・教皇、4日間のイラク訪問を終え帰国後、聖マリア大聖堂で祈り

イラク大統領夫妻の見送りを受ける教皇フランシスコ 2021年3月8日 バグダッド空港イラク大統領夫妻の見送りを受ける教皇フランシスコ 2021年3月8日 バグダッド空港 

(2021.3.8 バチカン放送)

 5日から教皇として初のイラク訪問をされていた教皇フランシスコは8日朝、バグダッド空港を出発、ローマに戻られた。その後、市内の聖マリア大聖堂で祈りを捧げられた。

 バチカン広報局によれば、教皇は、聖母子画「サルス・ポプリ・ロマーニ」の礼拝堂で祈り、イラクから持ち帰った花束を祭壇に捧げられた。教皇は、イラクへの出発前日、4日にも、同大聖堂で祈っておられる。

 教皇はイラク滞在中、首都バグダッドをはじめ、中南部ナジャフ、南部ウル、そして北部のアルビル、モスル、カラコシュを訪れ、様々な会見や集い、ミサや祈りなどを通して、人々と交流し、イラクの今日の姿に接すると共に、未来に向け復興を励まされた。

 訪問最終日、教皇は、バグダッド空港でバルハム・サリフ大統領と短い会談の後、大統領夫妻と、政府・教会関係者に見送られ、現地時間午前9時54分、特別機でイラクを後にされた。

(編集「カトリック・あい」)

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2021年3月8日