ここで過ごすうちに、東京で常に何かに追われるように送ってきた日々から徐々に解放されました。また、毎日、各国の青年と共にミサに与り、自分が信者であることに改めて感謝しました。特に滞在2日目、夕方の野外ミサで私は第一朗読を読ませていただきました。ヘブライ人への手紙を日本語で読んだ後、“Palabra de Dios”と言うと“Palabra de Dios”と返って来ました。
本大会期間、道や電車には常に人が溢れていました。ここで、日本巡礼団は小グループに分かれて、分かち合いや本大会プログラムに臨みました。私の班は年齢も性格も異なる5人でしたが、何度思い返しても、この5人で良かったと思います。そして何よりも、教皇様を間近で拝見できたことが、いまだに信じられません。会場中がヒートアップしてもみくちゃになりながら “Esta es la juventud de el Papa!”と全員で何度も叫びました。