☩「一刻も早い平和的解決を」教皇、ニジェール騒乱で関係国、機関に呼び掛け

西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の代表たち 2023年8月19日 ニジェール首都ニアメー西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の代表たち 2023年8月19日 ニジェール首都ニアメー  (ANSA)

(2023.8.20 バチカン放送)

 教皇フランシスコは年間第20主日の20日の正午の祈りの集いで、緊張の続くニジェールの情勢を憂慮され、平和の回復を強く求められた。

 正午の祈りの集いで教皇は、「ニジェールで起きている出来事を憂慮をもって注視しています」とされ、同国の司教たちと心を合わせ、「ニジェールの平和とサヘル地域の安定」実現を強く求められた。そして、ニジェールのすべての人々のために「一刻も早い平和的解決」を見つけるよう、関係国、機関の努力を願われた。

 合わせて教皇は、苦しむウクライナの人々をはじめ、戦争と暴力に傷つけられたすべての人々に平和の賜物があるように、祈られた。

 ニジェールでは、先月26日、アブドゥラフマン・チアニ将軍率いる大統領警護隊がモハメド・バズム大統領を拘束し、クーデターを宣言。チアニ将軍は自らを国家の指導者として宣言した。

 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の代表団は19日、拘束中のバズム大統領と面会すると共に、チアニ将軍と話し合いを行った。

 同日、チアニ将軍はテレビ演説で、3年以内に民政へ移管する、と述べる一方、外国からのの軍事介入を厳しく牽制。これに先立つ15日には、同国西部、ブルキナファソとの国境近くで、同国の兵士たちがイスラム過激派組織とみられる武装集団に襲撃され、17人が殺されるなど、国内に大きな動揺が続いている。

(編集「カトリック・あい」)

 

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2023年8月21日