(2023.2.6 バチカン放送)
教皇フランシスコは6日、トルコ南東部、シリア国境付近で同日発生した地震の犠牲者を悼まれ、トルコ駐在バチカン大使、マレク・ソルチュィンスキー大司教に宛て、バチカン国務長官、ピエトロ・パロリン枢機卿を通し送られた電報で、地震により非常に多くの人命が失われたことに深い悲しみを表明された。
教皇は地震の犠牲者の冥福を祈ると共に、遺族らに寄り添い、すべての被災者に精神的連帯を示され、教皇は救援にあたる人々が神からの勇気と忍耐の賜物に支えられるよう祈られた。
また、教皇は同じ悲しみを、シリア駐在バチカン大使、マリオ・ゼナーリ大司教に、国務長官を通した電報の中で表され、犠牲者らの魂を神に託されると同時に、新たな連帯精神のしるしとして救援活動を行う人々のために祈られた。そして、長い苦しみの中にあるシリアの人々に、神の力と平和を祈り求められた。
(編集「カトリック・あい」)