(2023.11.22 バチカン放送)
教皇フランシスコは22日、「祈りの世界ネットワーク」が準備したビデオメッセージを通し、ウクライナと中東をはじめとする世界平和のために祈るよう、特別な呼びかけをなさった。
このビデオの中で、教皇は次のように述べておられる。
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私たち皆が戦争の苦しみを感じています。ご存知のように第二次世界大戦が終わった後も、戦争は世界の各地で荒れ狂いました。その戦争が遠くにある時、たぶん私たちはそれをあえて感じることはないかもしれません。しかし、大変近くにある二つの戦争、ウクライナと聖地の戦争が、私たちの反応を呼び起こしています。
今、聖地で起きていることを考えてみてください。これは非常に深刻です。 パレスチナ人と、イスラエル人には、平和の権利があります。彼らは平和に生きる権利を持っています。彼らは兄弟である二つの国民です。聖地の平和のために祈りましょう。争いは、双方が死者の山を築くことなく、対話と交渉で解決できるように祈りましょう。 聖地の平和のためにどうかお祈りください。
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