Children from a school in Rome left an expression of their prayers for the Pope outside the Gemelli hospital
(2025.3.13 Vatican News)
教皇フランシスコは、ローマ教皇選出12周年を、ローマのジェメリ病院の医療スタッフと共に祝われた。また、バチカンでの四旬節の黙想会にビデオで参加を続けられている。
バチカン報道官室の13日夜(日本時間14日未明)の発表によると、教皇は同日、選出12周年を迎えられ、午後に、医療スタッフが教皇の病室にろうそくのついたケーキを運び、お祝いを受けられた。
教皇はまた、パウロ6世ホールとのビデオリンクを通じてバチカン職員のための黙想会に参加され、呼吸療法も再開された。教皇は引き続き、夜間は非侵襲的機械換気、昼間は鼻カニューレによる高流量酸素療法を交互に受けておられる。
教皇の容態は、「複雑な状況」の中で安定しており、14日夕方には医師団から新たな医療報告書が発表される予定だ。
(2025.3.14 Vatican News)
報道官室の14日朝(日本時間同日午後)の発表によると、教皇は13日夜、「静かな夜を過ごされた」という。
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(2025.3.13 Vatican News)
ローマのジェメリ病院で両側性肺炎の療養中の教皇フランシスコだが、この一年に彼が世界教会のためにされてきた数々の司牧的ケアを振り返ろう。教皇はこの一年にカトリック教会にとって重要ないくつかの出来事をされ、その間、彼は88歳になられている。
この1か月間はローマのジェメリ病院で両側肺炎の治療を受けられている。健康上の理由で活動を休止する前の1年間、教皇は45回にわたって正午の祈り、あるいはレジーナ・チェリを信者たちとともに唱え、32回の一般謁見を行い、30回のミサを執り行い、230回近い会合に出席された。
昨年12月24日、教皇は聖ペトロ大聖堂の「聖なる扉」を開き、「希望の聖年」を開始された。2日後、レビッビア刑務所の「聖なる扉」を開き、和解を最も必要としている人々の生活の場に象徴的に聖年を広げた。
10月を通して、教会のあらゆる地域が傾聴と参加について話し合う3年間の”シノドスの道”を締めくくる世界代表司教会議(シノドス)の第16回通常総会の最終セッションを主導された。
その前の9月には、史上最も長い使徒的旅にお出かけになり、インドネシア、パプアニューギニア、東ティモール、シンガポールを訪問された。同月にはルクセンブルクとベルギーも、12月にはフランスのコルシカ島を訪問された。祖に先立つ5月から7月にかけて、イタリアのヴェネツィア、ヴェローナ、トリエステの3都市を訪問されている。
また4つめとなる回勅『Dilexit nos』を発表され、現代社会におけるイエス・キリストの心の役割に焦点を当てられた。イラン、日本、チリ、フィリピン、アルジェリアなどの国々から21人の枢機卿を新たに任命された。1年を通じて、紛争地域や被災地の教会指導者たちに手紙や電報を送り、人々に平和を求めるよう訴え続けられた。
そして2月14日、数日間続いた気管支炎の症状が悪化したため、入院された。病状が最も深刻な時期を乗り越えた後、教皇は3月6日に聖ペトロ広場で教皇の回復を祈る人々に向けて音声メッセージを送られた—「広場から私の健康を祈ってくださったことに心から感謝します… 私はここからあなた方と共にいます。神のご加護がありますように。聖母があなた方を守ってくださいますように。ありがとう」。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)
Several people gathered the pray the Angelus outside Gemelli hospital at noon on Sunday (ANSA)
(2025.3.9 Vatican News)
バチカン報道官室の9日夜(日本時間10日未明)の発表によると、ジェメッリ総合病院に入院中の教皇フランシスコの容態は徐々に改善しており、同日午後にバチカンで行われた黙想会にビデオを通じて参加された。
教皇は9日午前中にバチカン国務長官のパロリン枢機卿、国務省総務局長のパラ大司教の訪問を受け、さらに、この数日間に教皇を支援している人々と共にミサに出られた。午後には、説教師のパゾリーニ神父が指導するバチカンのパウロ6世ホールでの黙想会に、ビデオで参加された。
治療に関しては、引き続き、呼吸療法と運動療法のほか、リハビリテーションが続けられており、固形食を含む規定の食事療法も受けておられる。8日夕方の医療報告によると、教皇の容態は安定しており、徐々に改善している。
だが、全体的な状況は依然として複雑であり、医師団は慎重な見通しを維持しており、日中、鼻カニューレによる高流量酸素療法が行われた後、夜はこれまで通り、非侵襲的機械的換気に再び移行する。
なお、報道官室の10日朝(日本時間同日午後)の発表では、教皇は、9日夜から10日朝にかけて平穏に過ごされ、現在、休息されている。
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教皇は9日、四旬節第一主日の正午の祈りの説教原稿を発表され、その中で、「私がここに長期入院している間、特に医師や医療従事者の方々から、思いやりある奉仕と優しさを感じています。心から感謝しています」と述べられ、また、世界中で病気に耐えている多くの人々のために祈りを捧げ、彼らを世話する人々は「神の存在の証しです」とその貢献を強調された。
Pope Francis continues treatment at Gemelli Hospital in Rome
(2025.3.7 Vatican News ) バチカン報道官室の7日夜(日本時間8日未明)の発表によると、教皇の容態は安定しており、午前8時過ぎに起床された後、終日、休息と祈りで過ごされた。
午前中、教皇は病室のある病院10階の礼拝堂で約20分間祈りを捧げられ、この日を通して、いくつかの公務もこなされた。
また、呼吸器理学療法を含む治療が継続されており、夜間は非侵襲的機械換気を行い、日中は鼻カニューレによる高流量酸素療法を行っている、としている。
医師団によると、教皇の健康状態は依然として複雑な全体像の中で安定しているが、予後は依然として楽観視できない、という。
なお、報道官室のマッテオ・ブルーニ室長は、教皇が6日夕に聖ペトロ広場でのロザリオの祈りの冒頭に音声メッセージを送信されたが、「これはご自身が強く希望されたからで、これまで22日に入院中、ご自身が受けられた数多くの祈りと支援の声に対する感謝の気持ちを表すためのものだった』と説明した。
ロザリオの祈りの集い7日夜も続けられ、ラザロ・ヘンシク・ユー枢機卿(聖職者省長官)が司式する。
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(2025.3.8 Vatican News)
報道官室の8日正午過ぎ(日本時間同日夜)の発表によると、教皇は穏やかに7日夜から8日朝まで過ごされた後、運動理学療法をはじめ、指示された治療を再開された。
9日、聖ペトロ広場で行われる『ボランティア界の聖年』のミサで、マイケル・チェルニー枢機卿が教皇の説教を読み上げる。正午の祈りの説教は、教皇が準備された原稿が発表される予定だ。
(2025.3.6 Vatican News )
バチカン報道官室の6日夜(日本時間7日未明)の発表によると、教皇フランシスコの病状はここ数日と比較して安定しており、呼吸不全の症状は悪化していない。
発表文は以下の通り。
「教皇の病状はここ数日と比較して安定している。6日、呼吸不全の症状は見られなかった。教皇は呼吸および運動療法を継続しており、効果が見られている。血行動態のパラメータおよび血液検査の結果は安定している。熱は出ていない。しかし、予後は依然として予断を許さない。
病状が安定していることから、次回の医療報告は土曜日に発表される予定である。
6日、教皇は午前と午後にそれぞれ仕事をこなされ、休息と祈りの時間を交互に取られた。昼食前に、教皇は聖体拝領を受けられた」
なお、バチカン報道室が7日朝(日本時間同日午後)発表したところによると、教皇は7日夜から平穏な夜を過ごされ、午前8時にお目覚めになった、という。
People pray for the Pope’s health outside the Gemelli hospital (ANSA)
(2025.3.5 ~6 Vatican News)
バチカン報道官室の5日夜(日本時間6日未明)の発表によると、教皇フランシスコの臨床症状は安定しており、新たな呼吸困難の症状も見られない。
教皇は、灰の水曜日に当たる同日朝、ジェメリ病院10階の療養区画で聖灰を受け、聖体拝領をなさり、ガザの教区の司祭に電話をされ、いくつかの執務をされた。ただ、予後は依然、楽観視できまい状態が続いている。
報道官室の発表文以下の通り。
「教皇は本日も安定しており、呼吸不全の症状は見られなかった。予定通り、高流量酸素補給が利用され、非侵襲的機械的換気は今夜再開される予定である。
教皇は呼吸と能動的運動の理学療法を増やした。教皇は1日を肘掛け椅子で過ごされた。臨床状況の複雑さを考慮すると、予後は依然として楽観視できない。
5日朝、10階にあるプライベートアパートメントで、教皇は司祭から聖灰の祝福の儀式を受け、その後、聖体拝領を受けられ。その後、いくつかの執務をされた。午前中に、ガザ地区の聖家族教会のガブリエル・ロマネリ神父にも電話をかけられた。午後には休息と業務を交互になさった」。
教皇は2月14日に入院されて以来、ローマのジェメリ病院で両側肺炎の治療を受けておられる。両側肺炎は、このタイプの疾患の治療経過としては正常な経過をたどっており、教皇は処方された治療に積極的に協力しており、気分も良好である。教皇の主治医は、この2日間は発作が起きていないことを強調しているが、さらなる評価には時間がかかる。臨床症状は、複雑な状況の中で安定している。
なお、6日朝の報道官室の発表によると、教皇は「5日夜から6日朝まで順調に過ごされ、朝もまだお休みなっている」という。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)
(2025.3.4 Vatican News)
バチカン報道官が4日朝(日本時間同日午後)発表したところによると、3日午後の二度の呼吸不全を起こされた教皇フランシスコは、同夜から4日朝にかけて熟睡された。
「教皇は一晩中眠り続けられ、現在は引き続き休養されておられる」という。また、バチカン報道官は、教皇は呼吸療法と理学療法を継続して受けておられ、酸素供給用の鼻カニューレを使用した高流量換気(機械による換気ではない)を再開した、と説明している。
教皇は、4日朝は休息と祈りに充てられた。複雑な状況が続いているが、現在のところ容態は安定している模様で、バチカン市国の医療関係者とジェメリ総合病院の医師団が教皇の治療にあたっている。血液検査の結果、白血球数の増加は見られず、新たな呼吸器感染症は見られないことが示されたが、病状は依然として複雑であり、さらなる呼吸器系の危機も起こり得る。教皇の主治医は、予後は依然として「予断を許さない」と慎重な見方をしている。
(現地時間4日午後零時45分更新)
(2025.3.1 Vatican News)
バチカン報道官室が3月1日夜(日本時間2日未明)発表した教皇の病状に関する声明によると、教皇の容態は安定しており、非侵襲的な機械換気と長時間の酸素補給を交互に続けている。自力での食事と呼吸理学療法は継続しているが、今後の回復の見通しについては、依然として楽観視できない状態に変わりはない。
報道官室の1日夜発表の声明全文以下の通り。
「教皇の臨床状態は安定している。 非侵襲的人工呼吸と長時間の高流量酸素療法を交互に行い、常に良好なガス交換反応を維持していた。教皇に発熱はなく、白血球増加は見られない。血行動態は常に安定している。
食事をご自分でとり続け、定期的に呼吸理学療法を受け、積極的に協力された。その後、気管支痙攣のエピソードは認められなかった。教皇は常に意識の清明さと見当識を保っておられる。午後には、聖体を拝領され、祈りに専念された。
今後の見通しには依然慎重である」