Pope Francis with ecumenical leaders at last year’s Vespers for the conclusion of the Week of Prayer for Christian Unity (Vatican Media)
(2023.1.15 Vatican News staff writer)
教皇フランシスコは15日、1 月 18 日から 25 日まで行われる「善を行い、公正を追い求めよ」(イザヤ書1章17節)をテーマとするキリスト教一致祈祷週間を前に、「忠実かつ忍耐強くご自分の民を完全な交わりへと導いておられる主に感謝し、その賜物によって私たちを教え導き、支えてくださるよう、聖霊に願いましょう」と呼びかけられた。
また教皇は「『キリスト教の一致』と『教会のシノドス的(共働的)回心』の道は、互いに繋がりを持っています」とされ、9月30日土曜日に聖ペトロ広場で、Veglia ecumenica di preghiera(キリスト教一致の特別の徹夜の祈り)を捧げることを発表された。
この特別な祈りで「私たちは、(10月に予定する)世界代表司教会議(シノドス)第 16 回通常総会の業を神に委ねます」と語られた教皇は、祈りに参加する若者たちのために、その週末を通して、テゼ共同体(キリスト教の一致を目指す男子の修道会。本部をフランス・ブルゴーニュのテゼ村に置いている)が主催する特別なプログラムが計画されていることも明らかにされた。
さらに、教皇は、キリスト教のすべての宗派の兄弟姉妹に「この神の民の集まりに参加されるよう、お招きします」と呼びかけられた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二=聖書の引用は「聖書協会・共同訳」を使用)