【モンゴル訪問】教皇、ウランバートルに到着、「共に希望する」をモットーに訪問開始

(2023.9.1  バチカン放送)

   教皇フランシスコは、9月1日午前10時(日本時間同日午前9時)前、モンゴルの首都ウランバートルのチンギスハーン国際空港に到着、バトツェツェグ外相やマレンゴ・ウランバートル使徒座知牧区司教、中央アジア司教協議会会長でアルマトイ(カザフスタン)聖三位一体教区のシエラ司教らの出迎えを受けられた。

ウランバートル知牧館で子どもたちからの歓迎を受ける教皇フランシスコ
(右の写真は、ウランバートル知牧館で子どもたちからの歓迎を受ける教皇フランシスコ)

 空港での歓迎式の後、ウランバートル市内の使徒座知牧館(司教館)に向かわれ、子どもたちからの歓迎を受けられた。9時間の飛行後でもあり、教皇はこの後、知牧館で過ごされ、2日から公式行事を開始。ウランバートル市内の広場での歓迎式や、政府宮殿での大統領や各界代表との会見、カテドラルでの教会関係者との集いなどを予定されている。

 今回の旅は、教皇フランシスコの第43回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)で、歴代の教皇による初めてのモンゴル訪問となる。教皇のモンゴル訪問のモットーは、「共に希望する」。この訪問は、同国のカトリック共同体を励ますという司牧的性格と、モンゴル政府からの招きを受けた公式訪問としての性格を併せ持っている。

 ウランバートルには4日正午頃まで滞在された後、ローマに戻られる予定。

(編集「カトリック・あい」)

 

 

 

 

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2023年9月1日