・教皇、11日まで一週間の四旬節の黙想-今年もバチカン幹部と個々に

教皇とバチカンの高位聖職者、四旬節の黙想に入る

 教皇フランシスコは、6日午後から、復活祭を準備する「四旬節」の黙想期間に入られた。11日まで一週間の予定で、この期間、教皇は一般謁見等の公務は行われない。

 教皇の四旬節の黙想は例年、ローマ郊外アリッチャの黙想の家で、バチカンの高位聖職者たちと共に行われているが、今年は昨年に続いて、新型コロナウイルス感染が終息していないことから、行われず、個々人で黙想することになった。

 6日、四旬節第一主日の正午の祈りで、教皇は「これから教皇庁の協力者と、そろって四旬節の黙想に入ります」と告げられた。そして、「黙想中、教会と人類のすべての必要を心に留め祈りたいと思います」と述べられ、世界の信徒たちも四旬節の実り多い歩みがあるように、と祈られた。

 (編集「カトリック・あい)

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2022年3月8日