(2022.3.6 バチカン放送)
教皇フランシスコは、6日午後から、復活祭を準備する「四旬節」の黙想期間に入られた。11日まで一週間の予定で、この期間、教皇は一般謁見等の公務は行われない。
教皇の四旬節の黙想は例年、ローマ郊外アリッチャの黙想の家で、バチカンの高位聖職者たちと共に行われているが、今年は昨年に続いて、新型コロナウイルス感染が終息していないことから、行われず、個々人で黙想することになった。
6日、四旬節第一主日の正午の祈りで、教皇は「これから教皇庁の協力者と、そろって四旬節の黙想に入ります」と告げられた。そして、「黙想中、教会と人類のすべての必要を心に留め祈りたいと思います」と述べられ、世界の信徒たちも四旬節の実り多い歩みがあるように、と祈られた。
(編集「カトリック・あい)