(2021.5.27 Vatican News staff writer)
教皇フランシスコは27日、空席となっていたバチカンの典礼秘跡省の長官に、アーサー・ローチ次官(大司教)を昇格させる形で任命した。また、後任の次官にビットリオ・フランチェスコ・ビオラ大司教を、次官補にアウレリオ・ガルシア・マルシアス司教(予定)をそれぞれ任命した。
ヴィットリオ・フランチェスコ・ヴィオラ司教はフランシスコ会所属。イタリア 共和国ピエモンテ州のトルトナ教区長を務めていた。
アウレリオ・ガルシア・マルシアス師は、同省の事務局長。1965年3月、スペインに生まれ、1992年に司祭叙階、サラマンカ大学で哲学修士を取得の後、聖アンセルモの教皇庁立典礼研究所で博士号を取得。スペインのバリャドリッド神学校の校長などを務めた後、2015年9月から典礼秘跡省に勤務している。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)