・バチカン人間開発省ナンバー・ツーにシスター・スメリッリ任命

(2021.8.26 バチカン放送)

 教皇フランシスコは26日、教皇庁人間開発省の暫定次官に、シスター・アレッサンドラ・スメリッリ(サレジアン・シスターズ)を任命された。

 人間開発省前次官ブルーノ・マリ・ドゥフェ師と、同省前次官補アウグスト・ザンピーニ神父の、所属教区への帰還に伴うもの。シスター・スメリッリは、今年3月に同省副次官に就任したばかり。

 教皇はこの人事に合わせて、新型ウイルス感染対策委員会の管理メンバーとして、人間開発省のピーター・タークソン長官、シスター・スメリッリ暫定次官、および難民移民局のファビオ・バッジョ副局長を指名された。

 シスター・スメリッリは1974生まれ、イタリア出身。政治経済学・統計学を専門とし、ローマやミラノの大学で教鞭をとり、2021年3月から人間開発省副次官および新型ウイルス感染対策委員会経済タスクフォース・コーディネーター。

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2021年8月27日