(2021.8.24 カトリック・あい)
ミャンマーで国軍の民主政治回復を求める国民への弾圧が続き、殺害される人も増加を続けている。
ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会(AAPP)」が23日現在で発表した被害報告によると、弾圧による死者は2月1日の国軍クーデター以来の累計で1013人、逮捕者は7440人、拘留されている人は5821人に達している。拘留中の人々のうち死刑を宣告された人は子供2人を含む26人、欠席裁判で死刑判決を受けた人は65人に上っている、という。
AAPPの日報では、21日に、サガイン州で町での農産物販売からバイクで帰宅中の夫婦が、巡回中の国軍兵士に射殺され、22日には、マグウェ州のヒンタール村を国軍が襲撃、村民5人が射殺されている。
クーデター直後の3月には一か月で500人以上が殺され、その後は徹底した治安部隊によるデモ鎮圧で、殺害件数も減っているものの、市民に対する弾圧が続き、この10日間でみても、AAPPが確認しただけで、死者が45人も増えており、「この数字は、AAPPが確認できた数字であり、実際に殺害された人数ははるかに多いと思われる」とAAPPでは説明している。
AAPPのアドレスなどは以下の通り。
Email : info@aappb.org Facebook : https://web.facebook.com/burmapoliticalprisoners/ Twitter : https://twitter.com/aapp_burma
In Solidarity, AAPP
Download link for Recent Fatality List for August 23, 2021 (English) Download link for Updated_Under Detention List (Last Updated on 23 August 2021)
Download link for Release Lists ( Last Updated on 23 August 2021)