6月の教皇と日本の祈りの意向

■6月

教皇の祈りの意向: 結婚の美しさ

キリスト者の共同体に支えられて結婚の準備を進めている若者たちのために祈りましょう。寛大さ、誠実さ、そして忍耐をもって、愛を育むことができますように。

   (2021.6.1 バチカン放送)  教皇フランシスコは、2021年6月の祈りの意向について、以下の内容のビデオメッセージをおくられた。

  「今のような困難な時代、若者は結婚したがらない」と言う人たちがいますが、それは本当でしょうか?

結婚し、人生を共にする、それは美しいことです。それは大変で、時には困難で複雑な道のりでもあります。しかし、努力する価値のあるものです。生涯の旅において、夫と妻は孤独ではありません。イエスが一緒にいてくださるのです。結婚は単に「社会的」行為ではありません。それは心から生まれる一つの召命です。それは自覚を伴う決意であり、そのための準備を必要とするものです。

どうか決して、忘れないでください。神は私たちのために夢を持っておいでです。それは愛です。そして、それを自分たちのものにするよう願っておられます。

神が私たちのために抱いておられる愛という夢を、私たちも分かち合いましょう。キリスト者の共同体に支えられて結婚の準備を進めている若者たちのために祈りましょう。寛大さ、誠実さ、そして忍耐をもって、愛を育むことができますように。愛するには、多くの忍耐が必要だからです。しかし、それは価値のあることです。(編集「カトリック・あい」)

 

日本の教会の祈りの意向: 召命

高齢化していく日本の教会の中で、若者がキリストの呼びかけに応え、神の民に奉仕することができますように。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年5月31日