また、これまでの作業で、委員会は「過去10年の間に教会と市民社会が行った活動の分析に基づき、世界の現地の教会のそれぞれの安全保護指針と対策を支援するための新指針の基本原則をまとめているが、さらに、全世界の司祭、一般信徒を対象にウエブサイトを利用した4つの言語による”オンライン調査”を実施する。教皇フランシスコは2016年の使徒的書簡「As a Loving Mother」で、「(性的虐待からの)保護の義務は教会全体に委ねられている」とされており、寄せられた回答は、年末に向けて委員会で検討の上、新指針に反映される。そして新指針は、世界のすべての教会に通知され、現在、各教会がもっている保護指針を新指針に従って更新し、それを委員会に送り、審査を受けることになる、という。
声明ではまた、新指針では、世界の各現地教会に対して「教皇フランシスコの使徒的書簡 『Vos estis lux mundi(あなたがたは世の光)』の指示に従って、虐待の訴えを受け付け、管理するための、また、特に虐待の影響を受けたすべての人、特に被害者を支援するための体制を確立することを求めることになる」としている。