ポルトガル訪問最終日の6日朝、教皇フランシスコはリスボン市内のテージョ公園で、「世界青年の日(WYD)」大会の締めくくりのミサを、大会参加者たちと共に捧げられた。そして、説教の中で、若者たちに「輝き、耳を傾け、恐れない」ことを説かれた。
*「三つの動詞」を持ち帰ろう
「主の変容」の主日に当たるこの日のミサでは、福音朗読でマタイ17章のイエスの変容の箇所が読まれたが、教皇は、変容を目の当たりにしたペトロの言葉を引用され、「私たちが、ここ(このミサの会場)にいるのは素晴らしいことです!」と参加者たちに呼びかけて、説教を始められた。
そして、彼らに、「私たちは、”日常生活の谷間”に何を持って帰るのか」自問するように促され、福音の朗読箇所から引用する形で「輝く」「聴く」「恐れない」の三つの動詞を持ち帰ることを提案された。