*精力的な取り組みの真剣な活動の一年
新型コロナウイルスの世界的な大感染が続く中で、ASIFの活動は精力的に行われた。2020年1月に、監視体制の不備を理由に前年11月から加盟を一時差し止められていた「Egmont Secure Web」(金融犯罪に関する情報交換のための国際組織)への再加盟を果たした。そして4月には、教皇フランシスコの手で、体制が刷新され、監視制度の構造、組織の改善が図られた。
そして、ASIFはMoneyvalの評価を受けて、重要な複数の案件にコミットし、局長のカルメロ・バルバガロのもとで捜査において重要な調整役を、バチカンを代表した果たした、と報告書は述べている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)