(2021.3.24 Vatican News staff writer)
教皇フランシスコが24日、バチカンの人間開発省の副次官に、女子修道会・サレジアン・シスターズのシスター・アレッサンドラ・スメリッリを任命された。
シスター・スメリッリは、イタリアのバスト生まれの46歳。欧州でも屈指の歴史を持つ国立総合大学のローマ・サピエンツァ大学で政治経済学博士号を、英国のイースト・アングリア大学で経済学のPhDを取得。ローマの教皇庁立教育科学校 “Auxilium”の政治経済学の教授を務めている。
イタリアの信徒による”Social Weeks”の科学・組織委員会のメンバーで、バチカンでは、2019年からバチカン市国の評議員となり、2020年3月からは、教皇が設置させたコロナ対策員会の経済タスクフォースのコーディネーターに選ばれて、経済の専門家としての立場からコロナ対策に取り組んでいる。。