのテーマを取り上げつつ、「依然として多くのレベルで語るべきことがたくさんある教会を鼓舞」される意向という。

 局長は、「古くからのキリスト教の伝統を持つスペインは、異なる世界間の対話の場となった地、偉大な思想家とキリスト教文化の地。16世紀、スコラ神学と国際法が交わり、すべての人間の権利と尊厳に関する考察を形作る一助となったサラマンカ学派がある。また、聖ヨハネ・デ・ラ・クルスや聖テレサ・デ・アビラといった偉大な聖人の地でもあり、彼らの思想は現代の課題に対して預言的な響きを持っている」と説明。

 教皇は、こうした豊かな歴史的・文化的遺産に触れつつ、教会や公的機関の代表者、そして数千人の若者、家族、スポーツ・文化・エンターテインメント界の著名人たちと面会を予定。「分極化を克服するための手段としての教会、政治、文化の対話、そして回勅『Magnifica Humanitas』の光に照らした技術的・人間的進歩への考察は、合計23回にわたる講話、挨拶、説教の中心的なテーマとなる。当然ながら、戦争が相次ぐ現在、平和もまた主要な焦点となる。これと密接に関連するのが軍縮。この意味で、スペインにおける、そしてより広く欧州における教会の役割について、その歴史に照らして考察することもできるだろう。教会は、栄光の時も危機の時も、貴重な宝物として存在してきた」と指摘した。

 また、局長は、「スペインや欧州において、教会は、公の議論に建設的な参加者として十分に貢献できる立場にあり、依然として多くのレベルで語るべきことがたくさんある。今回の教皇訪問は、そうした教会に対する一つのしるしであり、励ましでもあ」とし、「生命の擁護」に関しても、「あらゆる生命、とりわけ最も弱い立場にある者たちの生命の擁護。移民問題も、カナリア諸島訪問の際、特に焦点となるだろう。近年、悪名高い”大西洋移民ルート”を通じ、数え切れないほどの人々や家族の悲劇が繰り広げられてきた。教皇は移民たちの物語に耳を傾け、彼らを受け入れるための取り組みを目の当たりにし、ここから世界へ福音を伝えるために旅立った宣教の聖人たちの地とも出会うことになる」と説明した。

 もう一つの注目されているテーマは、性的虐待問題だ。スペインの教会は、この痛ましい現実に対処するため、昨年3月に司教協議会、修道会協議会、スペイン人権擁護院、大統領府が合意した対応策を含め、様々な取り組みに関与してきた。ただし、現時点では、教皇と虐待被害者との非公開の会見は予定されていない。

 カナリア諸島訪問の前には、マドリードとバルセロナを訪問され、王宮や下院議会、マドリードのモビスター・アリーナやサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム、モンセラート修道院などを巡られるが、6月10日に建築家アントニ・ガウディの没後100周年を迎えるサグラダ・ファミリア大聖堂においでになり、「イエス・キリストの塔」の除幕式に参加される。

 局長は、「このように、教皇の旅程は、政治・行政の中心地、精神的・慈善的な場所、そしてヨーロッパの大西洋国境沿いの象徴的な場所を織り交ぜており、その使命における教会的な側面と公的な側面の絶え間ない相互作用を反映している。特に意義深いのは、政治・経済・市民代表や外交団へ講話の後、マドリードのルセロ地区にある社会的弱者やホームレスの人々を受け入れ、寄り添うことを目的とした施設『セディア24時間』を訪問すること。教皇は「脆弱性」と「人間の周縁」の世界を通じてこの国に入ってこられる」と強調した。くるのだ。

 今回のスペイン訪問には、奉献・使徒的生活省のアルティメ副長官、司教省のイアンノーネ長官らが同行。教皇の講話などはほぼすべてスペイン語で行われるが、フランス語圏のアフリカ諸国からの移民を受け入れている「ラス・ライセス」受入センターでの講話1回だけは、フランス語で行われる。また、スペインのメディアで大きな議論を呼んでいる問題について、記者からの質問に応えて、教皇がカタルーニャ語で話す可能性もある、という。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

2026年6月4日

(評論)広報省長官人事は、バチカンメディアの傷を癒やす好機だ(Crux)

New appointment to Dicastery for Communication an opportunity to mend wounds in Vatican media

(2026.6.3 Crux  Editor-in-Chief  Charles Collins)

 バチカンを揺るがす今年最大のニュースの一つが2日に報じられた。教皇が、現在EWTNニュースの社長兼最高執行責任者(COO)を務めるマリア・モンセラート・アルバラド氏を、広報省の長官に任命したのだ。

 アルバラド氏は、2018年から長官を務めていたイタリア人の男性一般信徒、パオロ・ルッフィーニ氏の後任となる。メキシコ出身だが、2008年に米国市民権を取得した。EWTNに勤務する前は、米国を代表する宗教的自由の法律機関であるベケット・ファンドで働いていた。

 EWTNとベケット・ファンドの両方が保守的な団体であることから、アルバラド氏の任命については多くの議論がなされているが、バチカンの広報部門に影響を及ぼす可能性について、はほとんど関心を持たれていない。

 筆者は2001年に広報省設立前のバチカン放送局に勤務し、2017年、ルッフィーニ長官の任命直前に退職した。広報省は2015年に設立され、それまでバチカンの情報通信全般を統括していた社会通信評議会に取って代わった。評議会とは異なり、広報省は”実権”を持っている。

 教皇フランシスコによる改革が行われるまで、バチカンのメディアは中央集権化されていなかった。L’Osservatore Romanoはバチカンの日刊紙であり、Vatican Radioはイエズス会が運営する組織だった。バチカン出版局(Libreria Editrice Vaticana)は教皇声明を発行するだけでなく、実際に他の神学書も出版する、といった具合だ。

 これらはバチカンの政府機関ではなく、彼らが発信するものは「公式」声明ではなかったが、世界のメディアがそうは捉えず、教皇やバチカンの意見を代弁するものと受け取られるケースもしばしばあった。例えばL’Osservatore Romano紙がある映画を酷評したところ、英米のメディアが「教皇が映画製作者を非難」と報じることもあったが、重要なのは、これが聖座とバチカン市国が実質的に独立した主権国家である、という認識を強めた点だ。

 バチカンにはもともと新聞があり、ラジオ局があり、出版社があった。L’Osservatore Romanoは教皇領の末期に創刊された。つまり、新た生まれた国、イタリアによって教皇領が併合される以前から存在していたのである。バチカン報道局はこれらとは別組織であり、バチカンの国家機構の「公式の代弁者」としての役割を果たしていた。

 しかし、これらの様々な機関は、印刷メディアが衰退し、ラジオ放送がポッドキャストを含む他のメディアに取って代わられつつあるという、世界的な急速な変化によって打撃を受けていた。

 バチカンの多くの人々にとってさらに重要なのは、広報機関、とりわけ数十の言語で放送を行い、数百人の職員を擁するVatican Radioの運営費が非常に高額だったことだ。広報省が設立された経緯は、全体として「単なる経費削減策に過ぎない」という見方があった。事実、同省の傘下に入れられてから、職員はしばしば不当な扱いを受けており、特にイタリア語以外の部署の者たちは、ジャーナリストとしての仕事が、イタリア語の公式プレスリリースを扱う翻訳者へと変質させられていることに気づかされた。

 ルッフィーニ長官はバチカンのメディア部門で非常に不人気だった。前任者のダリオ・エドアルド・ヴィガノ司教も同様だった。両者ともスキャンダルを抱えていた。

 ヴィガノ司教は、教皇の座を退いたベネディクト16世の発言を恣意的に引用し、その恣意的な引用を隠すために写真を改ざんしたことが発覚し、窮地に立たされ、最終的に辞任した。

 ルフィーニ氏は、不名誉な芸術家兼司祭であり元イエズス会士であるマルコ・ルプニク神父による複数の被害者への連続虐待疑惑が明るみに出た後も、ルプニクの画像を自身の省が使い続けたこと、そしてフランシスコ教皇がルプニクに対する事件の再調査を命じた後もそれを続け、激しい批判と厳しい監視にさらされた。

 筆者や編集長クリストファー・アルティエリを含む多くの職員は、スキャンダルが表面化する前から辞職。多くの広報部門が、劣悪な労働環境に直面している、と報じられている。アルティエリは著書『レオ14世:新教皇とカトリック改革』で、「教皇レオ14世は経費削減の道を見出さねばならない。士気が低下した職員を奮起させる必要がある」とし、さらに「彼は、教会の精神で考え、自身のメッセージの焦点を理解する(広報部門の)リーダーを見極める必要がある…広報機関を支える日常業務に従事する一般職員の中に広大でかけがえのない宝があることを認識し、新技術の活用に長けているだけでなく、その論理を理解している人物だ」と述べだ。そして、「教皇は、そうしたリーダーを登用し、職員たちに必要な資源を確保した上で、彼らの邪魔をしないようにせねばならない」と忠言している。

 また、旧来の「分散型システム」には多くの利点があり、それらは新しいシステムにおいても回復・適応させることが可能である点にも言及しておくべきだ。ウォルター・カスパー枢機卿はこのことをよく理解しており、2001年から2010年までキリスト教一致推進評議会の議長を務めていた際、その駆け引きを巧みにこなしていた。

 現在のバチカンの広報体制では、すべてが報道局から発信されているように見える。広報省はバチカンの様々な報道機関の独立性を損なってはいるが、アルバラド新長官はこの問題を確かに理解しているはずだ。EWTNニュースは、紙媒体、ラジオ・テレビ局、ポッドキャスト、その他のメディアを包含している。これらを多方面で統合しつつも、各メディアは独自の特色を保ち続けている。バチカン管轄のメディアにおける現在の不和を考慮すれば、彼女が経費削減ではなくジャーナリズムに根差したビジョンを提示すれば、その新たなリーダーシップはすぐに受け入れられるだろう。

 彼女は、前任者2人が自ら招いたスキャンダルを避ける必要がある。『レオ14世:新教皇とカトリック改革』の中で、アルティエリ氏は、アルバラド新長官が新たな役割を正しく果たす必要がある理由を指摘している。「もし人々が、教皇自身の広報機関が真実を伝えること――少なくとも、歪曲して伝えたりしないこと――を信頼できなければ、教皇だけでなく、あらゆる聖職者、ひいてはあらゆるキリスト教徒を信頼することさえ難しくなるだろう」。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

2026年6月4日