・ミャンマー国軍が学校を空爆し、生徒19人以上が死傷 (2024 .2.11 カトリック・あい) UCAnews network が9日付けでタイに本部を置く人権団体 Karenni Human Rights Group(KHRG)から得た情報として伝えたところによると、軍事政権の少数民族弾圧が続くミャンマーで、キリスト教徒の多く住むカヤ州の学校が国軍に空爆され、生徒4人が死亡、15人以上が負傷した。 空爆を受けたのは同州デモソ郡区にあるDaw Saw Ei学校で、死傷したのは12歳から14歳の少年だった。同じ日には、この学校から3キロ離れた村も襲撃され、1人が死亡、子供5人を含む7人が負傷し、教会と住宅5軒も被害を受けた、という。 これに関連して、亡命ミャンマー統一政府は6日の声明で、 2021年2月に国軍の軍事クーデターによって選挙で選ばれた民主政府が倒されて以来、ミャンマーでは、少なくとも52の学校が空爆を受け、199の学校が他の理由で被害を受けた、と非難した。 2022年9月にザガイン地方での攻撃で学生11人が死亡した際には、教皇フランシスコが深い哀悼の意を表されている。 ( 2023年10月29日に撮影されたこの写真には、ミャンマーのカヤー州デモソ郡区にある国内避難民キャンプの仮設教会で祈る子供たちが写っている。 (写真:AFP) ツイート