2017年に日本とバチカンは外交関係を樹立して75周年を迎える。これを記念して、2月2日午前10時半から上智大学で、ローマ法王庁外務長官のポール・リチャード・ギャラガー大司教による 特別講演会「THE PROMOTION OF A CULTURE OF PEACE ~平和文化の促進~」が」開かれる。(上智関係者のほか、一般の参加も受け付ける。申し込みは上智大学ホームページから)。
長官は日本政府の招きで来日するもので、1月29日の東京カテドラルの午前10時のミサを共同司式し、ミサ中、英語で説教と挨拶をされる予定。長官来日のほかにも、様々な記念事業が計画されつつあり、この機会に、バチカンとの関係が疎遠になっているとの見方もある日本の教会も緊密化に努めることが期待される。
記念事業には両国政府はもとより、バチカン博物館、サンピエトロ大聖堂などバチカン関連組織、国際交流基金なども協力を予定。具体的な事業としては、両国での記念式典、記念ミサとレセプション、シンポジウム、記念コンサート、バチカンでの能の実演はじめ和食、茶道、華道など日本文化紹介などが計画中だ。
日本とカトリック教会との関係は、1549年にフランシスコ・ザビエルが当時の薩摩藩を訪れた時に始まり、イエズス会士など宣教師が西日本を中心に布教、多くの信徒が誕生した後に、鎖国、キリシタン禁教と殉教の時代を経て、明治時代の初めに禁教令が解かれて、現在に至るという460年余りの歴史をもっている。
日本政府は第二次大戦中の1942年にバチカンとの外交関係を結び、2017年の今年はその75周年に当たる。最近では、2014年に安倍首相がバチカンを訪問して、教皇フランシスコに謁見。2016年には3月に岸田外相が教皇庁国務省外務局次官のギャラガー大司教と会談、さらに5月に秋篠宮殿下ご夫妻が教皇を表敬されるなど、外交関係が活発化している。
(2016.12.22 Tablet クリストファー・ラム)教皇フランシスコは22日、毎年クリスマス前に開いている教皇庁諸機関の代表者たちとの集会での冒頭の挨拶で、バチカン改革を推進する決意を改めて表明。バチカンの伝統となっている「昇進の形をとった降格、追放」の廃絶を含む、推進のための12の原則を提示した。
教皇は挨拶の中で、さらに、「自己満足的な霊的改革という空虚な美辞麗句にうつつをぬかす頑迷さ」がもとになった、変化に対する「隠れた抵抗」、「悪魔にそそのかされ、伝統と批判と自己正当化の衣をまとった」悪意のある抵抗について言及。教皇は以前にも、教皇庁の”病弊”について強く批判していたが、この集会では、参集者にクリスマスプレゼントとして、イエズス会士のクラウディオ・アクアビーバ師が書いた「魂の病を癒す」と題する本を贈った。
集会には、(”抵抗勢力”の筆頭と目される=「カトリック・あい」注)米国のレイモンド・バーク枢機卿も参加していた。彼は先に、教皇が使徒的勧告「愛の喜び」で示した離婚・再婚者への聖体拝領に対する前向きな姿勢を批判し、公式に見直すことを要求する書簡を公開して物議をかもしているが、集会後に、教皇に短い挨拶をし、プレゼントの本を受け取った。
集会での挨拶で、教皇は、教皇庁で一般信徒、とくに女性が現在よりも多くの役割が与えられる必要がある(現在はすべての機関のトップが男性聖職者で占められている)とし、カトリックの普遍性をよりよく反映するように世界中の教会を代表する人々がローマで役割をもつようにすることを望んでいる、と述べた。
そして、改革は、カトリック教会の「活力」のしるしとして欠かすことのできないもの、とし、以下の12の原則を示した。
・個々の責任(個人としての回心)
・司牧的な配慮
・宣教精神(キリスト中心主義)
・明確な組織構成
・機能改善
・現代化
・節度
・(現場に近い教会、機関への)権限の委譲
・合議の重視
・寛大で包容力のある対応
・プロフェッショナルとしての自覚と意識
・漸進主義(識別力を備えた)
さらに、教皇は、何をおいても、教皇庁は野心と対抗心を排除した「強固な司牧意識」を持たねばならない、と強調。「教皇庁のあらゆる努力は、司牧と奉仕、信仰者の霊性によってなされねばなりません。なぜなら、それが、無益な野心と対抗心のあらゆる毒を消す薬になるからです」と語った。
現場の司教たちは何年もの間、ローマについて「社会の現場で働いている教会に敬意を払わない、傲慢で、非協力的なやり方で行動している」と批判してきたという現実を踏まえたうえで、「私たちは、自分たちが働いている現場で、まず第一に、日々出会う人々に対する強靭な司牧的感覚を養うべきです。誰も、無視されたり、間違った扱いをされた、と感じるようなことがあってはならず、誰もが良き羊飼いに愛情をこめて世話をしてもらっていると実感するようにせねばなりません」と説かれた。
また教皇は、教皇庁改革は〝(顔のしわをとる)美容整形〟のようなものではなく、継続作業だ、と強調し、「カトリック教会で私たちが心配せねばならないのは、〝顔の(表面の)しわ〟ではなく〝(内から出てくる)吹き出もの〟です!」と断言したあと、次のように付け加えた。
教皇庁は「全ての人、特に貧しい人、社会で最も軽んじられ、疎外されている人に対して喜びと勇気をもって宣言すべき福音」に忠実でなくてはならない。そして、「教会学に導かれ、ローマ司教の奉仕において指導される必要がある」。
“The Tablet : The International Catholic News Weekly. Reproduced with permission of the Publisher” and that you quote our website address http://www.thetablet.co.uk
(解説・ CRUX エディター ジョン・L・アレンJr 2016.12.22)
22日の集会での挨拶で、教皇フランシスコは、自身が進める教皇庁改革計画が遭遇する抵抗が時には〝隠れた〟〝悪意のある〟ものだ、と批判し、計画推進への強い決意を示した。
また、イタリア人が「Gattopardismo(中身でなく、うわべだけの政治改革)」と呼ぶ危険を指摘した。これはもともと、19世紀のイタリア統一運動の時期のシシリー島の王子の物語の題名で、王子は「何もかもそのままにするために、何もかも変わらねばならない」という哲学の持ち主だった。
だがこの日の話の中でおそらく一番重要なのは、教皇が「改革は終わらない」という明確なメッセージを送ったことだろう。教皇の指導力の下で、教皇庁にはこれまでに、財政と情報通信の担当省が新たに設けられ、既存の省や評議会を再編統合する形で、「家庭、信徒、生命」と「人間の統合的な発展」という二つの省が作られることになった。教皇は集会での挨拶で、さらに、教皇庁人事改革を進め、まだ改革の手がついていない「評議会、アカデミー、委員会」も、教皇が目指す「簡素化、円滑化」を進める過程で改廃する可能性があることを示唆した。
教皇は、現在の改革作業には、まだしばらく時間がかかることを示唆し、「漸進主義は、歴史的な過程-時と場面の分析、試験、修正、実験、一時的な同意-を含意する、避けることのできない識別の成果なのです」と語り、「ですから、このような過程を踏むことは、優柔不断だからではなく、本当の改革を成し遂げるために必要な柔軟性を持つ、ということなのです」と説明した。
教会は生きているがゆえに、常に改革していかねばならない、というのが教皇の考え方だが、そうした終わることのない改革を進めようとする教皇フランシスコと、自身が設立した9名の枢機卿顧問団は、おそらくそう遠くない時期に、難題にぶつからねばならないだろう。それは、教皇庁組織に次のショックがいつ来るのか分からない職員たちの間の、士気の低下、機能麻痺だ。
多くの教皇庁職員に聞けば、これまで2年間、漠然とした不安の中で過ごしてきた、と答えるだろう。改革の音楽が終わった時に、自分たちの職場が残っているのか、多くの者は知らない。そのような中で、先のことを考えたり、長期的な計画を立てたりするのは、極めてむつかしいことだ。
現在の一連の改革が、すべて終わった時、中心官庁の国務省は、なおも大所帯の官庁であるだろう。だが、他の多くの官庁、とくに教皇がこの日の集会で言及した「評議会やアカデミー、委員会」の先行きは定かでない。
さらに、教皇庁職員の中には、教皇が使う言葉にいら立ちを覚える向きもある。それは、二年前に使った「霊的な病い」であり、今回繰り返された「個人的な『回心』の必要性」についての言及だ。職員の大半は低い給与で働いている。拍手喝さいを受けることもなく、個人的な犠牲を求められ、一度でいいから、自分たちのやっている仕事の重要性について上司から勇気づけられるような言葉が聞きたい、と思っているのだ。
教皇フランシスコはバチカンと教会改革を課題として教皇に選ばれたのは確かだし、世界中の多くの枢機卿や司教たちから強力な支援を受けながら改革を進めつつある。だが、一方で、彼は、現在の改革作業が完了した時、いかにして、残された人々がその後も改革を進める覚悟と熱意を持ち続けられるようにするか、という課題にも直面しているのだ。
(2016.12.21 共同通信などもとに「カトリック・あい」が編集)
教皇庁が20日、教皇フランシスコがバチカン博物館の新館長に、副館長の女性、バルバラ・ヤッタ氏(54)を任命した、と発表した。来年1月1日に就任し、初の女性館長になる。教皇フランシスコは、就任後、教皇庁を含めてカトリック教会における女性の地位向上、役割拡大に努めており、今回もその一環。
ヤッタ氏は1962年にローマで生まれ、ローマ大卒業後、公文書の収集や保管などの専門家「アーキビスト」の学位を取得した。イタリア南部ナポリの大学の教授を経て、96年からバチカン図書館で勤務。今年6月からバチカン博物館の副館長を務めている。
バチカン市国と教皇庁で働く女性の割合は増加傾向にあるが、教義に厳格な教会内の保守派の間では、女性聖職者を容認しないなど差別的な姿勢も根強い。
(写真は、バチカン博物館の新館長に任命されたバルバラ・ヤッタ氏)
12月17日、80歳の誕生日を迎えた、教皇フランシスコ – RV
(2016.12.17 バチカン放送)
教皇フランシスコが12月17日、80歳の誕生日を迎えられた。
教皇フランシスコ(ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ)は、1936年12月17日、アルゼンチンの首都、ブエノス・アイレスに生まれた。1958年、イエズス会に入会し、1969年、司祭叙階。1992年、ブエノス・アイレス補佐司教1997年、ブエノス・アイレス協働司教、1998年、ブエノス・アイレス大司教。2001年、枢機卿に任命された。そして、ベネディクト16世退位後のコンクラーベで、2013年3月13日、第266代ローマ教皇に選出された。現在、在位3年と10ヵ月を過ごされている。
80歳の誕生日、教皇フランシスコは、午前中バチカン宮殿のパオリーナ礼拝堂で、ローマ在住の枢機卿らと共にミサを捧げられるほかは、通常と変わりなく公務をこなされる。
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バチカン放送局は、教皇フランシスコのブエノス・アイレス大司教時代、共に郊外の貧しい人々の共同体の司牧に携わっていたペーペ・ディ・パオラ神父に、ベルゴリオ司教(現教皇)がどのように誕生日を過ごしていたのかを尋ねた。
ディ・パオラ神父は、まず教皇の80歳の誕生日に際し、深い霊性と人々への連帯に培われた司祭職の召命を、これからもまい進して欲しいと、心からのお祝いを述べた。同神父によれば、ベルゴリオ司教は自分の誕生祝いをすることがそれほど好きではないようだったと言う。一方で、子どもたちや職業学校の若者たちによる手作りの贈り物を喜んでいたが、それは贈り物そのものに対してではなく、彼のために子どもたちや人々が丹精こめて作ったという、人々の愛情に対してであった、とディ・パオラ神父は述べた。
教皇がかつて司牧に通っていたこの共同体の人々は、どのように教皇の80歳を祝おうとしているかとの問いに、ディ・パオラ神父は「祈りによってです」と答えた。
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(2016.12.8 Tablet クリストファー・ラム)
教皇フランシスコにとって重要な節目となる80歳の誕生日が間もなくやってくる。それはもうひとつの重要な節目―第二バチカン公会議が示した重要な原則を達成のための―でもある。
12月17日にフランシスが80歳の誕生日を迎えるとき、それは個人としてのカリスマ魅力と自然なしぐさで特徴づけられる彼の教皇としての行動力あふれた旅路の節目となるだろう。だが、教会における彼の指導力はそれにとどまらない。現代カトリック教会のあり方を定めた第二バチカン公会議の遺産を継承する教皇なのだ。
半世紀前に開かれたこの公会議は、現代の世界を生きる教会となるための改革の道を定め、一方的な断定的な態度を改め、人々の声を聞き、悩み苦しむ人々に癒しの薬を提供する存在に生まれ変わる方向を示していた。
教皇フランシスコが継承、発展させようとしているのが、この道であり、公会議の遺産を確かなものとするのがその旅が狙いとしているところだ。それは、大空に華々しく打ち上げる花火に終わらせるものではなく、花火大会の後に、再び仕事を続けるようなものである。
(Tablet は、イギリスのイエズス会が発行する世界的に権威のあるカトリック専門の週刊誌です。「カトリック・あい」はそのウエブサイト版から随時、翻訳、掲載する許可を得ています。直接ご覧になりたい方は、TABLETのウエブサイトはhttp://www.thetablet.co.ukへ。「リンク」でも検索できます。)
(201612.14) 教皇庁のグレグ・バーク報道官が14日発表したところによると、枢機卿9名で構成する教皇顧問会議が12月12日から14日にかけてバチカンで開かれた。
会議では、教皇庁の諸機関改革のガイドラインとして宣教の推進とSynodality(司教会議性)の二つの課題が大きく取り上げられ、教理省、奉献・使徒的生活会省、列聖省、キリスト教一致推進評議会 に関する検討を終えて、最終答申を教皇に提出した。
また、既存の機関の統廃合によって新設されることになった二つの機関の計画についても相当の時間をかけて協議した。
まず、9月1日にこれまでの信徒評議会と家庭評議会を統合・再編する形で発足した「信徒・家庭・生命省」については、長官に就任したケビン・ファレル枢機卿が報告したのを受けて、主として、信徒の役割について意見交換がされた。
また、現在の正義と平和評議会、開発援助促進評議会、移住・移動者司牧評議会、保健従事者評議会の四機関を統合・再編する形で新年1月1日に発足予定の「人間の統合的発展に奉仕するための省(仮訳)」の活動計画は、初代長官に予定されるピーター・タークソン枢機卿らから説明があった。
さらに、ショーン・オマリー枢機卿が担当の弱者保護評議会の直近の活動について、ジョージ・ペル枢機卿が担当の財務事務局の最新の進展について、それぞれ報告した。
最終日14日の午後は、広報事務局のダリオ・ビガノ長官から教皇庁の情報・通信関係の機構改革について、職員の教育と合わせて具体的な説明があった。
次回の顧問会議は新年の2月13日から15日に予定している。
(「カトリック・あい」による補足)
また、一部で注目されていた、さる4月に教皇が公布した使徒的勧告「愛の喜び」の解釈を巡って、保守派枢機卿4人が教皇に批判的な質問状を送り、それを公開した問題については、全く議論されなかった、という。
枢機卿顧問会議は、教皇フランシスコが教皇就任直後に全世界の120人の教皇選挙権を持つ枢機卿の中から世界各地域を代表する形で選んだ9人の枢機卿で構成され、教皇が世界の教会、教皇庁のあり方についての重要課題について協議、教皇に提言する機能を持つ。教会改革の推進にCollegiality(司教の協働性)とSynodality(司教会議性)を重視する教皇の姿勢の具体的な表明でもある。なお、長期にわたって枢機卿の任命のない日本からは、この会議への参加はない。
上記の二つの新機関については、今年8月に教皇フランシスコがそれぞれ使徒的書簡を出す形で、設置が決められていた。
「信徒・家庭・生命省」については、教皇が書簡で「思いやり深い母としての教会は、常に、長き世紀にわたり、信徒、家庭、命を大切にし、いつくしみ深い救い主の愛を表してきました」とし、信徒と家庭と人間の生命が「福音の生きた証し、あがない主の愛の表現」となるよう、これらを支え、助けることを望まれ、今日の状況を考慮すると同時に、教会の求めに適合したこの省の重要性を強調された。
また、「人間の統合的発展に奉仕するための省(仮訳)」について、教皇は書簡で「教会は、その本質と活動において、福音の光に照らされた人間の統合的発展を推進するよう招かれている」とし、これらの発展は正義、平和、環境保護といった計り知れない善を大切にすることを通して実現するものだ、と述べ、「医療や支援事業も含め、教皇庁におけるこれらの分野に携わる組織の適合化を図るために、人間の統合的発展に奉仕するための省を設立する」とされた。新たな省の機能として、「特に移民・難民、貧しい人々、病者、疎外された人々、紛争の被害者、自然災害の被災者、受刑者、失業者、あらゆる形の隷属や拷問の被害者らの問題に対応する」ことを望んでおられる。
バチカンは、17日に80歳の誕生日を迎える教皇フランシスコに、お祝いのメッセージを伝えることを希望する全世界の人々のために、特別のメールアドレスを設定した。各国語があるが、英語版はPopeFrancis80@vatican.va 。残念ながら日本語アドレスはない。
(2016.12.8 Tablet クリストファー・ラム)
教皇フランシスコにとって重要な節目となる80歳の誕生日が間もなくやってくる。それはもうひとつの重要な節目―第二バチカン公会議が示した重要な原則を達成のための―でもある。
12月17日にフランシスが80歳の誕生日を迎えるとき、それは個人としてのカリスマ魅力と自然なしぐさで特徴づけられる彼の教皇としての行動力あふれた旅路の節目となるだろう。だが、教会における彼の指導力はそれにとどまらない。現代カトリック教会のあり方を定めた第二バチカン公会議の遺産を継承する教皇なのだ。
半世紀前に開かれたこの公会議は、現代の世界を生きる教会となるための改革の道を定め、一方的な断定的な態度を改め、人々の声を聞き、悩み苦しむ人々に癒しの薬を提供する存在に生まれ変わる方向を示していた。
教皇フランシスコが継承、発展させようとしているのが、この道であり、公会議の遺産を確かなものとするのがその旅が狙いとしているところだ。それは、大空に華々しく打ち上げる花火に終わらせるものではなく、花火大会の後に、再び仕事を続けるようなものである。
(Tablet は、イギリスのイエズス会が発行する世界的に権威のあるカトリック専門の週刊誌です。「カトリック・あい」はそのウエブサイト版から随時、翻訳、掲載する許可を得ています。直接ご覧になりたい方は、TABLETのウエブサイトはhttp://www.thetablet.co.ukへ。「リンク」でも検索できます。)
(2016.12.8 Crux イネス・サン・マーチン バチカン特派員)
男女両性からの国際的な若干の抵抗を乗り越えて、 バチカンに初の「全女性」の協会が誕生したことが、7日、公式に発表された。協会は、バチカンの16の異なる機関に関係する女性の聖職者、一般信徒合わせて50人で発足するが、教皇庁とそれに関連する機関に働く750人以上の女性たちに門戸を開いている。
協会設立の狙いは、バチカンで働いている、あるいは働いた経験のある女性たちの「連帯のネットワーク」を作ることにある。12人の発起人によって設立された協会の名称は「Women in the Vatican (Donne in Vaticano)で、代表は、米国人ジャーナリストのトレーシー・マクルアー女史。バチカン放送で20年以上勤務し、バチカンの半機関紙L’Osservatore Romanoの英語版の仕事もパートでしている。
協会設立の動きは四年前に始まったが、障害となったのはお決まりのバチカンの官僚主義。申請が受け入れられるまでに35点の文書を作成する必要があった。また、バチカンに反旗を翻す団体や労働組合になるのではないかと心配する女性たちを含むいくつかの反対にも遭った。
設立発表とともに協会が配布した報道向け資料によると、この団体は「この種のものとしては初めて」であり、公式には今年9月に、バチカンの管理部門から認可を受けていた。
発起人の一人は、「このような計画が実現するためには、いつもそれにふさわしい人物が必要。この協会が認められるのは、かねてから女性の役割の向上に理解のある教皇フランシスコが在位されておられる間だ、と思っていました」と喜びを表している。
バチカンで働いている聖職者、一般信徒の二割を現在、女性が占めており、女性の存在は徐々に高まってきている。バチカンに新設が予定されている”メガ省庁” 「信徒・家庭・生命省」の長官となるケビン・ファレル枢機卿は先月のCruxとの会見で、職員に女性を含む一般信徒を多く採用する方針を明らかにしている。
バチカンの政策決定過程に参加する女性はまだ少ないが、正義と平和評議会など二つの機関に女性次官が二人勤務している。最近では、バチカン広報局に局長補佐などにも女性が就任している。
(2016.12.8 Tablet クリストファー・ラム)
バチカンが新たな聖職者養成指針「The Gift of the Priestly Vocation 」 を発出した。新指針は、司祭見習い者は聖職権主義―ミサ典礼と神学上、あるいは規律上の思い込みの強迫観念―を排除し、強靭な霊的形成を進めなければならない、としている。
91ページのこの指針は、神学生が成熟した司牧者となることを確たるものとする狙いの一方で、教会内部で異論のある男性同性愛者、あるいは”同性愛の傾向をもつ人物”の叙階禁止について改めて念を押している。 この内容は、教皇フランシスコが2013年に男性同性愛者の司祭について問われた時の”裁きをする私は誰なのか?”という同情的な答えと食い違いを見せており、禁止の確認はLGBT(同性愛者など性的少数者)のカトリック教徒から反発を受けているが、この文書は教皇が署名しており、全世界の司教たちとバチカンの関係庁との二年間の協議をした上で出されたものだ。
新指針は、世界各地の固有の文化・習慣をもつ共同体からの召命、移民、児童保護、司祭候補が十分な成熟に達して叙階されるようにすることの確認など、幅広い分野にわたっている。
この中で特に強調されているのは、司祭が奉仕すべき人々に対して傲慢な態度をとるような、聖職権主義を排除することだ。教皇フランシスコは羊の群れに”威張り散らす”ような聖職者を、繰り返し公然と非難しているが、指針は「これから司祭になるものは、聖職権主義の餌食にならないように、大衆迎合的な生き方をする誘惑に陥らないように、教育されねばならない」としている。
また指針は「個人的な外見、神学上や規律上の思い込み、自己陶酔や、権威主義」にとらわれないように、「ミサ典礼、虚飾、個人主義を伴った派手な仕草に没頭し、他人の言うことに耳を貸すことができない」ようにならないように警告している。
指針全体を通じて、司祭見習いが叙階される前に、現場での司牧経験を含めて、識別の個人的な道をたどることを強く勧めている。また勧告として、神学生が、神学校とは別の集団の中で、”事前形成”を図る時期を最長二年過ごすこと、としている。これはイングランドとウエールズでは既に行われているもので、スペインのロイヤル・イングリッシュ・カレッジに、司祭になる是非を判断する第一段階として、入学させている。
新指針は、これが世界中の教会で従来の指針よりも幅広く使われるよう期待し、本人たちが、早い段階で、将来,司祭になるか別の道を歩むかの判断をする助けにすることを求めている。
(2016.12.6 Tablet ミーガン・コーンウェル)
アルゼンチンの警察当局が、身障者の若者たちのための学校で少なくとも22人の子供たちを性的に暴行したとして、カトリック司祭2人と男3人を逮捕したことが明らかになった。
逮捕された司祭は、ニコラ・コラッディ神父(82)とオレイショ・コルバチョ神父(55)で、アルゼンチン西部の刑務所に収監されており、有罪になれば、最高で50年の懲役となる。警察当局によれば、逮捕に当たっての、二人が勤務していた学校の強制捜査では、コラッディの居室でポルノ雑誌やポルノ・ビデオと3万4000ドルの現金が見つかっており、「これは歳が若く、意志を伝える能力を欠くという二重のハンディを背負った子供たちに対して、精神的にも霊的にも、取り返しのつかない影響を与える本当に深刻な事件だ」と裁判関係者は指摘している。
AP通信によれば、コラッディは以前、イタリアのプロボロ盲学校で学生たちに性的な虐待を加えたとして訴えられたことがあった。同校では、何年にもわたって、24人の司祭、修道士が数百人の子供たちに性的暴行を加えていたとされていたが、この男にこのような前歴があるにも関わらず、バチカンは放置し、アルゼンチンに移って、性的虐待を繰り返したことに、強い 批判の声が起きている。
この事件は、ちょうどバチカンの「弱者保護のための委員会」が性的虐待をなくすためのガイドライン原案を示したウエブサイトを発足させたのと機を同じくして、明らかになった。コラッディ逮捕を受けて、盲学校のあるプロボロ協会のメンバーたちが声明を発表し、自分たちは、プロボロでの性的虐待事件に関して2010年から2011年にかけてベローナ大司教区事務局から事情聴取を受けた際、コラッディの名を挙げて警告していた、と言明した。
メンバーたちは昨年、教皇フランシスコと会見し、コラッディを独立した委員会で捜査するように要請していた。彼らがAPに示した今年2月5日付けのバチカンから手紙によれば、「あなたがたの要請はイタリアの司教協議会に伝えました。捜査するかどうかは彼らの判断です」という内容だった。「これまで(教会は)何も行動を起こしませんでした」とメンバーたちは語った。「私たちは自分自身に問わねばなりません。『教皇は、アルゼンチンの教会の首座大司教を長い間務めておられたのに、自分の国の聖職者による性的虐待について、何もご存じなかったのだろうか?』と」
(Tablet は、イギリスのイエズス会が発行する世界的に権威のあるカトリック専門の週刊誌です。「カトリック・あい」はそのウエブサイト版から随時、翻訳、掲載する許可を得ています。直接ご覧になりたい方は、TABLETのウエブサイトはhttp://www.thetablet.co.ukへ。「リンク」でも検索できます。)
(2016.12.6 Crux バチカン特派員・イネス・サン・マーチン
世界中の聖職者による性的虐待を防ぐ資料を提供するウエブサイトが、教皇フランシスコの指導のもと、米国のショーン・オマリー枢機卿が委員長を務める「弱者保護のための委員会」の手で開設された。このサイトには、名誉教皇ベネディクト16世が2011年に世界の各教会に策定を求めた性的虐待排除のためのガイドラインの原案も掲載されている。
サイトは、同委員会が子供たちを被害から守り、被害者のケアを進めるために得てきた情報や資料を提供するもので、現在は英語版のみだが、近日中に他の主要言語の翻訳版も予定している。
同委員会のエマー・マッカーシー企画委員は、ウエブサイトは委員会の活動報告に主眼が置かれているが、広報活動ではなく、皆さんを助けるための道具になることを希望している、という。
欧米を中心に世界中で明らかになり、信徒減少の大きな原因となり続けている聖職者による性的虐待問題に対して、2011年、教理省が教皇の命を受けて全世界の司教たちに対して書状を送り、再発防止など問題解決のためのガイドラインを作るように要請していた。だが、これまでに、米国を含むいくつかの国の司教協議会は要請に応えたものの、多くの教区、司教協議会はいまだに策定に応じておらず、とくに発展途上の国々でそれが顕著だ。
同ウエブサイトによれば、ガイドライン原案は、2015年に教皇フランシスコが署名した二度目の書状に対応したもので、この書状で、教皇は、この委員会は「全教区、教皇庁の關係省はじめあらゆるレベルの教会の対応を勇気づけ、前進させ、弱者を守ることを確実にするために必要ないかなる手立てもとるように私を助ける、新たな、重要で効果的な手段」となりうる、と述べていた。
委員会は2013年12月に、枢機卿顧問会議が弱者保護は現在の教会が緊急に取り組むべき最大の課題であることを確認したのにもとづいて設置されたもので、全世界から選ばれた聖職者、さまざまな分野の男女の一般信徒計17名の委員で構成されている。
(2016.12.5 TABLET クリスタ・ポングラッツ・リピット)
バチカンのゲルハルト・ミュラー教理省長官が使徒的勧告「愛のよろこび」の解釈を巡って起きている対立を批判するとともに、批判ではなく建設的な議論をするように要請した。
「今大事なことは、われわれ一人ひとりが前向きに取り組むことだ。分裂や対立の引き金を引くようなことを許してはならない」。ミュラー長官は12月1日に行われたオーストリアのカトリック通信社との会見で強く訴えた。長官はまた、教皇の意向を受ける形で、保守派枢機卿四人が9月19日付けで教皇フランシスコに送り、回答を得られないとして11月中旬に公表した”使徒的勧告に疑問を呈する書簡”に答えるつもりはない、と言明した。
米国のレイモンド・バーク枢機卿ら4人はこの書簡で、教皇に対して、使徒的勧告が離婚して民法上の再婚をした人々に聖体拝領を容認しているように解釈できることに疑問を呈し、その是非を明確にするよう求めていた。これに対して、長官は直接答えることはせず、使徒的勧告が歴代の教皇と教理省の教えを打ち消すものでないことを強調した。
婚姻の不解消は「司牧の揺らぐことのない基盤」で有り続けねばならないが、教皇フランシスコは、危機にあるすべての家族が「神の慈しみをもって一致の道を見つける」よう助けることを望んでおられる、と述べた。
このような教理省長官の発言の一方で、バチカンのピノ・ビト・ピント控訴院長は12月1日付けのドイツ教会のインターネット新聞との会見で、こうした批判を収め、祈ることを求め、「教皇フランシスコは、教会が一致し、壁を作らないように力説されている、と語った。四人の枢機卿がこのような書簡を教皇に送ったことは合法だが、回答が得られないからといって、書簡を公開したのは「平手打ちを食らわす」ような行為だ、と批判。枢機卿たちは教皇に忠誠であらねばならない、とし、「教皇を支えるのが義務だ」と言明。
また、4人は教皇に不満を持つ多数の信徒の一角に過ぎない、との見方に対しては、「それはメディアが言っていることだ。我々は事実にもとづいて判断せねばならない。教皇が勧告を出す前に二度にわたる全世界司教会議(シノドス)を開いて、四人の意見も含めて世界の教会の声を聴かれ、勧告の内容について三分の二以上の同意を得た、という事実だ」と強調した。
(抄訳・南條俊二)
(2016.11.30 バチカン放送)
教皇フランシスコは、11月30日、米国の映画監督、マーティン・スコセッシ氏とお会いになった。スコセッシ監督と家族は、教皇庁広報事務局・事務局長のエドアルド・ヴィガノ師に伴われて、この朝バチカン宮殿を訪れた。
教皇と同監督はおよそ15分にわたり会談。この中で教皇は、スコセッシ監督による映画「沈黙」の原作(遠藤周作氏の小説「沈黙」)を読んだことがある、と話され、さらに、イエズス会士らの日本における宣教活動と殉教、また長崎の「日本二十六聖人記念館」について語られた、という。
スコセッシ監督は、日本の隠れキリシタンにちなむ物として、南蛮絵師によって日本の技法で製作されたとされる17世紀の聖母画「雪のサンタマリア」(日本二十六聖人記念館蔵)の写真などを教皇に贈った。
(カトリック・あい)
現地からの報道によると、この会見で、教皇は「私は若い頃、宣教師として日本に行くことを希望していたが、健康上の理由で実現しなかった」とも話されたという。スコセッシ監督の「沈黙―サイレンス―」は日本では新年の1月21日から全国上映される予定。主人公のロドリゴ役にアンドリュー・ガーフィールド、その師にはリーアム・ニーソン、日本からもキチジロー役に窪塚洋介、通詞役に浅野忠信など日米の有名俳優が出演。すでに、高松宮殿下記念世界文化賞で演劇・映像部門で受賞している。
教皇との会見の前日29日にローマ市内で300人以上のイエズス会士を招いて特別上映され、30日午後にはバチカンで小規模の上映会が開かれたが、教皇がご覧になったかどうかは不明。
スコセッシ監督は74歳。「タクシー・ドライバー」や「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などの映画で知られているが、約30年前の作品「最後の誘惑」で保守的なキリスト教徒の反発を招いたことがある。
(2016.11.26)
教皇庁は25日、新たに設置された「女性のdeaconに関する調査委員会」の初会合を教理省で開いた、と発表した。
二日間にわたる会合には女性を含む聖職者、一般信徒代表など12名の委員が出席、委員長のルイス・フランシスコ・ラダリア・フェレール大司教・教理省長官が司会して行われた。会合では、キリスト教会の初期の数世紀に女性deaconの実態がこのようなものであったのか、について調査し、意見を交換する予定。
教皇フランシスコは、5月12日の女子修道会の世界会議の出席者との会合で女性の終身deacon復活の可能性について問われ、この問題を調査する委員会の設置を約束。これに従って、教皇が8月に委員会の設置を発表していた。委員会の構成は、8か国の男女6人づつ、うち5人はローマにある教皇庁立の大学で教鞭をとっており、4人は国際教理協議会のメンバー。
注・「deacon」は、ラテン語でdiaconus,ギリシャ語でdiakonos。初代教会で生まれた職務の一つ。元の意味は「奉仕する者」「食事を給仕する者」。奉仕職には「長老」「執事」などがあったが、次第に統合されて2世紀以降は司教、司祭につぐ「助祭」という位階制が出来上がっていった。古代教会では、助祭はとくにミサで司教を補佐し、教会共同体の物質面の管理、貧しい人や病人の世話をした。中世以降、カトリック教会では男性に限られるようになった。日本語では「助祭」と訳されているが、現在の「助祭」と、女性も勤めていたと言われる初代教会のdiakonosは必ずしも同じ性格、意味合いのものではなかった可能性もある。(カトリック・あい・南條俊二)
解説「女性deaconの道、開かれるか」(2016.11.25 Tablet クリストファー・ラム)
女性deaconを認める可能性について検討する教皇の委員会が11月25日にローマで作業を開始した。委員会はカトリック教会における女性の役割顕在化させる道を開く可能性がある。 この委員会が、初期教会で女性がdeaconとして叙階されていたと判断すれば、女性のdeacon職を回復する道が開かれるだろう。この問題について、これまで多くの議論はなされてこなかった。ほとんどの神学者は女性がdeaconとしての「公的な職務」を持っていた、と認識しており、この委員会にも、神学者のフィリス・ザガノのような女性deacon回復を強力に支持するメンバーがいる。
問題となるのは、聖書の時代から女性deaconは男性の場合と同じやり方で叙階されていたかどうかだ。2002年に教皇庁のある委員会が、そのようなことはなく、まったく違っていたとみるべきだ、としていた。 今回の委員会は、3年前にドイツ司教協議会の当時の会長が示唆したように、教皇が特別な「女性deacon室」の設置を提案することになるかもしれない。あるいは、女性deaconを横に置いてしまうかもしれない。
女性deaconに反対する人々が一番心配しているのは、女性がローマンカラーを付け、司教を補佐する伝統的なdeaconな役割を果たすようになることだ。一方で、教皇は「一般信徒の聖職者化」にならないように警告しており、そのようなことが女性に起きることの危険性を予想しているのかもしれない。
だが教皇がどのような判断をしようと、初期教会で女性がdeaconを務め、彼女たちが叙階されていたことを示す強力な証拠がある。今年初めにでた学術的な文書で、イエズス会士で権威のある神学者、ノーマン・タナー元グレゴリアン大学教授は女性deaconの「叙階」について話し合われたカルケドン公会議(451年)の正典15を挙げ、「女性deaconは教会の歴史の中で創設後1000年の間続いており、カトリック教会と東方教会の伝統の一部をなしている、と主張している。タナーはまた、女性が幾世紀もdeaconと認められなかったが、一度も不可能として排除されなかった、と指摘。「結論は、カトリック教会が位階制の三つの段階の一つ、すなわちdeaconから女性を排除しないように慎重な態度を取ってきた、ということだ」としている。
当然ながら大きな問題は、仮に委員会が過去において女性deaconが存在したと判断した場合、「女性deaconを認めるいかなる動きも男性のみが司祭に叙階できるという教えに混乱をもたらす」とする保守派の避けがたい反発を、教皇が積極的に抑えようとするかどうかだ。
委員会設置という、そもそも十分に勇気のいる判断をしたことは、フランシスコが弾に噛み付き、行動を起こす準備をしているように見える。ローマのたくさんの階層の人々には、女性が教会の指導的立場にもっと立てるようにする必要があるという考え方が増えている。そして、最近の同僚のイエズス会士たちとの話し合いの中で、教皇は、カトリック教会がリスクを取る必要があるとし、「今日、これまでよりももっと、私たちは勇気と預言者的大胆さを持たねばなりません」と語っている。
“The Tablet: The International Catholic News Weekly. Reproduced with permission of the Publisher” and that you quote our website address http://www.thetablet.co.uk
(翻訳・南條俊二=以上は、イギリスのイエズス会が発行する世界的に権威のあるカトリックニュース週刊誌TABLETの発行責任者の許可を得て、ウエブサイトから翻訳・掲載しています。TABLETのウエブサイトはhttp://www.thetablet.co.ukです。こちらもご覧下さい)
(2016.11.25 バチカン放送) 教皇フランシスコによる2016年12月から2017年1月にかけての宗教行事が、バチカンの教皇儀典室より発表された。
それによれば、典礼暦で「グアダルーペの聖母」を祝う12月12日(月)18時、教皇は聖ペトロ大聖堂でミサを捧げられる。
12月24日(土)21時半から、教皇は「主の降誕」を祝う深夜ミサを、バチカンの聖ペトロ大聖堂でとり行われる。「主の降誕」の大祝日25日(日)正午、教皇は聖ペトロ大聖堂の中央バルコニーから、クリスマスメッセージとローマと世界に向けての教皇祝福、ウルビ・エト・オルビをおくられる。
大晦日の31日(土)17時、教皇は聖ペトロ大聖堂で夕べの祈りを持たれ、その中で、過ぎた1年を神に感謝し、賛歌「テ・デウム」を捧げられる。
2017年を迎える1月1日(日)午前10時、「神の母聖マリア」の大祝日と、「世界平和の日」を記念する教皇ミサが、聖ペトロ大聖堂で司式される。
同月6日(金)「主の公現」の大祝日、教皇は午前10時から聖ペトロ大聖堂でミサを司式。
8日(日)「主の洗礼」の祝日には、午前9時半よりシスティーナ礼拝堂で幼児の洗礼式をとり行われる。
そして、25日(水)「聖パウロの回心」の祝日、17時半、教皇は城壁外の聖パウロ大聖堂で夕べの祈りの集いを持たれる。
(※日付時刻は現地時間)
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