教皇フランシスコ、ウクライナ産穀物輸出協定の回復を願う (AFP or licensors)
(2023.7.30 バチカン放送)教皇フランシスコは30日、年間第17主日の正午の祈りで、ウクライナのための祈りを新たにされるとともに、ロシアが破棄した黒海経由のウクライナ産穀物輸出の国際協定が回復されるよう訴えられた。
教皇は「ウクライナでは戦争がすべてを、小麦をも破壊しています… これは神に対する重大な冒とくです。小麦は人類の飢えを癒すための神の贈り物だからです」と語られた。
そして、「飢えに苦しむ無数の兄弟姉妹たちの叫びが天まで上がっています。『黒海穀物イニシアチブ』を取り戻し、小麦が安全に輸送されるよう、兄弟たちに、ロシアの当局者たちに、呼びかけます」と強調された。
(編集「カトリック・あい」)
関連