・教皇、アジア地区で新たに4人の司教任命ー日本は今回も無し

(2021.6.29 Vatican News  Robin Gomes)

  聖ペトロ・聖パウロの祝日の29日、教皇フランシスコは、アジア地域で4名の司教を新任された。国別内訳は、インドが二人、フィリピンとカザフスタンが各一人。首都大司教区であるにもかかわらず補佐司教が3年以上にわたって空席になっているほか、仙台教区、大分教区の各司教も空席のままの状態が続いている日本については今回も任命が見送られた。空席だった駐日バチカン大使が任命されて3か月余りが経過するなかで、一刻も早く対応が求められる。

 今回司教に新任されたのは、インドがティルチラパリ教区のサバリムス・アロキアラジ神父(66)とポート・ブレア教区のビスマサム・セルバラジ神父(55)、フィリピンがマレイバレイ教区のノエル・P・ぺドレゴサ神父(58)、カザフスタンがカラガンダ教区のエフゲニー・ジンコフスキー神父(45)。

(編集「カトリック・あい」 )

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2021年6月30日