・「欧州除くすべての大陸で信徒数が増加」2021年版世界カトリック統計年報

 世界のカトリック信徒の地域別割合は、南北アメリカが48.1%を占め、次いで欧州が21.2%、アフリカが18.7%、アジア(中国を除く)が約11%、オセアニアが0.8%の順。

 世界の司教の数は536で前年末より13人減ったが、司祭の総数は教区、修道会合わせて41万4336人と前年末よりも271人増えている。地域別に見ると、欧州が40.6%を占め、アフリカとアジアが合わせて28%。伸び率では、アフリカとアジアが目立ち、前年末比でそれぞれ3.45%と2.91%の増加。欧州は1.5%、南北アメリカが約0.5%の微増。

 また、教区と修道会の神学生は、世界的に微減を続けており、2019年末で11万4058人と前年末に比べ1.6%減っている。

 終身助祭は前年比1.5%増加したが、その97%は南北アメリカと欧州に偏在している。

 また司祭でない修道士は2018年末の5万941人から5万295人に微減を続けた。修道女は2018年末の64万1661人から63万99人と1.8%減少している。

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2021年4月6日