(2021.10.4 バチカン放送)
2023年夏に予定される「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)」リスボン大会の開催期間を8月1日から6日とすることが、同大会実行委員会から4日、発表された。
「世界青年の日」は、カトリックの若者の祭典。数年毎(現在は3年毎)に開催地を変えて行われる世界大会と、毎年記念される教区レベルのものがあり、教区レベルの「世界青年の日」は、昨年から、従来の「受難の主日」から「王であるキリスト」の祭日に変更されている。
世界レベルで行われるWYDリスボン大会は、当初2022年の開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、2023年に延期された。
リスボン総大司教マヌエル・ジョゼ・マカリオ・ド・ナシメント・クレメンテ枢機卿は同日、メッセージを発表し、WYDリスボン大会の開催日発表が「10月4日のアッシジの聖フランシスコの日に行われたこと」を強調したうえで、「大会開催までのこれからの22カ月が、若者たちにとって福音宣教のための有意義な期間となるように」と願った。