・教皇の聖週間から復活祭の儀式は聖ペトロ大聖堂・司教座祭壇で・人数制限で

教皇フランシスコ 2020年度の受難の主日のミサで教皇フランシスコ 2020年度の受難の主日のミサで  (Vatican Media)

 教皇フランシスコの聖週間から復活祭にかけての儀式予定が、教皇典礼管理室から発表された。

 儀式はすべて、新型コロナウイルス感染予防のため、参加者の人数を縮小して行われ、聖週間初日「枝に主日」「受難の主日」の28日は、イタリア時間午前10時30分(日本時間同日午後5時30分)から、教皇はバチカンの聖ペトロ大聖堂の司教座の祭壇でミサを司式される。これまで「受難の主日」に記念されていた教区レベルの「世界青年の日」は、「王であるキリストの主日」、2021年11月21日に記念される。

 聖木曜日の4月1日は午前10時(日本時間同日午後5時)から、聖ペトロ大聖堂・司教座の祭壇で「聖香油のミサ」を捧げられる。この後、枢機卿会主席のジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿によって現地時間午後6時(日本時間2日午前1時)から大聖堂・司教座の祭壇で「主の晩餐の夕べのミサ」が予定されているが、教皇の参加されない。

 聖金曜日の2日は、午後6時(日本時間4月3日午前1時)から、教皇は聖ペトロ大聖堂・司教座の祭壇で「主の受難の祭儀」を捧げられ、午後9時(日本時間4月3日午前4時)からバチカンの聖ペトロ広場で「十字架の道行き」を主宰される。

 聖土曜日の3日は、午後7時30分(日本時間4日午前2時30分)から、聖ペトロ大聖堂・司教座の祭壇で「復活の聖なる徹夜祭」を祝われる。

 復活祭を迎える4日は、午前10時(日本時間同日午後5時)から、聖ペトロ大聖堂・司教座の祭壇で「復活の主日の日中のミサ」を捧げられる。

 そして、同日正午(日本時間同日午後7時)、教皇は同大聖堂・司教座の祭壇で、復活祭のメッセージとローマと世界に向けた教皇祝福「ウルビ・エト・オルビ」をされる予定。

(編集「カトリック・あい」)

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2021年3月27日