・7月25日の第一回「祖父母と高齢者の世界祈願日」のテーマは、「私は、いつもあなたがたと共にいる」

(2021.4.24 カトリック・あい)

 教皇フランシスコは1月31日に毎年7月の第四日曜を「祖父母と高齢者のための世界祈願日」とすることを発表されているが、今年7月25日(日)となる第一回のテーマとして教皇が「私は、いつもあなたがたと共にいる」(マタイ福音書28章20節)を選ばれた。 

 バチカンの信徒・家庭・いのち省がこのほど発表したもので、教皇はこのテーマを通して、特に、今日の新型コロナ・ウイルスの世界的大感染による試練の中で、お年寄りたちに対する神と教会の寄り添いを伝えることを希望されている、という。

 同省はテーマ発表の声明で、「私は、いつもあなたがたと共にいる」という主イエスの言葉は、高齢者と若者たち双方が願い求める寄り添いと希望の約束であり、「若者が高齢者の生活に積極的に関わる一方で、高齢者は福音の告知と祈りを通して若者に信仰を伝える」という相互の使命を強調した。

 この記念日が各国の教会で有意義な形で行われるよう、6月中旬ごろ、現在開催中の「愛のよろこびの家族年」の特設サイトwww.amorislaetitia.vaを通して、司牧的提案を示したい、と同省は説明している。

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2021年4月24日