・シノドス総会に香港、台湾の司教に加え、中国本土から2人の司教が参加-シノドス事務局発表

(2023.9.23 カトリック・あい)

 10月4日から始まる「シノダリティ(共働性))をテーマにした世界代表司教会議(シノドス)第16回通常総会第1部に、中国本土からの2人の司教が参加することになった。

 バチカンのシノドス事務局が21日発表した今総会参加者の最終確定名簿によると、7月に発表された名簿に追加する形で、バチカンが直接任命した参加者として、中国山東省の・周村教区司教、同国内モンゴル自治区の姚順・済寧/武門教区司教が載った。7月の名簿に掲載済の香港の周守仁・大司教、台湾の浦英雄・嘉義教区司教とともに、今総会に参加する。中国本土の二人の司教は2018年に開かれた青少年司牧をテーマにしたシノドス総会にも参加していた。

 また、シノドス事務局は、今総会の日程概略についても発表した。それによると、総会は10月4日の聖ペトロ広場での開会ミサで始まり、29日の聖ペトロ大聖堂でのミサをもって閉会する予定。参加者たちの毎週の活動としては、日曜日を休日とするほか、半日巡礼、バチカン庭園でのロザリオの祈り、移民・難民に捧げるミサやその他の祈りなどが含まれる。閉会前日の28日には、投票権を持つメンバーが3週間半にわたる議事をまとめた文書への賛否を表明する予定だ。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2023年9月23日