(2022.3.8 バチカン放送)
バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿は8日、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相と電話会談を行った。
バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長の声明によれば、この会談でパロリン枢機卿は、ウクライナで起きている戦争に対する教皇フランシスコの深い憂慮を伝えると共に、教皇の6日、四旬節第一主日の正午の祈りでの緊急アピールの内容を改めて示し、武力攻撃の停止と市民と救助関係者のための人道回廊の保証、武力よりも和平協議の優先すること強く求めた。
そして、枢機卿は、教皇庁が「平和のためにあらゆる努力を惜しまない考え」であることを確認した。
*ロシアの通信社は「ウクライナと”重要な課題”で合意することを希望を共に表明」と
(2022.3.8 Vatican News staff reporter)