(2021.7.14 バチカン放送)
教皇フランシスコは14日午前、ローマ市内ジェメッリ病院での入院生活を終えられ、バチカンに戻られた。
バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長によれば、教皇は、同日午前10時半、アゴスティーノ・ジェメッリ総合病院を退院された。
お住まいであるバチカンのサンタ・マルタ館に戻られる前に、教皇は、ローマ市内の聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)を訪問され、同大聖堂に伝わる聖母子画「サルス・ポプリ・ロマーニ(ローマ人の救い)」の前で祈り、ご自身の手術が無事行われたことを感謝するとともに、入院期間に出会った患者たちをはじめ、すべての病者たちのために祈りを捧げられた。そして、正午少し前に、バチカンのサンタ・マルタ館にお戻りになった。
(編集「カトリック・あい」)