(2023.4.25 Vatican News)
教皇フランシスコの諮問機関、枢機卿顧問会議(G9)のメンバーが先に刷新されたが、刷新後初の会合が24日から教皇出席のもとに開かれている。
出席したのは、ピエトロ・パロリン(国務長官)、 フェルナンド・アルザガ(バチカン市国行政長官)、フリドリン・ベサング(キンシャサ大司教)、 オズワルド・グラシアス(ボンベイ大司教)、ショーン・オマリー(ボストン大司教)、ホアン・オメラ(バルセロナ大司教)、 ジェラルド・ラクロワ(ケベック大司教)、 ジャン=クロード・オロリッシュ(ルクセンブルグ大司教)、 セルジオ・ダ・ロチャ(サンサルバドル・デ・バヒア大司教)の9人の枢機卿と、G9事務局長のマルコ・メリーノ大司教。
G9は、世界の教会の統治とバチカン改革など主要課題について教皇の諮問に応じ、教皇を補佐するのを狙いに、教皇フランシスコが着座された2013年に設けられ、同年10月に初会合が開かれた。旧メンバーによる最後の会合は昨年12月に開かれ、”シノドスの道”の大陸レベルの歩みを中心に話し合われた。
今回の会合での協議内容は、バチカン広報局からまだ発表されていない。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)