・独司教団が秋季定例総会、”シノドスの旅”、性的虐待問題、女性の役割など議論(VN)

Bishop Georg Bätzing holds an ecumenical service for flood victims in late AugustBishop Georg Bätzing holds an ecumenical service for flood victims in late August  ((c) dpa-Pool)

*イエスには、私たちを癒し、立ち直らせる力がある

 その一方で、ベツィング会長は、イエスには「癒しの力、不正義と恥辱から立ち直らせてくださる力」があるとも語り、「一言ですべてが新しくなる。神だけがそれをおできになります。神に不可能なことは何もありません。ですから、イエスがどのように私たちに触れられ、私たちを呼ばれたのか、そして私たちが、諸国の光である主の神殿を作るために、どのように集まり、考え、議論し、計画を立て、決定するのか、を語らねばならないのです」と司教たちに訴えた。

 

*教会の更新プロセスには聖体拝領と神聖さが必要です

 また、総会に来賓として参加した駐独バチカン大使のニコラ・エテロヴィッチ大司教は、「教会のすべての改革と刷新の目標は、教会を構成する人々の霊性にあります」とし、「主イエスは、特に現代の課題解決を迫られた教会と社会の課題の中において、ミサ聖祭、カトリックの信仰、そして神聖さの道をたどるように絶えず求めておられます」と語った。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2021年9月22日